２億２千万年前の三畳紀の地球には大陸がひとつしかなく、長い乾期が続く厳しい環境だった。

１億５２００万年前のジュラ紀は湿度が高く、森やシダの平原が広がる緑豊かな時代であった。ドラスティックな地球環境の変化が巨大草食動物を生み出した。

１億４９００万年前のジュラ紀後期に最も繁栄した生物は、大型の海生爬虫類であった。彼らは空気呼吸をしながらも海での生活に適応した進化を遂げていった。

１億２７００万年前、白亜紀初期に繁栄していた生物の一つは空を自由に飛びまわる翼竜であった。

１億６００万年前の白亜紀中期、南極大陸は深い森に覆われており、多数の恐竜が生活していた。その生態をラエリナサウラと呼ばれる草食恐竜の一族を軸に追いかけていく。

６５５０万年前の白亜紀後期、そこでは肉食恐竜Ｔ−ＲＥＸが草原を支配していた。一頭のメスのＴ−ＲＥＸの繁殖から子供の誕生までを、狩りやアンキロサウルスとの戦いを交えながら追いかけていく。

生後間もなくアルサウルスの”ビッグ・アル”は、自らの餌を捕えるため巣を離れる。

アメリカ・ワイオミング州で発掘されたアロサウルスの雄の完全な骨格の化石、通称”ビッグ・アル”。

巨大なカギ爪の持ち主を探すため、7500万年前の白亜紀後期のモンゴルにやってきたナイジェル。彼は70cm以上もあるカギ爪の正体は肉食恐竜のテリジノサウルスのものと考えていた。

体長が30m以上もある地上最大の植物食恐竜アルゼンチノサウルスに出会うため1億年前の白亜紀中期のアルゼンチンへ向かうナイジェル。

オルドビス紀の海でウミサソリに脚を切られた動物学者であり冒険家のナイジェル。しかしそれは彼の危険な旅の序章に過ぎなかった。

始新世の海で、古代の肉食クジラ、バシロサウルスと対面をしたナイジェル。続く鮮新世の海では、大きな歯を持つ史上最大のサメ、メガロドンの生態を探るため、またもや危険を冒す。

メガロドンの撮影に成功した一行は、ジュラ紀の海に移動。大胆にも防護スーツだけを頼りに、最大の海生は虫類リオプレウロドンに接近する。そしてついに史上最も危険な白亜紀の海へ。

9500年前の白亜紀中期、アフリカ北部の川や沼を取り巻く荒野に生息したスピノサウルス。

2008年に発見されたエピデクシプリクスは、全身が短い羽毛に覆われ、長い尾羽があったことが分かっている。そして同じ仲間には全長８メートルもある巨大なギガントラプトルもいた。

カナダのアルバータ州立恐竜公園で発見されたティラノサウルス類ダスプレトサウルス。全長９メートル、体重３トンの巨体がサイほどの大きさの角竜類カスモサウルスを狙う。

１億５千万年前のジュラ紀の温かい海にはプレデターXと呼ばれる恐るべき肉食恐竜がいた。全長15メートルもあり、噛む力はティラノサウルスの４倍。

アルゼンチンで初めて発見されたアルゼンチノサウルスは、背骨ひとつが人間の背丈ほどもある史上最大の巨大恐竜。全長３５メートル、体重７５トンというケタはずれの巨体だ。

白亜紀後期の恐竜たちは環境への驚異の適応力を発揮した。ヨーロッパの島では、食料が乏しい環境に合わせて、体を小型化させた恐竜が見つかっている。

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