龍王の恋 永遠（とわ）なる誓い 第33話

あらすじ

龍炎（りゅうえん）は、上古の秘術・夢魘（むえん）法によって作り出された軽烟（けいえん）の夢の中へと入り込んだ。現実と夢との間に生じたわずかな綻びから、術をかけたのは猫妖の花点（かてん）であると気づく龍炎。雪阡尋（せつ・せんじん）と青青（せいせい）は、すぐさま花点を問い詰めるが、彼女は夢魘法が相手の魂を奪う、恐ろしい秘術だとは知らず…。

ストーリー

天帝の宮殿から盗まれた金甲を取り戻すため、天魔のそうさつと対峙する龍王・尉遅龍炎（うっち・りゅうえん）。彼は、見事２人を打ち破るが、突然、岩でできた城が崩れ始める。自分を閉じ込めようとする罠だと察し、尉遅龍炎は脱出を図るがケガを負ってしまうのだった。そんななか、流蛍（りゅうけい）は奉公先の令嬢・夏侯雪（かこう・せつ）と共に、落英谷（らくえいこく）を訪れていた。花が咲き乱れる美しい景色を楽しんでいた流蛍は、そこで傷ついた白い蛇を見つける。彼女は恐る恐る蛇を拾い上げると、夏侯府へと連れ帰るのだが…。

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