借金までして金をジョンソクに渡したメジャ。そのジョンソクを捕まえたテチョンは、被害者が自分の妻だと知り愕然とするが…。

プンニョン・マンションの地下倉庫から火の手が。原因がマンションの再開発を狙った理事長の仕業だと突き止めた老夫婦は理事長を脅迫し…。

ついに老夫婦の弱点を見つけた理事長は、マンション再建築同意書に捺印させる。その頃、メジャに再びジョンソクから金を催促する電話が…。

二人の結婚式にマンションの住人もお祝いに駆けつける。しかし、そこには老夫婦の姿がない。老夫婦は金塊を奪おうとボッキュの家に侵入し…。

ソリンの秘密が少しずつ明らかに。一方、兄の死に茫然自失のハグンは、テチョンの娘ソンの励ましにも応えられず…。

500億の金塊を息子のために遺していたボッキュの父。老夫婦の夫は、ボッキュの父と共犯だった過去を持つ男だった…。

ホンマダムとソリンの策略を知ってしまったボッキュ。二人から逃げ出したボッキュは交通事故に遭い、重傷を負ってしまい…。

入院しているボッキュのもとを訪れては、金塊のありかを聞き出そうとするキム弁護士。ボッキュは金塊はマンションにあるとだけ話し…。

500億ウォンの金塊を探す人々はボッキュ探しに懸命になる。ボッキュもこの事実を警察に行って暴露する、とキム弁護士を脅迫するが…。

裁判所に向かう途中、ボッキュは脱出を図る。逃亡用の車まで準備してきたキム弁護士の声に、やっと逃げ出したボッキュだが…。

一緒に逃げながら、ソリンの本当の姿を知ったボッキュ。そして自分への気持ちに嘘はなかった事を知るが、簡単にソリンを許す気になれず…。

高校を中退し、スリで生計を立てているイ・ソヒョン。酒浸りの母のもとを去り一人暮らしを始めるが、実は彼女には真の目的があった。一方、チキン屋の配達のアルバイトをしているチョ・ユノは、中退した高校の同級生が不良集団に絡まれているところを目撃。見過ごすことができず代わりに殴られる。ソヒョンは偶然そこを通りかかるが…。

助けなかったお詫びとして、ユノに食事をおごるソヒョン。自分を捨てた父イ・ジェヨンの情報や家族構成について根掘り葉掘り聞く。その後、偽名を使ってジェヨンが営むチキン屋でアルバイトを始め、復讐の機会を伺う。そんな中、ジェヨンはソヒョンの歓迎会を開催。そこでユノの祖母の訪問介護人・ボクヒと付き合っていると明かし…。

ジェヨンへの復讐計画がバレそうになり、とっさにユノにキスをしたソヒョン。ユノはそのことがきっかけで彼女のことが気になり始め、ついに告白する。父の幸せを壊すことが復讐になると考えていたソヒョンは、ユノを利用することを決意。2人は平凡なデートを重ねていくが…。その頃、ジェヨンはソヒョンの母に呼び出されていた。

知り合いの娘が家出したという悩みを、ソヒョンとユノに打ち明けたジェヨン。身元がバレることを恐れたソヒョンは急いで家に帰るが、自分勝手な母の言葉に激怒して再び家を出る。その頃、ユノはジェヨンの力になろうと、家出グループと面識があるト・ジュンシクに会いに行っていた。ソヒョンはボクヒとともにユノの帰りを待つが…。

ソヒョンはジュンシクが率いる不良集団に殴られているユノを発見。ユノを連れて逃げようとするが、ボクヒが警察へ通報していた。警察に連行されるソヒョンに付き添ったボクヒは、取り調べの席で彼女がジェヨンの娘であることを知る。ジェヨンに真実を確認しようとするボクヒの行動に焦りを覚えたソヒョンは、彼女を殺そうと考えるが…。

