元湛の協力により、天舞酔坊は医館の牧原堂へと生まれかわった。感謝を表したい卿塵は、皇子たちの酒宴の席で舞を披露したいと申し出る。

卿塵は元湛からの求婚を断り、牧原堂へと移り住む。そして、鳳家の次女として鳳府に入り込む計画を着々と進めていく。

鳳衍（ほうえん）の生き別れた次女として鳳家に潜り込んだ卿塵は、密かに長女の繊舞の死の真相を探る。

人里離れた密林の奥にある離境天では、大勢の巫族（ぶぞく）が暮らしていた。その１人である卿塵（けいじん）は、執事巫女（みこ）の選定に参加する。

皇帝の元安を訪ねた巫族の長老の昔邪（せきしゃ）は、先帝の玉璽（ぎょくじ）と引き換えに、元凌の命を守る約束を取りつける。

自らの命が長くないと悟った昔邪。卿塵に元凌が先帝の子であることを打ち明け、さらに先帝の遺詔を託して、彼に渡すかどうかを決めるように命じる。

暗巫の力を使い、卿塵にかけられた聖巫女の封印を解いた第七皇子の元湛（げんたん）。それはかつて、昔邪と桃殀が天下の安寧と彼女の幸福を願い封印したものだった。

元凌との愛を貫くため、巫族を抜けるための試練を受ける卿塵は、元凌と力を合わせ試練の陣を突破することに成功。

九転玲瓏陣の中に入った卿塵は霊石を失う。さらに、九転玲瓏使と名乗る人物に襲われるが、陣から抜け出すことに成功。

元湛は皇太子の縁談を進めるため阿柴（あさい）族の元へ向かう。だが、その阿柴族では国王暗殺未遂事件が発生していた。

巫女たちの術で身動きが取れずにいた卿塵は、元凌に発見される。だが、梁兵の格好をしていたため敵だと疑われ、捕らえられてしまう。

元凌の奇策により梁軍の幕営から救い出された卿塵は、ためらいながらも次第に元凌との関係を深めていく。

魏国の皇子たちについて情報を集める阿柴族公主の朶霞（たか）。誰が夫にふさわしいかを調べるため、戦神と名高い元凌の元におもむいて、直接手合わせを求める。

美術の専門学校生 チンフイは、思いを寄せる後輩に告白しようとレストランで彼女を待っていた。

最悪の日が明け、チンフイに電話がかかってくる。泥酔していた女性 シャオフェイが借りたお金を返すためチンフイを仕事場に呼び出したのだ。

仕事仲間のパーティーに、元彼であり師匠でもある監督イエシーが来ると知ったシャオフェイは、チンフイを恋人として即席カップルを演じることに。

元彼との恋に終止符を打とうと悩むシャオフェイは再び泥酔し、チンフイの初デートをぶち壊してしまう。

想いを寄せる後輩 イエンティンにそっくりなオブジェを作り、告白を決心したチンフイだったが、バスケ部の部長がイエンティンに告白する現場を目撃し意気消沈する。

創作したオブジェが入選したことを報告するためシャオフェイ宅へ出向くチンフイだが、そこでイエシー監督と鉢合わせしてしまう。

元彼イエシーとの馴れ初めをチンフイに話し始めたシャオフェイは、イエシーとの関係を清算することを決心する。

チンフイがシャオフェイと連絡が取れず心配している頃、シャオフェイは姉の自宅を訪れていた。失恋した妹が気がかりな姉は、友人 ジエングオをシャオフェイに紹介する。

シャオフェイと連絡が取れなくなったチンフイは、彼女の身を心配していた。しかしそんな中、想いを寄せているイエンティンから課題の相談を受ける。

シャオフェイが姉の家から台北に戻る日、ジエングオが車を運転して送ることに。偶然シャオフェイとジエングオが一緒にいるところへ遭遇したチンフイは…。

母が本気で離婚を考えていると知ったチンフイは、シャオフェイに相談する。相談を受けたシャオフェイは、チンフイの両親を出演者としたCMを撮る計画を立てる。

想いを寄せる後輩イエンティンがバスケ部の部長と付き合っていないと知ったチンフイは、改めてイエンティンへの告白を決意するが…。

悩みながらも元彼であるイエシーの結婚式に参加しないという決断をしたシャオフェイは、ジエングオに伝言を頼み会場を後にする。

イエンティンの怖そうな父親におののきながらもプレゼントを渡したチンフイが目にしたのは、抱擁を交わすイエンティンとバスケ部の部長の姿だった。

チンフイはシャオフェイに叱咤され、自分の将来を真剣に考え始める。しかし、なかなか考えがまとまらない。

CM撮影のため現場に入っていたシャオフェイは、なかなか物事がうまく進まず苛立っていた。そんな中、主演の俳優が現場に遅刻する自体が発生。

シャオフェイと俳優が和解し、CM撮影は続行された。撮影現場で働く人々の姿に感動したチンフイは、映像製作の助手になることを決意しシャオフェイに告げるが…。