陸雲旗(りくうんき)は君九齢(くんきゅうれい)を陥れようとした江友樹(こうゆうじゅ)を武徳司の獄に入れて口封じする。また、北祁の動きを警戒するしゅさんが北方に戻してほしいと楚譲に願い出た頃、黄誠(こうせい)は北祁の皇太子・郁遅海(いくちかい)と密会して敵に利する策を授けていた。一方、北方で種痘を広める旅を続けていた君九齢はしゅさんの母・郁(いく)夫人が刺客に襲われている場面に出くわし…。
天侑六年、志宗皇帝が崩御。皇帝の次女である楚九齢は父の死を不審に思い、即位した叔父が犯人だと疑い仇を討とうとしたが投獄される。先帝に恩義のある神医・君応文は、楚九齢を脱獄させ、その娘の君蓁蓁は、楚九齢の身代りとなり焼死。君応文は楚九齢の容貌と声を君蓁蓁に変え、楚九齢は君蓁蓁として生きながら、真相を暴き、復讐することを誓う。その後君応文は事故死、君蓁蓁となった楚九齢は彼の遺言通り彼の亡妻の実家・方家へ向かい、方家の外孫として生活を始める。事件の謎を解くうちに、成国公世子・しゅさん、武徳司統領・陸雲旗、君蓁蓁の元婚約者・寧云釗と方家の後継者・方承宇4人の運命と絡んでいく。
2021年/台湾/全40話/日本語字幕版
監督:チェン・シータイ 脚本:リー・ミンチャオ
キャスト:ポン・シャオラン、ジン・ハン、ドゥー・ヤーフェイ、ジョウ・ジャン、ワン・ヨウシュオ、ハー・ホンシャン