花令嬢の華麗なる計画 第13話

あらすじ

金珀（きんはく）国の将軍・阿瓦（あが）が、「花琉璃（かりゅうり）に会わせろ」と毎日訴えていると裴済懐（はいせいかい）から聞いた姫元溯（きげんそ）。その理由を探るべく、阿瓦が収容されている大理寺（だいりじ）の牢（ろう）へと向かう。花琉璃と金珀国の第二皇子・賀遠亭（がえんてい）の関係を阿瓦から聞いた姫元溯はその後、花琉璃のもとへ。自分と侍従、雲寒（うんかん）、そして賀遠亭の中で容姿が1番良いのは誰かと彼女に尋ねるが…。

ストーリー

昌隆（しょうりゅう）30年の冬、長く続いた敵国・金珀（きんはく）国との戦いで縉（しん）国を勝利に導いた花（か）家軍。その功績により花家の娘・花琉璃（かりゅうり）は、県主の称号を与えられ、皇帝から都に呼ばれる。しかしそれは、「花家の兵力増長が皇位を脅かす」と言う官吏たちをなだめるためのいわば人質としてだった。そのことを百も承知で都入りした花琉璃は、気が強く武芸の達人でありながら人々を欺くために病弱でか弱い令嬢を装うことに。だが、幼い頃に何度も文（ふみ）を送っていた皇太子・姫元溯（きげんそ）にだけは素顔を見抜かれていて…！？ 芝居を続ける花琉璃とそんな彼女の動向に目を光らせる姫元溯。2人は互いの腹を探るうち、惹かれ合っていき…。

» ご希望の作品が見つからない場合