ムー・シアンシアンは高校２年生。友達はいないけれど成績優秀な女の子で、裕福ではないが優しい両親と暮らしている。同じ高校でテコンドー部に所属しているチアオ・ナンは学校の人気者。しかし勉強はできず２年生を留年し、来年度も３年生に進級できるか分からない。ある日、シアンシアンは学校の帰り道にナンとぶつかり、ナンは湖に落ちてしまう。シアンシアンは無事にナンを助けることができた。しかし、翌朝二人が目を覚ますと体が入れ替わっていた。

チアオ・ナンはムー・シアンシアンにぜんそくの持病があることを知る。家計を助けたいシアンシアンはバイトの面接に行ってほしいとナンに頼むが、そこはナンの父が経営するホテルだったため、ナンはクレームをつけて帰ってしまう。入れ替わりが周囲にバレないよう、ひとまずお互いの家に帰る２人だったが、性格はもとより生活も家庭環境もすべてが正反対で、戸惑ってばかり。そして新学期、入れ替わったままで学校に登校することになるが…。

ムー・シアンシアンは、チアオ・ナンが自分の髪を短く切ってしまったことに腹を立てる。ナンは授業で先生の質問に筋違いの返答をし宿題を増やされてしまうが、クラスメイトからのいじめには強気で対応し、いじめを解決する。その頃シアンシアンは、グオ・ジーたちに連れられテコンドーの自主練習をしていた。練習試合で反則ばかりをするも、なぜか全員を倒すことができたシアンシアン。その時、冷血先生が部室に入り、廃部を命じられてしまう。

ムー・シアンシアンが拡散した動画に怒り心頭のチアオ・ナン。優等生だったかつてのシアンシアンと真逆の行動をとったり、シアンシアンの両親を巻き込んで遊んでみたりと、様々な手段で嫌がらせする。対するシアンシアンも仕返しに冷血先生に恭順の態度をみせ、テコンドー部員たちに練習の代わりに勉強をさせる。しかし、対立していても２人は一蓮托生。それぞれの大切な家族や部活を守るため、互いに取り決めをして一時休戦を約束する。

ムー・シアンシアンは、チアオ・ナンとジアン・ハイがキスをしたと思い、自分のファーストキスを勝手に奪われたことに悲しむ。公園で１人泣くシアンシアンの元に、ナンのライバルであるツァオ・ウェイが戦いを挑みにやってくる。ウェイは涙を流すナンの姿をしたシアンシアン見つけ、ケンカを中止し逆に元気づけてくれた。ナンはそんな２人の様子に腹を立てるも、シアンシアンを傷つけたことを謝り、お互いのために改めて休戦を誓うのだった。

３カ月ぶりに帰宅したチアオ・ナンの兄、ルイ。関係性が分からず戸惑うムー・シアンシアンに、ナンは「ルイに近づくな」と釘を刺す。家族の前でボロが出ないようにと、懸命にナンらしく振る舞おうとするシアンシアンだったが、ナンの父親に理不尽な言葉をかけられたことで親子の溝の深さを理解する。もっとうまく演じるために、お互いの習慣などを細かく確認する２人。しかし、ルイはどうやら以前とあまりに違う弟の様子を訝しんでいるようで…。

兄のチアオ・ルイに怪しまれているムー・シアンシアンは、カラオケ店にチアオ・ナンを呼びだし打開策を練る。運よく、弟がシアンシアンに恋をしており、その影響で心境が変わったとルイを勘違いさせることに成功。ルイは引き続き世話を焼き、勉強熱心な弟を支えようとする。そんなルイに、少しずつ心を開いていくシアンシアン。ナンは仲の良い２人の様子を見て複雑な気持ちになる。次の日ムー家では、伯母さんが難癖をつけに家にやってきて…。

