恋鏡〜双つの魂、焦がれし姫〜 第29話

あらすじ

先王谷でそぼと白瓔を待ち構えていた羽幻は、霊識を使って発動する火陣を繰り出す。倒れた白瓔だけを救出した白麟だったが、実は密かに羽幻と通じていた。なんとか羽幻を倒したそぼだが深傷を負ってしまう。そぼを救おうとする白瓔の前に莵蘿の雅燃（がねん）が現れ、清水のある場所へ案内する。助かったそぼは雅燃たちの身の上を聞き、必ず碧落海に帰すと誓い…。

ストーリー

空桑、泉先、滄流の3つの国が覇権を争う雲荒と呼ばれる世界。空桑が泉先を征服し、碧落海に住んでいた鮫人が流浪の民となってから7000年後。鮫人のそぼは故郷の碧落海を取り戻し泉先の民を救うための旅をしていた。その100年前、空桑で虐げられていた鮫人を救う中で、白氏一族の郡主・白瓔と出会い、太子・真嵐の妃となるはずだった彼女と運命的な恋に落ちるが、その結果、空桑は滄流に支配されてしまう−。

» ご希望の作品が見つからない場合