荒川区「日暮里」。「布の街、布の道」と書かれた旗を横目に通りを歩く五郎(松重豊)。立ち並ぶ繊維問屋街を進み、今回の商談相手である増田(入山法子)の元へ。依頼品である“ネクタイピン”を見せると、イメージにぴったりと喜ぶ増田。そして、自身が担当する映画の主演役者と五郎の背丈が似ているとのことで、衣装合わせの代役も五郎にお願いすることに。最初は困惑したが、誉め言葉の連発でどこかまんざらでもない様子だったが…。慣れないことをした五郎は、腹が減りお店探しへ。腹にジャジャーン!と響くお店を目当てに探し歩いていると、「韓国式中華料理」の看板を発見する。堂々たる文字で書かれたお店の名前とメニューの写真、まさに求めていたお店と言わんばかりに大きく頷き、入店する。メニューの多さに注文に難航した五郎が注文した大満足の料理とは。