グモクがドランに自分が父親だという事実を伝えたことを知り、ドランのそばを離れようとするスイル。そんなスイルに、ドランは何も聞かないから傍にいてほしいと頼むのだった。一方でウニョンの嫁いびりは日に日にひどくなり、ドランはとうとう会社を辞め家に入るように言われてしまう。明日までに餃子を400個作るようウニョンに言いつけられてしまったドランは、仕方なく夜のうちに作業することにするのだが……。

ドランに餃子を作らせたことが家中にバレてしまい、またもジングクに叱られてしまうウニョン。そんなある日、ホンジュの元に以前別れた恋人が訪ねてきた。強引にホンジュを連れて行こうとするところを救ったスイルに、ホンジュは思わず「この人ともうすぐ結婚する」と言ってしまう。一方、ドランは結局会社を辞めて家庭に入ることになった。しかしドランにだけ新車を買い与えたことが気に食わないダヤは…。

またしても詐欺に遭い、グムビョンから渡された養育費ごと全財産を失ってしまったヤンジャ。どうにかして金を用意しようとドランの元を尋ねたヤンジャだったが、それを見たウニョンに手厳しい叱責を受ける。どうにかしてミランを金持ちと結婚させたいヤンジャ。ゴレと付き合っていることを知り、ミランにゴレの本当の職業について教える。今まで自分が騙されていたと思ったミランは泣きながらゴレを問い詰めるのだが…。

結婚するというゴレの心が変わるのを恐れ、何も聞かずミランとの結婚を許すホンシルにダヤは疑問を持つ。ミランが結婚すると聞き、ドンチョルに恩を返すため祝儀をあげようとヤンジャの家に向かうスイル。しかしポストに封筒を入れているところをヤンジャに見つかってしまう。スイルが本当の父親であることをヤンジャに明かしたドラン。ドランから離れろというヤンジャの忠告にスイルはただ頷くのだった。

両家顔合わせの場で、ミランの小姑であるダヤがドランの義妹だという事実を知ったヤンジャ。二人の結婚を許してほしいと頼み込むヤンジャに、ホンシルはゴレの意見を尊重するつもりだと話す。無事に結婚することになったゴレとミランだが、ダヤはどうしても受け入れることができない。そんなある日、グムビョンの宝石がなくなる事件が起きる。ウニョンとダヤはミランの結婚資金欲しさにドランが盗んだのではないかと疑うが…。

どうにかしてドランの秘密を明かしたいダヤは、ドランが夜遅くこっそりスイルの部屋を出入りするのを見て不倫を疑う。しかしそれを聞いたウニョンにきつく叱られてしまう。ホンシルはミランにかかりきり、ウニョンもドランをかわいがるようになった状況に苛立ち焦るダヤ。ある日、ダヤは市場で腕を組んで歩くスイルとドランを見かける。不審に思ったダヤはこっそりドランの部屋に忍び込んで車のキーを盗み、車載カメラを確認する。

二人にバレないようDNA検査を依頼したダヤ。スイルとドランが本当の親子であることを知ったダヤは、ジングクにそれを伝える。その頃、退職する準備を進めているスイル。二人を呼び出したジングクはスイルにすぐ出ていくよう告げ、ドランにはこのまま何もなかったように過ごしてくれと頼む。一方、以前からドランが夜中にいなくなることを気にしていたデリュクはとうとうドランを問い詰める。

自分よりドランを優先するウニョンに我慢ならなくなったダヤは、スイルとドランが親子であることをホンシルに明かしてしまう。家を出て一人暮らしを始めたスイルを訪ねるドランだったが、それを知ったデリュクとまたも言い合いに。自分を責めるデリュクの態度に、ドランはようやくデリュクに真実を打ち明ける。そしてダヤはとうとうウニョンにもスイルとドランの関係を明かすべくウニョンを呼び出して…。

ドランとスイルの関係を知ったウニョンは激怒してドランを家から追い出す。ドランは道で倒れ、救急室へ運ばれた。ドランが家から追い出されたと聞き、ヤンジャはスイルを訪ねる。全てを知ったスイルは急いで謝罪に向かうも、ウニョンの怒りは収まらない。事の経緯をホンシルに説明するダヤの話を聞いたミランは驚き、慌ててドランを捜しに行く。一方、追い出されて行くあてのないドランはスイルの家にしばらく居候することに。

ジングクとウニョンが自分のせいで離婚しそうになっているという話を聞きつけ、慌てて駆けつけたドラン。心から反省し、代わりに自分がデリュクと別れると言うドランの姿を見たウニョンは悩んだ末もう一度ドランを家族として迎え入れることにする。一方、新しく仕事を始めたスイル。しかし初日に町のチンピラに絡まれてしまう。その時、スイルの前にかつて刑務所で一緒に過ごした弟分ドンウォンが現れて……。

