天剣山の第六剣人・李牧(り・ぼく)の誘いを受け、秦烈(しん・れつ)たちは修練のため、暴乱の地に足を踏み入れた。暴乱の地は5つの大陸からなり、その1つである天啓大陸が第一関門だという。そこでの試練は、10年に一度開かれる神葬場から始まる。厳しい闘いを覚悟し、早速、神葬場のある黒玉城を訪れた秦烈一行の前に、幼い子供の姿をした3人の邪族が現れた。彼らは詭目族。この地では情報通として知られる存在のようで…。
手に手に松明を持ち、闇夜の雪原を進む一団。彼らが見つけたのは、雪に埋もれるようにして眠る男の亡骸だった。不意に突風が吹き、松明の火が消える。彼らの前に姿を現したのは、人間の3倍はあろうかという霊獣・銀焔蜘蛛(ぎんえんぐも)である。男――揺揺(ようよう)の父を殺したのも、この化け物に違いない。仲間たちが蜘蛛の糸で動きを封じられるなか、一団を率いる秦烈(しん・れつ)は両手から“雷力”を放ち、巨大な蜘蛛の怪物と単身渡り合うのだった。しかし、やがて雷力も尽きてしまい…。
2021年/台湾/全36話/日本語字幕版
監督:リョン・クォックグン、リー・ヨンフイ 脚本:クォック・ボーイン
キャスト:ファン・チョンチョン、チェン・シャオ、リウ・イートン、ニエ・ズーハオ、マー・ユエ、ジョン・イービン、ワン・イーミン、ゴー・シンイー、ディン・ヨンダイ、リウ・グワンシアン