夢織姫〜秘密の貴公子に恋をして〜 第43話

あらすじ

決戦の火蓋が切られ、班家軍が勝利を収める。逃げず大月宮（だいげつきゅう）に残った石飛仙から、積年の恨みをぶつけられ「どうぞ殺して」と言われたはんかくは、彼女に「あなたはとうに死んだ女よ」と言い放ちその場を後にする。戦いが終わり、皇太子を皇帝に推戴したはんかくと容瑕。しかし皇太子は思い掛けず容瑕に禅譲すると表明し、皇后や皇太后、官吏たちは反対するが…。

ストーリー

班家の娘・はんかくは武術が得意で正義感の強い型破りなお嬢さま。ある日、家族が悲劇に見舞われる予知夢を見たはんかくはなんとか回避しようと自ら行動に起こす。そんな中、女性なら誰もが憧れる名声を持つ貴公子・容瑕（るび：ようか）と出会う。まったく自分になびかないばかりか、偶然再会した祝宴会で彼に恥をかかされる始末。そんな彼に興味を持ったはんかくだったが、一方で容瑕は両親の仇を討つべく虎視眈々と復讐計画を進め、はんかくを利用しようと考えていた。しかし、容瑕もまたはんかくの真っ直ぐな性格と優しさに触れ、次第に気になる存在になっていくが…？

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