ゴレが同性愛者だと思い込んでいたホンシルは、誤解だったと知りショックで倒れてしまう。これまでの態度が嘘のようにきつく当たってくるホンシルに混乱するミラン。ヤンジャにまでひどい態度をとるホンシルにミランは傷つく。一方、スイルはドンウォンの助けを借りて小さなパン屋を開くことになった。ホンジュと少しずつ親密になっていくスイル。しかし、スイルとホンジュが抱き合っているところをダヤに見られてしまう。

スイルを恋人だと紹介したホンジュのせいでホンシルとダヤは大騒ぎ。二人から猛反対にあったホンジュは怒って家を飛び出し、スイルの元へ向かう。一方、日増しにひどくなるホンシルの嫁いびりに耐えられなくなりヤンジャに泣きついたミラン。ホンシルが自分たちの結婚に賛成した理由を知ったミランはショックを受け実家に戻る。そんなミランの姿に心を痛めたヤンジャは、事実をマスコミに明かして告訴するとホンシルに言い放つ。

スイルの部屋でドンチョルから送られてきた手紙を見てしまったドラン。真実を確かめにグモクを訪ねたドランは、そこでスイルが過去に犯した罪について知る。ショックを受け取り乱したドランだが、スイルにも事情があったと知り今までと同じように過ごしていくことに決める。その一方で、デリュクがミランの結婚資金を用意したことでウニョンを怒らせてしまったドラン。デリュクを呼び出し、離婚してほしいと頼むのだった。

デリュクに一方的に離婚を突き付けたドランは荷物をまとめて家を出る。グムビョンはドランを止めてほしいとスイルに頼むも、ドランは結局スイルの元へ身を寄せることに。周囲はミランの結婚資金の件でドランが離婚したがっていると思い説得するも、ドランの決意は固い。それでも諦めずに説得してくるデリュクに、ドランはとうとう父親が殺人犯であると明かす。強い衝撃を受けるデリュク。さらにそれを知ったスイルは…。

スイルの過去を知り、ドランの意思を汲んで一度は離婚しようとしたデリュクだったが結局スイルの罪ごと受け入れ離婚しないことに決める。ミョンヒを探すグムビョンのこともあり、ジングクは再びドランを家に迎え入れる。一方、ホンジュはスイルにプロポーズをするもスイルは自分には資格はないと言って断る。深く傷つくホンジュの前にまたもや現れたテソク。テソクの口から「スイルは殺人犯だ」と聞いたホンジュは…。

テソクの要求通り金を渡し、代わりにスイルの過去について誰にも言わないことを約束させたホンジュは再びアメリカに旅立つことにする。しかし出発直前、どうしてもスイルが気にかかったホンジュは結局スイルの家へと向かう。そうしてスイルとホンジュは正式に付き合うことになり、一緒に住むことに。ところがそこにグムビョンとドランが訪れ、グムビョンは大騒ぎ。さらにホンシルの義兄デフンも帰国して…。

スイルとホンジュが同居を始めたという事実を知ったホンシルとダヤは慌ててスイルの家を訪ねていく。スイルと結婚するというホンジュの言葉に驚きを隠せない二人。猛反対するホンシルたちとは逆にウニョンは大喜びで、スイルを正式に家に招待するというウニョンの言葉に感激するドラン。一方、ダヤはデフンに会って、父親を殺した殺人犯について尋ねる。数日後、デフンからその殺人犯を見かけたという連絡を受けたダヤは…。

スイルが自分の父親を殺した犯人であることを知ったダヤは、ホンジュとスイルの結婚式に行きスイルを問い詰める。経緯を知ったジングクはドランを家に呼び出し、離婚して家を出るように言う。さらにホンシルはドランの妹という理由でミランを追い出し、ゴレと別れるよう迫る。そんな中、日に日に悪化するグムビョンの認知症に耐えられなくなった家族はグムビョンを施設に入れることに。そしてダヤはスイルのパン屋を訪れ…。

ドランのことが頭から離れないデリュクは毎日のように酒に入り浸っていた。ある日、デリュクはバーで偶然ソヨンに会う。元気のないデリュクが気にかかるソヨンは友達になろうと申し出る。そんな中、町の住人たちがスイルのパン屋に押し寄せドランとテプンはひどい目に遭う。ドランのためを思い離れるよう言うスイルだが、ドランはきっぱりとそれを断る。そしてホンジュはホンシルに一度だけスイルを許すよう頼みこむのだった。

パン屋の前を清掃するホームレスを見て、過去の事件で証人になった金貸しのことを思い出したスイル。事件当時の記憶を思い出すため、その人物の行方を探ることに。一方ホンシルはスイルのパン屋に乗り込み、スイルを責めて暴れる。デリュクは酒に酔ってスイルの家に訪ね、ドランとしょっちゅう一緒にいるテプンに疑問を抱く。そんな中、日ごと悪化していくグムビョンの症状に困り果てたジングクはドランの元を訪ね…。