チアオ家のホテルでバイトをすることになったチアオ・ナンだったが、ムー・シアンシアンがルイを頼ったことに腹が立ち、バイトの内容全てに文句を言ってしまう。お金を稼ごうとするナンの様子を見て、伯母が関係していると察したシアンシアン。両親を心配し、ナンの反対を押し切って家に帰り、久しぶりに両親と夕食を共にすることに。楽しい夜を過ごし帰路に着こうとしたシアンシアンだったが、伯母が店で両親を奴隷のように扱う姿を目撃してしまう。

チアオ・ナンの父やムー・シアンシアンの両親は「２人は恋人同士では？」と疑い、２人とも交際にはまだ若すぎる、と心配する。シアンシアンのクラスメイト、ジアン・ハイは、屋上での一件以来シアンシアンに想いを寄せていた。しかしそんな彼の気持ちをよそに、ナンはファン・リンリーと彼をくっつけるためリンリーに恋愛指南をすることに。ある週末、ジアン・ハイに遊びに誘われたナンは、リンリーも誘って３人で脱出ゲームに出かけるが…。

チアオ・ナンは脱出ゲームで棺桶に閉じ込められてしまう。ファン・リンリーから連絡をうけたムー・シアンシアンは、ぜんそくの薬が切れて苦しんでいるナンを助け出す。シアンシアンのか弱い体に文句を言うナンと、勉強をナンに任せておけないシアンシアンは、改めて元の体に戻る方法を模索する。そんなある日、学校では月間テストの問題用紙が１枚足りないことが判明する。そして、監視カメラにはテコンドー部の道着を着た生徒の姿が…。

入れ替わりの直前に同じ夢を見ていたことに気づいたチアオ・ナンとムー・シアンシアンは、元に戻るためにもう一度同じ夢を見ようと試みる。お互いの関係をもっと深めるべきだと考えた２人は、ナンの提案で、ガオ・イエンの誕生日プレゼントを買うためショッピングデートをすることに。買い物や食事をし、映画を観て、２人で協力してゲームにも挑戦する。そして楽しい一日の終わり、シアンシアンはある本音を打ち明けるのだった。

チアオ・ナンはムー・シアンシアンと相合い傘をすることで仲を深めようとするも失敗に終わるが、シアンシアンの優しさに機嫌をよくする。翌日、体育の授業中にナンは生理になってしまう。学校から離れたお店で生理用品を買うシアンシアンだったが、グオ・ジーたちに目撃され、それをきっかけに２人が付き合っているという噂が学校中に広まってしまう。このままでは入れ替わりがバレてしまうと焦った２人は、別の噂を作りあげることに。

ガオ・イエンの誕生日会に突如現れたグワン・ズーミン。幼い頃からチアオ・ナンを恋敵として敵視するも負け続けてきた彼は、ナンにゴーカート勝負を挑む。戸惑うシアンシアンに代わり、シアンシアンの体を借りるナンが勝負を受けることに。同級生たちが見守る中、ナンは見事に勝利をおさめるが、誕生日会に集まった同級生たちは、シアンシアンの名を叫び称えるのだった。そして誕生日会の終わり、ナンはシアンシアンに自らの心に秘めた想いを告白する。

陰輯（いんしゅう）は高堂秉（こうどうへい）に相談した結果、りばくに加担し馬盛（ばせい）を殺したことを馮膺（ふうよう）に告白。これを馮膺は不問に付して陰輯の弱みを握る。その頃、陳恭（ちんきょう）は拷問を受けるてきえつを助け出そうとするが、彼女は必ず燭龍（しょくりゅう）を捕らえてほしいと言い遺して自ら命を絶つ。一方、馮膺が柳瑩（りゅうえい）と面会すると知ったじゅんくは、一足先に彼女に会うとある頼み事をして…。

定軍山に巡視に訪れた高堂秉（こうどうへい）が馬岱（ばたい）と酒を酌み交わしていた頃、偽文書で定軍山に入ったじゅんくは密かに総成部の裏門の鍵を外す。一方、五仙道の精鋭を率いる陳恭（ちんきょう）は黄預（こうよ）が倉庫に火を放ったのを合図に総成部に侵入、軍技司から連弩の設計図を盗み出すと燭龍（しょくりゅう）との受け渡し場所へ急ぐ。だが、軍技司の校尉・しょうしゅんに疑われたじゅんくは拘束されて…。

