恋心が芽吹く頃〜Blooming Days〜 第15話

あらすじ

呂北逸や慕天殊（ぼてんしゅ）らの加勢で暴動を抑えた賀連信だったが、相手は民ではなく暴徒だったと呂北逸が明言。その場に駱青蓮も駆けつけ、賀連信に貸付金回収を任せた安王の思いを打ち明ける。そこには屋敷の中に蠢（うごめ）く後継者争いへの思惑があった。賀連信はいつの日か曲涼（きょくりょう）の民が苦しまぬようにしてみせると涙ながらに語り、駱青蓮は強い言葉で彼を激励する。そのとき呂北逸が自分たちの様子を見ていることに気づいた駱青蓮は、彼と話す機会を得て…。

ストーリー

駱（らく）家の令嬢・青連（せいれん）は愛する恋人・呂北逸（りょほくいつ）との婚礼を前に、王様・賀雲朔（がうんさく）の亡き妻に瓜二つという理由でお妃選びに強制的に参加させられる。ところが、ある騒動が持ち上がり、駱青連は第三子・賀連信（がれんしん）の妾として引き取られる羽目に。駱青連は運命の変転に抗おうとするも、賀連信の妻や側室たち、兄弟らがしのぎを削る権力争いの渦中へと放り込まれてしまう。賎民に落とされた呂北逸を助けるために賀連信に協力することにした駱青連だったが、賀連信とともに過ごすうちに民を思う彼の真実の姿を知り、次第に惹かれていく。王家の権力闘争が激しさを増す中で果たして2人は愛を育んでいくことができるのか――？

» ご希望の作品が見つからない場合