謀反の旗頭になることに対する懸念から臣下に自決を求められた阿史那頌と宇文闡を、独孤伽羅は突厥へと逃がす。その頃、巡行中の楊勇は朝廷が送った物資を横領していた官吏を処刑し、その一報を受けた楊堅と独孤伽羅は楊勇の成長を喜ぶ。
乱戦が頻繁に起きていた北周王朝の初期、大冢宰の宇文護(ジァン・カイ)が実政権をもっていた。宇文護は従弟の宇文毓(チエン・ヨンチェン)を傀儡として皇帝の座に座らせ、反対勢力を制圧し、政治権力を強化してきたが、朝廷内外で朝廷への不満が高まり始め、朝廷は民憤を抑えようと仏教行事を積極的に行う。隨国公の長男・楊堅(チェン・シャオ)も弟達を連れてその行事へ参加するが、そこで男装をした衛国公の娘・独孤伽羅(ジョー・チェン)に出会う。弱い立場の人たちを助ける善良でまっすぐな性格を持つ独孤伽羅に楊堅は好意を抱く。一方で、宇文護は反対勢力である独孤伽羅の父である衛国公を排除しようと謀略を仕掛ける。家族が迫害に遭った独孤伽羅は復讐を決意し、楊堅はそんな彼女を支え、復讐を成し遂げる。その後、楊堅は乱世の中で中国を統一し、隋の初代皇帝として文化経済の発展に力を注いでいく。開国皇帝となった楊堅を独孤伽羅は支え、二人は隋の時代の発展に欠くことの存在となり、中国古代朝廷の歴史で美しい物語を織りなしていく…。
2017年/台湾/全50話/日本語字幕版
監督:チャン・シァオジョン、ディン・インジョウ、チャン・ズーチアン 脚本:ヤン・ジー
キャスト:ジョー・チェン、チェン・シャオ、ジァン・カイ、チエン・ヨンチェン、チー・ジー、ハイ・ルー、ジャン・ルー、ジャン・レイ