ナンシーから助言を受けたシャドウとウェンズデイは、女神オスタラのもとへと向かう。

不幸な過去を持つハーモン一家がロスに越してきた。彼らは前の持ち主が無理心中した館を購入する。

浮気相手から妊娠を告げられたベンはボストンへ出発。だが留守の間に謎の３人組が自宅に侵入！

ハーモン一家が住む家は「殺人の館」と呼ばれていた！ ヴィヴィアンは家を売ろうとするが…。

死者がこの世を徘徊するといわれるハロウィンの季節が到来。館で殺された幽霊たちも帰還する!?

死んだはずのヘイデンがベンのもとに現れる！ ベンは彼女とラリーが恐喝を企てたと思い込むが…。

妻に愛想を尽かされ家から追い出されたベン。そんな時、ブタ男という都市伝説を恐れる男が現れる。

"殺人の館"に２人の購入希望者が現れる。だが目的は、家を取り壊して集合住宅を造ることだった。

続発する不思議な現象に精神を蝕まれるヴィヴィアン。錯乱状態に陥った彼女はベンに銃を向ける。

ヴィヴィアンの胎内にいる双子に関する衝撃的な事実とは？ ベンようやく館の実態を認識する。

学校に行かない娘ヴァイオレットを憂えるベン。彼女を全寮制の学校に転校させようとするが…。

ヴィヴィアンが産気づいた！ そこへモンゴメリー医師と惨殺された２人の看護師が助けに現れて!?

ヴィヴィアンが死に、落ち込むベン。死産した赤ちゃんは霊となり、ノーラが世話をしていた。

人格が豹変し、邪悪な言葉を発して大暴れする17歳の少年。ジュードは彼の悪魔払いをするが…。

温和だったユーニスは淫らな修道女に変貌。嵐が近づく夜、ラナはグレースらと逃亡を図るが…。

ラナの性的志向を矯正するため屈辱的な治療を施すスレッドソン。そしてジュードのもとへ刑事が!?

アンネを名乗る女性の言葉を信じ、アーデンへの疑惑を深める。ラナはまたも脱走を試みるが？

7歳の少女に潜む残忍性とは？ 一本の電話を取ったジュードはアーデンへの疑惑を再び深める。

黒い羽を持つ死の天使。天使と対面したユーニスは自分たちが邪悪な同類であることを確信する。

ジュードを陥れようとするユーニス。一方、アーデンはグレースの遺体を始末しようとするが…。

策略によって無実の罪を着せられたジュード。かつて自分が支配していた病棟に患者として舞い戻る。

精神を病むジュード。ハワード司祭は自分を辱めたユーニスに再び立ち向かうことを決意する。

ブライヤークリフを脱出したラな。ジュードを助けるため再び戻った彼女が告げられた真実とは？

自伝小説のヒットでベストセラー作家となったラナ。だがサイン会でジュードの生存を知らされて？

テレビカメラの前で自らの数奇な人生を語り始めるラナ。その様子を陰から見つめる男がいた…。

白沢（はくたく）神君が、天界の忘川河のほとりで司命（しめい）と話していると、不意に袖が１輪のあやめの花にかすり、あやめは仙女の姿に変わった。その仙女は名を清歓（せいかん）という。それ以降、白沢につきまとい、冷たくあしらわれても一途に追いかけ続ける。ある日、清歓は雷に打たれる試練の「雷劫（らいごう）」を受け、大きく激しい雷に打たれそうになったところを白沢が身を挺して守る。そして大打撃を受けて花の姿に戻ってしまった清歓を救うため、自らの血を与える。

夜、白沢が村へ着くと１台の輿があった。その中には花嫁姿の清歓がいて、鬼郎君をおびき出すため、こっそりやってきたと言う。鬼郎君の声が聞こえ、２人が向かった先に鬼郎君が現れる。２人は鬼谷陣に入り込んでしまうが、清歓のおかげで陣を抜け出すことができた。そして白沢は鬼郎君と戦い、危機一髪のところで清歓が身を挺して白沢を守る。鬼郎君の攻撃を食らった清歓は重傷を負い、白沢は空き家で傷の手当てをする。その時、室内におかしな香りが漂い、清歓は取り乱してしまうのだった。

白沢は清歓を救いたい一心で師匠に解毒を懇願する。しかし毒にあたった原因が霖月だと判明するも、師匠は門派以外のよその者に解毒薬を与えようとしない。そこで白沢は、清歓を娶り青雲派の一員にさせて解毒薬が使えるよう、師匠に婚姻の許しを請う。怒った師匠に何度も棒で打たれて傷つくが、ついに解毒薬を手に入れ、そのおかげで清歓を回復させることができた。その後、白沢と清歓は晴れて夫婦となり幸せな初夜を迎えたのだが…。

崖の上までやってきた清歓は白沢の首を絞め上げるが、徐々に昔の記憶を思い出して我に返る。そこへ２人に追いついた白掌門が現れ、白沢に清歓を殺すよう命じる。だが白沢は師匠の命令に従わず、自分の命と引き換えに清歓を見逃すよう懇願する。それを聞いた清歓は崖から飛び降り、命を絶つのだった。その後、白沢は青雲派を離れて隠居し、独り清歓の墓を守って生涯江湖に関わることはなかった。

一夜を共にして仲が深まった白沢と清歓は、寝殿の庭で琴を弾いて甘いひと時を楽しむ。そこへ美酒を携えたよう王が押し入ってくる。２人の仲の良さを見て嫉妬したよう王は白沢に暴言を吐き、酒の壺を地面にたたきつけたため、その割れた破片が飛び散って白沢の頬を傷つけた。怒った清歓はよう王を追い出す。清歓はよう王に対して情はあっても、それは男女の愛ではなく、共に戦ってきた友への情であり、２人の気持ちはすれ違うのだった。