マホーンが警官を殴って逮捕された。マイケルは彼の救出を諦め、スキュラ捜索続行を提案するが？

ティーバッグの策略にまんまとハマったマイケル。スキュラのありかを探すよう脅迫されるが…。

マイケルたちの動きを察知した“将軍”と呼ばれる人物とは？ スキュラを巡って緊急事態が発生！

邪魔な巨大水道管をどう排除すればいい？ マイケルは制御盤に細工して断水状態にするが…。

地雷を踏んで身動きが取れなくなったスクレ。マホーンは制御装置を解除することはできるか!?

スキュラの保管庫にたどり着いたマイケル。しかし彼らの侵入を知った将軍が、地下へ急行する！

将軍をまんまとおびき寄せたマイケル。最後のカードを脅し取って、ついにスキャラが姿を現すが!?

裏切り者のセルフにスキャラが奪われた！ さらにミリアム殺しの罪までなすりつけられてしまう。

最後のチップを奪おうと攻撃をしかけてくるセルフ。さらにマイケルが組織に連れ去られてしまう！

マイケルを救うために、将軍に協力することを決めたリンカーン。そしてマイケルの手術が始まる。

マイケルの母は生きていた!? 母の対面と引き換えに、組織の一員になるよう誘われたマイケルは？

スキュラを奪ったのは母クリスティーナだった。リンカーンは皆の反対を押し切り、母に会いに行く。

弟からは理解を得られず、母からは殺されかける。追い詰められたリンカーンたちが行動に出る！

クリスティーナを拉致して別宅で尋問するマイケル。しかし息子より母のほうが一枚上手だった…。

クリスティーナにしてやられたことに激怒する将軍。マイケルは母からスキュラ奪還を強いられる。

兄と恋人。クリスティーナと将軍から最愛の2人の命を天秤にかけられたマイケルが取った行動は!?

スキュラは果たして誰の手に!? マイケルたちの逃走と戦いの日々が、ついにフィナーレを迎える！

時は、4年前。サラはマイケルの母親殺害の容疑でFBI捜査官に連行されてしまう。

サラの命が危険に晒されていることを知ったマイケルは、彼女を助け出そうと計画を立てるが…。

ゲーム会社で働く歴夏（れきか）は妄想好きな女の子。残業が続く中、唯一の楽しみは上司・肖寧（しょうねい）の姿を見ることだった。新しいゲーム「皇帝との恋」で肖寧からテストプレーヤーに指名され浮かれていたが、その理由が妄想好きで平凡だからと聞き大ショック。傷心のままテストに臨んだ歴夏はやけっぱちになり、平凡な女官のキャラクターで最難関に挑む。

宦官に嫁がされる前にゲームを終わらせようとセーブポイントを探す歴夏。しかしゲームのバグで３つのセーブポイントが全て無効になっており、プログラマーの方柏（ほうはく）が修正中だった。何も知らない歴夏は再び池に飛び込み、方柏は歴夏を助けるため電源を切ろうとするが肖寧がこれを阻止。そこへ南霆（なんてい）国の皇帝・楊墨（ようぼく）が現れ、歴夏を助ける。

皇帝の命令で宦官との結婚を免れた歴夏は、正体を隠している楊墨にこのことを報告。喜ぶ歴夏を見て楊墨も心が満たされる。翌朝、２人はまた会う約束をして別れるが、そのまま仕事に向かった歴夏は悦妃（えつひ）と護国大将軍・解青書（かいせいしょ）が抱き合っているところを目撃してしまう。この日、宮殿では天啓の儀が行われ、楊墨は歴夏に関わる神のお告げを得る。

歴夏と過ごす時間が楽しく、朝議中もつい笑みがこぼれてしまう楊墨。一方、歴夏は食事が劣悪な女官仲間のために菓子を作ったところ大好評。これを食べた楊墨もたちまち魅了され、追加で作ってくれと依頼。楊墨はこの菓子を鎮遠大将軍・范如香（はんじょきょう）に贈り、歴夏も以前助けてくれた解青書に贈るが、それを悦妃の侍女に見られてしまう。

楊墨といるところを悦妃に踏み込まれた歴夏は、楊墨を逃がして自ら罰を受ける。楊墨は皇帝の衣に着替えて歴夏を助けに行こうとするが、そこへ解青書に大事な上奏があると呼び止められる。悦妃の前に引っ立てられた歴夏は猛毒をのまされて薪小屋に寝かされてしまう。楊墨が兵を引き連れて悦妃の部屋に乗り込んだ時、薪小屋に火の手が上がる。

楊墨のキスで生き返った歴夏は、なぜ皇帝だと言わなかったのかと問い詰めるが、自分が生き返ったことについて聞かれると返答に詰まってしまう。翌朝、楊墨は歴夏を朝議に連れていき、歴夏を尚食（しょうしょく）局の司膳（しぜん）に任ずると宣言。当然、大臣らは激しく反対するが、楊墨は反論する代わりに彼らを食事に招待し、歴夏の料理を存分に食べてもらう。

楊墨に顔の傷を治す方法があると言われ喜ぶ歴夏。その交換条件として添い寝を命じられ歴夏はしぶしぶ応じるが、楊墨は一向に約束を守ろうとしない。その頃、朝議では北境（ほっけい）国との和親が議題に上り、解青書は北境国の公主・松月桜（しょうげつおう）を娶るべきという大臣らの主張に賛同する。しかし楊墨はそんな解青書を批判し、下心があるのではないかと疑う。

楊墨と松月桜の縁談を聞いた歴夏は、楊墨が手の届かない存在であることを痛感し、避けるようになる。そうとは知らない楊墨は縁談を喜ぶ歴夏に腹を立て、歓迎宴の料理に厳しい注文を出す。一方、解青書に猛アタックする范如香は、歴夏から「男は胃袋を先につかめ」と助言を受け料理を習うことに。そんな中、仙女のように美しい松月桜が到着する。

歓迎宴のさなかに楊墨と松月桜が毒にあたって倒れ、両国の重臣らが互いを責め合う中、歴夏は責任追及より手当てが先と主張し、重臣たちの面前で楊墨に米のとぎ汁を口移しで飲ませる。幸い２人はまもなく目を覚ますが、歴夏には毒を盛った疑いがあり、解青書と范如香には謀反の疑いがあるとして、楊墨は３人を監禁するよう命じる。

体調が悪いとの理由で范如香に会うことを拒み、朝議も欠席し続ける解青書。それが仮病であることは明白で、朝廷内に悪いうわさが立ち始める。松月桜は楊墨の歓心を買おうと自国の料理を披露するが、反応は芳しくない。そこで歴夏に南霆の料理を教えてくれと頼むが、歴夏は拒否。そんな中、楊墨と松月桜の婚儀話が持ち上がる。

西梁（せいりょう）が南霆の国境を侵犯し、国じゅうに緊張が走る。范如香が出兵を志願するが楊墨は首を縦に振らない。考えがあってのことだったが大臣らは非難するばかりで理解しようとせず、歴夏も楊墨を避け続ける。解青書は相変わらず朝議を欠席し、范如香はそこまで自分を避ける解青書に別れを告げる。大臣と范如香が楊墨に決断を迫る中、解青書が姿を現す。