徐嗣諄が回復し、徐令宜と羅十一娘はようやくひと息つく。2人はそれぞれ喬蓮房に対し疑惑を抱くが、確かな証拠がつかめない。徐嗣諄を喬蓮房から離すため、徐令宜は羅十一娘に教育を任せることを徐大夫人に認めさせる。さらに、羅十一娘をねぎらうため、徐令宜は上質な錦羽扇(きんうせん)を自ら作って贈るが、何も反応がないことの不満を、羅十一娘へつい口にしてしまう。
明の時代、身分の低い母親から生まれた庶子の十一娘(じゅういちじょう)は、居心地の悪い羅(ら)家を離れて自由な人生を送ることを望んでいたが、姉の死後、その夫だった寡黙な将軍、徐令宜(じょれいぎ)に嫁ぐことになってしまう。徐令宜は父を亡くし若くして爵位を継いで徐家の大黒柱となって以来、家を守る責任と政治闘争で憔悴する毎日を送っていた。互いに関心のない結婚生活を送っていたものの、徐令宜は十一娘の素直さや的確な助言をする姿を目にし次第に惹かれ尽すように。そんな優しい夫に少しずつ心を開いていく十一娘だったが、実は彼女は謎の死を遂げた母親の仇敵が徐家にいるのではないかと疑っていてー?
2021年/中国/全52話/日本語字幕版
監督:ウェン・ドーグアン、ヤン・シアオボー 脚本:チョン・ティンユー
キャスト:ウォレス・チョン、タン・ソンユン、タン・シアオティエン、ハー・ホンシャン