西暦852年。ヴィーザルの父、アスビョルン率いるデーン人の一行は、ウェールズ海岸からイギリスに侵入。アスビョルンの弟スクルドが統べる大集落キャンプを目指す。だが、ワイマン率いる集団の夜襲に遭い、仲間のみならず、両親と妹までを失ってしまう。一人生き残ったヴィーザルは追ってきたワンマンの息子を倒し逃走を続けることで、お互いが復讐相手となった二人。そんな時、力尽きて倒れていたところを司教に助けられたヴィーザルは、傷を癒したのち、叔父スクルドの集落を目指す。しかし道中、ローマ軍の残党カシウス率いる一団に捕らえられ、闘技場で捕虜同士の殺し合いを強いられることになる。