悠久の縁（えにし）〜百霊潭〜 第8話 学堂の妖怪たち

あらすじ

学堂では薬舗の医師・無垠（ぶぎん）の弟子・司瞳（しとう）が幅を利かせ、春妖（しゅんよう）の従者・孔瀾（こうらん）の息子でありながらまだ羽も生えず羽神の小山（しょうさん）に守られている孔七（こうしち）がいじめられ、成人礼の試験に通るのも無理だとばかにされていた。それに腹を立てた寒生（かんせい）は司瞳に自分も孔七も成人礼の試験に合格してみせると啖呵を切ると、春妖（しゅんよう）から猛特訓を受け始め…。

ストーリー

天界にある忘川を守る忘川仙人の春水は罪を犯し、天帝の怒りを買った彼は記憶を奪われ人間界にある百霊潭を守る半妖半仙の春妖となる。一方で北陸国の公主、寒生は、政略結婚から逃げる途中、誤ってこの百霊潭に入ってしまう。妖怪しか持たないはずの運命を記録する宿書が、人間の寒生にもあるため、春妖は寒生の素性が気になり生かしておくことにする。そんな中、魔気を鎮圧する昆侖鏡が壊れ、2人は再度昆侖鏡作るため旅に出る。

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