龍王の恋 永遠（とわ）なる誓い 第36話（最終話）

あらすじ

七殤呪（しつしょうじゅ）を受けた体で法術を使えば、身を亡ぼすことになる。それを承知の上で、龍炎（りゅうえん）は決戦の場へ赴く。軽烟（けいえん）を守る結界を張るために、己の内丹（ないたん）をも差し出した。まさに命を捨てる覚悟だった。雪阡尋（せつ・せんじん）との死闘で力を使い果たした龍炎の前に、命格星君（めいかくせいくん）が立ちはだかる。その時…。

ストーリー

天帝の宮殿から盗まれた金甲を取り戻すため、天魔のそうさつと対峙する龍王・尉遅龍炎（うっち・りゅうえん）。彼は、見事２人を打ち破るが、突然、岩でできた城が崩れ始める。自分を閉じ込めようとする罠だと察し、尉遅龍炎は脱出を図るがケガを負ってしまうのだった。そんななか、流蛍（りゅうけい）は奉公先の令嬢・夏侯雪（かこう・せつ）と共に、落英谷（らくえいこく）を訪れていた。花が咲き乱れる美しい景色を楽しんでいた流蛍は、そこで傷ついた白い蛇を見つける。彼女は恐る恐る蛇を拾い上げると、夏侯府へと連れ帰るのだが…。

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