姪のソフィと二人で住む家を探すアナベル。紹介された物件は家賃も広さも申し分ないが、何か得体の知れない雰囲気を感じさせる家だった。突然両親を亡くしたショックから、心を閉ざし失声症を発症したソフィとのぎくしゃくした関係に、セラピー医師のロリスの助けを得ながらも生活が始まった。そんなある日、ソフィが庭に埋められていた木箱の中から、古びたオルゴールを発見する。ソフィはこのオルゴールを気に入り、片時も手放さなずにいた。しかし翌朝からアナベルが目覚めると、枕の上にはバラの花びらが散りばめられる日々が続き…。