白玉無瑕＜はくぎょくむか＞〜恋とミッションは若様と〜 第9話 香り袋の秘密

あらすじ

官府は馬三の死亡をもって事件解決とするが、江白玉、水無瑕は納得がいかない。２人は兄や父の死に馬如龍が関わっていると疑うものの、決定的な証拠はなかった。残された唯一の手がかりは、馬三が死に際に水無瑕へ渡した香り袋だ。だが、袋の中には薬草以外の物は入っていない。しかも水無瑕は突然、目の病にかかってしまう。

ストーリー

侍女の育成機関であるろうやかく。名門の子弟の補佐役を務めることをミッションとする彼女たちは日々学業と武芸の鍛錬にいそしんでいた。その中でも最も優秀な侍女・水無瑕（すいむか）は、江氏の若様である江白玉（こうはくぎょく）が出仕できるよう、文武を指導する者として指名される。プライドの高い水無瑕と放蕩息子の江白玉は犬猿の仲となるが、実はそれぞれ他人には言えない秘密を抱えていた。水無瑕は生き別れた兄を探し、江白玉は父親の死の真相を追っていたのだ。一方で、水無瑕はピンチの際にいつも彼女を救ってくれる仮面の侠客・沈青鯉（しんせいり）の存在が気になっていたが、沈青鯉が江白玉の裏の顔とは知る由もなかった。水無瑕と江白玉は衝突しながらも協力体制を取り、次第に黒幕に近づいていくのだが…。

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