ジェヨンはソヒョンに、ユノと3人で思い出作りの旅行に行こうと提案。ボクヒとユノの祖母も一緒に行くことになり、ソヒョンはボクヒを殺す絶好の機会だと考える。ところがタイミングが難しく、実行に移せずにいた。旅行中にもかかわらず、表情が暗いソヒョンを心配するユノ。一方ソヒョンの友人チェ・ヒジンは、彼女の企みに気づき…。

ボクヒに睡眠薬を飲ませて車中で眠らせたソヒョンだが、ジェヨンから思いもよらない内容の伝言メッセージが届く。その途端、車が爆発するが、ボクヒは平静を取り戻したソヒョンによって助け出されていたおかげで一命を取りとめる。ソヒョンは警察に出頭することを決意。不安、孤独、罪悪感を抱える彼女にユノは優しく寄り添って…。

何者かにチキン屋が荒らされる事件が発生。ソヒョンが教唆犯として疑われるが、すべては彼女に対して恨みを抱くジュンシクの仕業だった。自分さえいなければユノやジェヨンに迷惑をかけないと考えたソヒョンは、挨拶もせずに2人の前から姿を消す。ユノとジェヨンが必死にソヒョンを捜す中、ソヒョンは雨が降る日を待ち続けていた…。

ヨナは先日別の女とキスをしていたパンスクが、親友のソリとキスしているのを見て思わず彼を殴ってしまう。彼は一体何者なのか考えながらバイトへ向かうと、なぜか新人アルバイトとしてパンスクが現れ…。95

妖怪王から、退魔師が命を狙いにくるはずだと忠告を受けたパンスク。3人目の女性とのキスで学んだ感情のせいで涙が止まらなくなる。一方、ヨナは大学で元彼が彼女を連れているところに遭遇してしまい…。95

ヨナがパンスクを慰めているところに突然退魔師が現れる。なんとか逃げ切ったパンスクは、怪我したヨナの手当てをしてあげる。彼が本物の妖怪だと認めたくないヨナは、キスすれば夢から覚めるはずだと思い…。96

先輩たちが自分に対して、裏でひどいことを言っているのを聞いて悲しみに暮れていたヨナ。一方、4人目のキスから憤怒の感情を学んだパンスクは、そんなヨナのために先輩たちに怒りをぶつけに行くが…。94

退魔師に襲われたパンスクをかばうため彼に抱きついたヨナ。人間は傷つけられない退魔師は仕方なくその場を後にする。ヨナといれば安全と考えたパンスクは彼女に同居を提案。一つ屋根の下で生活を始めるが…。97

ヨナはパンスクから、人間になったら正式に友達になりたいと言われ複雑な気持ちになる。パンスクとの同居生活で彼を男として意識し始めていた彼女は、パンスクに同居生活のルールを作ろうと提案するが…。95

ヨナが別の男と話しているところへ思わず割って入るパンスク。同居していることをバラそうとするがヨナに止められる。自分を支配する感情の正体がわからず戸惑うバンスクだったが、そこに妖怪王が現れて…。96

パンスクと喧嘩したヨナは外へ飲みに出かけてしまう。そんな時に新たなキスミッションが来る。ヨナに電話するも出てくれず伝言を残し1人で向かうパンスク。だがキスの帰り道、退魔師に不意を突かれて…。95

人間になって恋人となる日を待ち望んでいたヨナとパンスク。だが、妖怪王から来た最後のキスの相手はヨナだった。キスをしたら彼女から自分との記憶が消えるのを恐れたパンスクは、妖怪王のもとに行くが…。96

パンスクは人間となってヨナのことを忘れるより、彼女を愛し続けることを選んだ。そして家に帰ったヨナは、パンスクが立ち去ってしまった部屋で悲しみに暮れる。すると翌朝、ヨナの前に退魔師が現れて…。95

退魔師に捕まったヨナを助けたパンスク。たとえ記憶が消えても運命の相手なら惹かれ合うはずだと言うパンスクに、ヨナは「好き」という今の気持ちを大事にしたいと告げる。そして、2人はキスをして…。94