語星(ぎょせい)は、柳(りゅう)院判から父親が殺される前の様子を聞き、下手人が後宮と関わりのある人物であると知る。その頃、皇帝は将軍・哲里(てつり)が謀反を起こそうとしていると考え、万が一に備えるよう宗麟(そうりん)に命じていた。都がきな臭くなってきて、宗麟は牢にいる萩祺(しゅうき)のもとへ。後日、宮殿では萩祺が自害したという話が流れ、彩凰(さいこう)の耳にも届くのだが…。
崇徳3年、姉妹のように育った趙語星(ちょう・ぎょせい)と李彩凰(り・さいこう)は、反逆者による反乱で離れ離れになってしまう。目の前で父を殺された語星は、反乱の真相を明らかにし彩凰を探し出す事を誓う。そのために御前侍衛の岳宗麟(がく・そうりん)の助けの下、宮廷の御膳房に入学する。一方、妹の彩凰は反乱から逃げる際に寨桑(さいそう)によって反逆軍から救われていた。家出していた娘・萩祺(しゅうき)を探していた寨桑への恩返しのため、彩凰は萩祺になり代わり庶妃(側室)として宮廷入りする。宮廷内で偶然再会できた語星と彩凰は、二人で手を取り合い反乱の真相を探る。宮廷での名誉や地位を求めていなかった二人だが、彩凰が皇帝に気に入られたことをきっかけに側室の淑妃(しゅくひ)の嫉妬を買い、宮廷の勢力争いに巻き込まれていく。聡明で正義感の強い語星は、宗麟に助けられながら多くの困難を乗り越えていく。父を失った反乱の真相は…? そしてお互いに支え合う語星と宗麟の関係はどのように発展していくのか…?
2020年/台湾/全25話/日本語字幕版
キャスト:ウー・ジアイー、チャオ・イーチン、ハン・ジウヌオ、ガン・ティンティン