父を亡くし天涯孤独となった17才の高校生ウミンは、悲しみに暮れていた。以前からウミンの父を介護し交流もあったスジョンが、身寄りのない彼を心配し、母親代わりとして一緒に暮らすことに。話すことはできなくても、いつも親身になって接してくれるスジョンに心から感謝するウミンだったが、彼女に対する淡い恋心は止められずにいた。スジョンに負担をかけまいとキャバクラでアルバイトをしていたウミンの前に、客としてウミンの通う高校の舞踊の教師・ヘギョンが現れる。酒の勢いもあり、二人はそのまま男女の関係に…。それを機に、二人は人目を盗んで頻繁に会い、欲望を満たしていった。愛を知らないウミンはヘギョンの肉体を求め、またヘギョンはウミンを一人の男として愛するようになる。そんなある日、ウミンは薬剤師のソンジェがスジョンに好意を抱いていることを知り、強く嫉妬するようになる。しかもなんとその薬剤師は、あのヘギョンの夫だった。