惜花し〜星が照らす道〜 第10話 温かい食卓

あらすじ

凌王府で10年前の火事について何か知っていたはずの使用人が暗殺され、芍薬（しゃくやく）が行方不明に。焦った顧晏惜（こあんせき）が懸命に妹の捜索をする中、かしは偶然出会った迷子の芍薬を家に連れ帰る。孤独に育った芍薬がそこで見たのは初めて知る温かい家庭だった。その翌日、屋台で芍薬と一緒にいたかしは現れた顧晏惜が彼女の兄だと知ると…。

ストーリー

花家の令嬢・かしは皇都の御史である祖父・花屹正の巡察に同行、広い視野を持つ勇敢な女性に育った。そして今、年頃となった彼女は沈家の若様・沈淇との結納が決まるが、花屹正が逮捕されて花家は一夜にして没落。一族の男性たちは追放されることとなり女性たちは罪を免れるも城外で貧しい暮らしを強いられる。この騒動で皇帝直属の諜報機関・七宿司を率いる司使として暗躍したのは仮面で顔を隠した凌王の世子・顧晏惜だったが…。

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