「東大一直線」「ゴーマニズム宣言」の漫画家・小林よしのりの原案を石井聰亙が映画化。過激で渇いたブラックユーモアが痛快なアクション・ホームドラマ。手狭な団地を脱出し、マイホームを手に入れたパパとママは、アイドル狂いの娘、東大を目指すガリ勉の息子に手を焼きながらも家族4人で平和で幸せな日々を送っていた。ところが、祖父が同居し始めてから、 だんだんとマイホーム主義のパパの様子がおかしくなる。さらに、大切な家がシロアリに蝕まれていると判り、パパの行動がエスカレートして…。イタリアのサルソ映画祭グランプリなど、ヨーロッパを中心とした海外でも人気を博した異色作。