龍王の恋 永遠（とわ）なる誓い 第32話

あらすじ

軽烟（けいえん）は狼妖を倒したばかりか、猫妖を捕らえることにも成功した。だが、彼女の持つ金鷹匕首（きんようひしゅ）によって霊力を弱められた龍炎（りゅうえん）は、狼妖の毒に侵されてしまうのだった。あくる日、縛られた猫妖を改めて眺めた龍炎は、心の中で驚きの声をあげる。その猫妖は、かつて流蛍（りゅうけい）に助けられた猫の花点（かてん）だったのだ…。

ストーリー

天帝の宮殿から盗まれた金甲を取り戻すため、天魔のそうさつと対峙する龍王・尉遅龍炎（うっち・りゅうえん）。彼は、見事２人を打ち破るが、突然、岩でできた城が崩れ始める。自分を閉じ込めようとする罠だと察し、尉遅龍炎は脱出を図るがケガを負ってしまうのだった。そんななか、流蛍（りゅうけい）は奉公先の令嬢・夏侯雪（かこう・せつ）と共に、落英谷（らくえいこく）を訪れていた。花が咲き乱れる美しい景色を楽しんでいた流蛍は、そこで傷ついた白い蛇を見つける。彼女は恐る恐る蛇を拾い上げると、夏侯府へと連れ帰るのだが…。

» ご希望の作品が見つからない場合