都心部の子どもたちに自然の中で、農業体験を提供するNPO団体の代表レイリー。企業助成金の最終候補になったことでオフィスを構える必要からシェアオフィスの入居を決意。そのオフィスには同じ最終候補のジョシュもいた。身近にライバルがいることで闘志を燃やす2人だったが、お互いに何か惹かれるものを感じていた。そんな折、レイリーが引っ越した先の新居から、前の住人が忘れた大量の手紙が見つかる。それはマリソルという女性に宛てた“IT詩人”からのラブレターだった。他人の手紙を覗き見している罪悪感を持ちながらも、綴られた言葉に引き込まれるレイリーは、封筒に入っていた彼女への婚約指輪を本人に返却しようと、SNSを通してIT詩人に連絡を取り始める。