元少年兵のヨナは、両親を殺した武器を憎みながらも、武器商人ココの私兵部隊に加わることとなった。

商品を届けて帰るだけの任務のはずが、赴いた先はパイプライン利権を奪い合う戦闘地域と化していた。

ココの命を狙う2人組の殺し屋・オーケストラが、白昼の街中で突然襲撃をしかけ壮絶な死闘を展開する。

オーケストラの襲撃を受けたココはレームたちと合流するも、見境なしに銃撃され防戦一方の状態に…。

ソマリア沖で追加の荷を受け取ることになったココだったが、それを運んできたのは兄のキャスパーで…。

海路で移動中、海賊に襲われつつも南アフリカに到着したココは、天田南博士に会おうとするが…。

かつて自身の部隊を全滅させた者の面影を垣間見たバルメは、その者の正体を聞き出すべく戦いを挑む。

元女優の兵器ブローカー、トロホブスキー。彼女はココの行く先々に根回しをして動きを封じてくる。

商品を空輸することになったココたち。しかし商品の他に医師団も合わせて輸送することに…。

T共和国空港でバルドラの部隊をしりぞけるも、連れてきた医師長のリビエールを攫われてしまう。

かつて自分の部隊を全滅させた敵の手掛かりをつかんだバルメは、ココ部隊を離れ一人敵地へ向かう。

バルメとヨナの欠けた状態で殺し屋の襲撃を受けるココたち。かつてない危機的状況に陥ってしまう。

ある日のソロモン諸島。ココたちHCLI、ライバル社やCIAが注目するなか、ロケットの発射が行われた。

CIAのブックマンは自らの計画に刃向おうとする部下ヘックスに邪魔をしないよう警告するが…。

ヘックスの独断による作戦が実行に移され、ココとヨナを守ろうと動き出すアールだったが…。

キャスパーはここ最近、東南アジアの兵器展開に影を落とす「日本の商社」の存在を気にかけ始める。

兵器業界の背後に暗躍する「日本の商社」とは、かつてトージョが所属していた秘密部隊のことであった。

日野木から“話し合い”のため東京湾アクアライン、海ほたるサービスエリアに呼び出されたココたち。

過去の思い出話として湾岸戦争従軍時にレームと出会い、共に特殊作戦に従事したことを語るワイリ。

南に散歩に連れ出されたヨナは、南に「ココと一緒に何を始めようとしているのか？」と問いただす。

スケアクロウはココがメルヒェン社の第二製作所に秘密裏に多額の資金を投入していることを突き止める。