陳恭（ちんきょう）は、連弩の設計図を取りに現れた高堂秉（こうどうへい）を取り押さえ、彼が白帝（はくてい）だと知った高堂秉は負けを認める。これを陳恭が馮膺（ふうよう）に報告し、設計図がしょうしゅんに返されると、じゅんくは、苛酷な拷問から解放された。その後、陳恭はてきえつの亡骸を引き取ってじゅんくと共に弔うと、指を切って黄預（こうよ）への復讐を誓う。そんな彼にじゅんくはある疑いを口にして…。

高堂秉（こうどうへい）が燭龍（しょくりゅう）だったことが証明され、馮膺（ふうよう）が引責辞任を覚悟する一方、陳恭（ちんきょう）はかつての師匠である李厳（りげん）から西曹掾の地位を約束される。また、じゅんくは獄中の高堂秉を尋問して背後の協力者を探り始め、諸葛亮（しょかつりょう）は再度の北伐を実現すべく尽力する。そうした中、曹魏では雍州刺史・郭淮（かくわい）が甥の郭剛（かくごう）に青萍計画の本当の目的を明かしていた…。

陳恭（ちんきょう）は、柳瑩（りゅうえい）に自分が新しい燭龍（しょくりゅう）であると明かし、次の標的は馮膺（ふうよう）だと話す。陳恭は十年前、李厳（りげん）の影武者となって馬秦（ばしん）と戦った父・陳黻（ちんふつ）が、郭淮（かくわい）に情報を流した馮膺のせいで資中県で戦死したことを恨んで仇を討つつもりであった。一方、北伐の決定を苦々しく思う李厳は、皇帝に授けられた先帝の玉帯の中から密勅を見つけ出し…。

李厳（りげん）のお陰で免責された馮膺（ふうよう）は、彼が柳瑩（りゅうえい）を囲えるよう豪華な別荘を用意した。喜んだ李厳から、皇帝の密勅に従い諸葛亮（しょかつりょう）を陥れる策を練るよう指示される。一方そのころ、高堂秉（こうどうへい）が獄中で死を遂げ、じゅんくは自殺に偽装した他殺を疑う。そんな彼に調査を続けるなら秘密裏に行うようにと釘を刺した馮膺は、復職した楊儀（ようぎ）と密会する…。

馮膺（ふうよう）は李厳（りげん）に、東呉の侵攻を偽装して兵糧を動かし諸葛亮（しょかつりょう）の北伐を阻止する策を献上。一方、じゅんくは馮膺の衣の袖から見つけた物証により彼が高堂秉（こうどうへい）の殺害に関与したのではないかと疑いを深め、高堂秉に協力していたもう一人の曹魏の間諜の正体にも迫っていく。そんな中、陳恭（ちんきょう）は郭淮（かくわい）に派遣された黄預（こうよ）からじゅんく暗殺の密命を受け…。

柳瑩（りゅうえい）に令牌を渡したじゅんくは、それを陳恭（ちんきょう）に秘密にする。一方、陳恭は、馮膺（ふうよう）に10年前の資中県での敗戦について問い質す。すると、馮膺は陳黻（ちんふつ）の死は本意ではなく、先帝の密命に従った結果だと答え、高堂秉（こうどうへい）の死を手配したことも認める。また、李厳（りげん）は馮膺の策に従い馬岱（ばたい）を味方につけ、黄預（こうよ）は郭淮と（かくわい）呼応して戦の準備を進めるが…。

じゅんくは、曹魏と通じて機密を漏洩した罪で馮膺（ふうよう）を捕縛する。だが、馮膺はわざと捕まったのではないかと感じ始める。一方、楊儀（ようぎ）は陳恭（ちんきょう）と共に秘密裏に馮膺と面会し、青萍計画の裏をかいて曹魏を滅ぼすという当初の目的を再確認する。そこで郭淮（かくわい）に疑心を抱かれないよう必ずじゅんく暗殺を果たすべきと二人から言い含められた陳恭は…。