グムビョンのために一度だけ施設に来てほしいというジングクの頼みに悩むドラン。ジングクがドランを呼んだことを知ったデリュクはひどく怒る。一方、スイルは過去の事件に関わっている金貸しがホームレスになったという話を聞き、自分の店の前を掃除していたホームレスが彼であることを確信する。そして悩みに悩んだジングクは結局ドランにグムビョンの面倒を見てくれるよう頼み、ドランは条件付きでそれを承諾する。

ドランと再婚すると家族たちに宣言したデリュクは、ドランの元を訪ねるもきっぱりと断られてしまう。ウニョンはデリュクにドランを忘れさせるためソヨンを家に招待することに。しかしグムビョンの症状のせいで大騒ぎになり、ソヨンは帰ってしまう。 一方ゴレは肝硬変の末期という診断を受けて苦しみ、悩んだ末ミランに別れを告げる。家族もゴレの病状を知り周囲の人々に検査を頼んで回る。そんな時、偶然その話を聞いたスイルは…。

ゴレに肝臓移植をしたいというスイルの申し出を一度は断ったホンシル。しかし悪化するゴレの病状を見守るうち、スイルから移植を受けることを決め臓器移植をしてほしいと頼みに行く。手術のため、婚姻関係を結んだホンジュとスイル。一方、スイルが肝臓の移植手術をするという話を聞いて不安になったドランは、自分でも知らないうちにデリュクに会いにいってしまう。そしてとうとうゴレとスイル、二人の手術の日がやってくる。

デリュクはスイルが意識不明になったと聞き、悲しむドランのそばに駆けつける。それを知ったウニョンはドランとデリュクにお互い会うことも再婚を考えることもするなと警告する。スイルが前科持ちであることが病院で広まり、辛い思いをするドラン。一方、スイルの病室を訪れて申し訳ないと涙を流すヨンダルを見て疑問を抱いたデリュク。30年前の事件について独自に調べ始め、当時の捜査状況に不審な点があることを知る。

ドランはスイルが濡れ衣を着せられたかもしれないというデリュクの話を聞き一緒にヨンダルを探しにいく。再び二人が一緒にいるところを目撃したウニョンは憤りを抑えられずドランを責め立てる。一方、苦しむドランを見守っていたテプンはとうとうドランに自分の気持ちを伝える。そんな中、とうとうスイルが意識を取り戻す。周囲のことを思い、離れる決意を固めたスイル。しかしある日、デリュクの元にヨンダルから連絡が来て…。

再びパン屋の仕事を始めホンジュと暮らし始めたスイル。デリュクはスイルが冤罪であることがわかり、ドランと再婚すると宣言。ウニョンの反対を押し切りソヨンを振ってしまう。しかしウニョンは強く反対する。グムビョンのこともあり、再婚させようとスイルの元を訪ねたジングクだったが、スイルはドランがこれまで受けた扱いを心配し二人の再婚に反対する。一方、デリュクはジングクの紹介で予期せぬ人と顔を合わせることに。

ドランは少しずつテプンと距離を縮めるも、デリュクのことが気にかかる。ダヤはイリュクの浮気に気付いてスジョンと大喧嘩に。そこへドランが現れ代わりにスジョンを懲らしめたことでダヤはドランを心から慕うようになる。一方、ドランを忘れようと酒を飲んで死にかけたデリュクを見て反省するウニョン。再婚を頼み込むもスイルは首を縦に振らない。ウニョンとダヤからデリュクが海外に旅立つと聞いたドランは…。

姉ヒョンジュは自殺ではなく、殺人未遂の可能性があると知ったヘラ。チャンスと当時の担当医を問い詰め、姉の診療記録を自殺と改ざんするように指示したのはインジュンだったと聞かされる。ショックを受けたヘラは、ヒョンジュの復讐を果たそうと決意。一方、スヒョンはテオに最後の情けをかけて香港に帰国するように促すが…。

インジュンと結婚して姉の事件の真相を暴こうとするヘラは、インジュンの継母ソンスクに結婚の協力を求める。ソンスクはインジュンを蹴落とすチャンスだと踏み、ヘラに手を貸す。翌日、ヘラは会社に出勤するも、体調不良で倒れてしまう。見舞いに訪れたインジュンは、彼女からすべてを捨てて自分を選んでほしいと言われ…。

経営権を放棄するというインジュンの言葉に激怒したテ会長は高血圧で倒れてしまう。ソンスクはこの機を利用し、インジュンがすべてを手放すまでテ会長を眠らせておくよう主治医に指示。一刻も早く経営権を握りたいジョンホは、株の譲渡を急かせる。インジュンはヒョン室長の警告を無視して、持ち株をジョンホに受け渡し…。