海堂(原田龍二)らアジアエコロジー会議の関係者3人に時限爆弾が送り付けられるという事件が発生した。幸い海堂と大隈教授(本田博太郎)のもとに送られた爆弾は不発。海堂は民間人を守ることが最優先と、海堂を心配する葵(福田沙紀)を大隈教授のもとへ潜入させる。微生物をこよなく愛す大隈は、名門女子大出身でクロスボウが趣味のお嬢様、妻・季和子(国生さゆり)を溺愛。しかし、実際の季和子は夫の前ではお嬢様っぽく振る舞う裏で、大隈の研究助手・島野(須藤元気)との不倫を楽しんでいる。ある晩、葵が大隈家のゴミ箱から、爆破まで10分を切った時限爆弾を発見。あわや爆破かと思われたが、葵の機転によって無事解体に成功した。いったい誰が爆弾を仕掛けたのか?翌日、葵はクロスボウを手に出かけていく季和子を尾行するが途中で見失ってしまう。そんな時、曜子(かでなれおん)に呼び出された葵は、衝撃的な言葉を聞かされる…「海堂本部長がお亡くなりになりました」