両親を亡くした少女ポリーナは、叔母バルバラの屋敷で半ば閉じ込められるように暮らしていた。バルバラの躾は酷く、そして何かを隠しているようだった。ある日、ポリーナは美しい木箱の中に隠された写真の切れ端を見つける。そこに写る男がもしかして自分の父親ではないかと思ったポリーナは、両親への想いを馳せる。その夜、バルバラがポリーナを殺そうと企てているのを知り、家から抜け出し吸い寄せられるように映画スタジオへと逃げ込む。すると謎の男の幻影が現れ、写真を全て集めれば家族の秘密を解くことができると告げられる。ポリーナは写真を探してスタジオをさまようが、そこは現実と映画の世界が交差する摩訶不思議な世界だった―。