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ホテルニュームーン

ホテルニュームーン

  • 48時間
  • 1:35:13
  • 440円(税込)

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ストーリー/あらすじ

大学生のモナ(ラレ・マルズバン)は、教師をしている母ヌシン(マーナズ・アフシャル)と二人暮らし。ヌシンはモナに、父親は彼女が生まれる前、山の中で登山家の友人を助けようとして事故に遭い、命を落としたと伝えていた。二人は、新居への引っ越しの準備を進めていた。まるで友達のように仲のいい親子だが、一人娘の交友関係に厳しく目を光らせる母に、モナは少々辟易気味。同じ大学に通う恋人サハンド(アリ・シャドマン)の存在もいまだ打ち明けられずにいた。モナにはもう一つ秘密がある。サハンドと共にカナダに留学する計画を立てていたのだ。ヌシンにばれないようパスポートを探すモナは、ある日、地下室に隠されていた箱の中に、見知らぬ日本人男性と母、そしてまだ幼児期の自分が写った写真を見つける。そこには日本語が書かれたノートも入っていた。一方のヌシンは、ある電話を受け、不安な思いを抱えていた。ある夜こっそり家を抜け出し、ホテルで田中(永瀬正敏)と会ったヌシンは、封筒に入った金を渡し、「お金は返すからモナには絶対に会わないでほしい」と頼み込む。それを聞いた田中は「お金が目的じゃない」と答えるしかない。ヌシンの後をつけその様子を見ていたモナは、田中が写真に写っていた日本人だと気づき、母との関係に強い疑念を抱く。思い切って田中に声をかけるが、彼は何も言わず、謎は深まるばかり。何も語らない母をあやしんだモナは、自分の出生にまつわる秘密を感じ取り、自力で調べようと決意する。一方、恋人のサハンドは、何かを思い詰めている様子のモナに不信感を抱き始める。ヌシンの抱えている秘密とは何なのか。モナの父親は誰なのか。田中は何を伝えにイランへやってきたのか。母と娘が抱えた秘密と嘘は、やがて悲しい真実へとたどり着く――。

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