神奈川県川崎市「元住吉」。久々にこの地を訪れた五郎(松重豊)。移りゆく街並みを感じつつ今回の商談相手である「スナック幸」のママ・幸代(馬場園梓)のお店へ。陽気なママのペースに終始飲まれつつも予想に反してすんなり商談が成立。“腹が減った”と今日もお店探しの旅路へ。強めなモノを腹に入れたい気分と、商店街を歩きながらお店を探す五郎。すると、外観が補修工事中で一度は見落としていたが独特な字体で書かれた名前のお店を発見する。立て看板に刻まれた“本気”の文字にその本気、拝見しようといざ店内へ。20種類以上もあるこだわりの中国茶に激レア食材を使った料理まで、謎メニューのしぶきで目が開いてられないほど五郎の脳内は混線状態…。五郎に中華の神髄に辿り着くのには、四千年くらいかかると言わしめたお店自慢の本気料理とは。