陳恭（ちんきょう）から情報を受け取った郭淮（かくわい）は、かくしょうに陳倉を1ヵ月死守するよう命じる。また、黄預（こうよ）は五仙道の仲間たちを率いて西郷の関所を襲ってじゅんくを誘き出し、陳恭が彼を毒矢で射るのを見届ける。その後、陳倉では諸葛亮（しょかつりょう）が敵軍を誘い出して包囲し、虎威将軍・王双（おうそう）を討って首級を成都へ送る。それを知った李厳（りげん）は、皇帝に密書を出して…。

李厳（りげん）の別荘で皇帝の密勅を探していた柳瑩（りゅうえい）は、書斎に忍び込むと火を放つ。また、黄預（こうよ）は魏延（ぎえん）が諸葛亮（しょかつりょう）に兵糧を送るのを妨害するためべんすい上流で待ち受けていたが、思いがけず蜀漢の軍に囲まれて逃亡。そんな彼の前に陳恭（ちんきょう）が立ちはだかる。一方、そのころ陳恭によって地下の密室に匿われていたじゅんくは必死に脱出を図ろうとしていた…。

じゅんくは陳恭（ちんきょう）こそ曹魏の間諜・燭龍（しょくりゅう）だとして彼を捕縛。独りで逃亡した李厳（りげん）は馬岱（ばたい）に待ち伏せされて投降する。こうして1ヶ月後、北伐は陰平と武都を回復して終結。諸葛亮（しょかつりょう）は楊儀（ようぎ）が司聞曹を政争に利用したことに立腹するが、結果は正しかったと考える。そして、陳恭は斬首に処されることになり、最後の面会を果たしたじゅんくは…。

ジンジンを自宅まで送る車の中で、リアンにも交際を明かしたトゥー。だが、リアンからジンジンと再会した当時のことを暴露され、必死に弁解する。家に着いたジンジンは、郵便受けにトゥーからの手紙が届いていることを知って驚く。トゥーは手紙を書いていたときの想いをジンジンに伝え、内容を読み聞かせることに。さらに、ジンジンに「俺は積極的になる」と宣言し…。

撮影でNGを連発して落ち込むジンジンを慰めるトゥー。それぞれ仕事に追われながらも頻繁に連絡を取り合い、2人は想いを募らせる。そんな中、ジンジンは仕事の都合で、3日間だけ上海へ戻ることに。彼女を車で迎えに行ったトゥーだが、交通渋滞に巻き込まれてしまい、目的地の変更を提案。なんとそこは、トゥーの自宅だった！ ジンジンは彼の自宅へ行くことにするが…。

トゥーの家の前にはパパラッチが張り込み、ジンジンのスクープを狙っていた。トゥーの家に泊まることにしたジンジンは、親友のチェン・シュエに報告して浮かれ気分に。翌日、トゥーは早朝からジンジンの朝食を準備し、スタイリストに扮して彼女の現場に同行する。その後のイベントでは、ジンジンのファンが男女問わず、彼女のことを「嫁」と呼んでいることが気になるが…。

ジンジンと一夜をともにし、再び撮影に入る彼女を見送ったトゥー。2人が恋人であることを掴んだ記者たちは、トゥーの素性を調べてさらなる特ダネを狙おうとする。ところが、機密機関である中国宇宙航空研究院の前で写真を撮っていた記者たちが、スパイに間違えられて逮捕。そのおかげで2人の秘密は守られる。ジンジンとトゥーが関係を公表しないまま、2年の歳月が過ぎ…。

ジンジンの撮影現場である砂漠のネット状況を改善したトゥーは、スタッフから感謝され、ジンジンの株も上がる。その後、無事にクランクアップしたジンジン。仕事のせいでトゥーが迎えに来てくれず拗ねながらも、彼の自宅へ向かう。久々に再会して愛を確かめたトゥーとジンジンだが、明日からまた仕事があるというジンジンの言葉を聞いたトゥーは、突然冷たい態度をとり…。