現役引退間際だった10年前、ヨルは当時の恋人チャ・ミレにこっぴどくフラれたことが原因で、他人に心を閉ざした偏屈な独身主義者となってしまう。

後輩の医師から余命１年の宣告を告げられたミレ。手術もできず、抗がん剤や放射線治療も数か月の延命にしかならないことは医師であるミレにはよく分かっていた。

10年ぶりに現れたミレにいきなりプロポーズされたヨルは、ミレの自分勝手さに激怒する。

ミレが言う“新しいパパ”がヨルのことだと聞き、がっかりするサランだが、３か月だけという約束でヨルとの同居をしぶしぶ受け入れる。

迷子になったサランの愛犬を捜し回り、疲れのあまりに玄関で眠りこけるヨルは何とも不思議な夢を見る。

宿敵ギテから特大ホームランを放ったヨルは長年の恨みつらみを晴らしたとばかりに調子に乗った発言を繰り返し、ミレとサランを大いにあきれさせる。

マノが身を挺して守ってくれたおかげで間一髪で難を逃れたサランとボミだが、マノは肩にけがを負ってしまう。

ヨルの家に集まった一同の前で、ヨルはミレにキスをして堂々の結婚宣言をする。楽しい会が続く中、突然意識を失ったミレ。

合唱部の選抜大会で思いがけないトラブルにより、ステージ上で頭の中が真っ白になってしまったサランだが、とっさに“パパ”と叫び、ヨルに助けを求める。

ミレの病院で突然倒れたマノ。駆けつけたミレに、何か伝えたげだが言葉にならない。昏睡状態に陥ったマノをミレは献身的に看護する。

断腸の思いでヨルに別れを告げたミレは、サランと一緒にヨルの家を出ていく。サランはヨルと一緒に暮らしたいとすがりつくが、ミレは冷たく拒絶する。

サランが自分の実の娘であると知ったヨルはミレの家に行き、サランを連れて帰る。サランがいなくなった家で、ミレはサランの私物をまとめながら涙に暮れるが…。

シン先生からミレの病状について聞き、親子３人で旅行に行こうとミレを誘うヨル。病気に苦しむ姿を２人に見せたくないミレはヨルの提案を拒絶する。

ミレが手術の執刀中に倒れたことで病気のことが周りに知れ渡ったうえ、病院では懲戒処分が検討される事態に。

すんでのところでミレはホスピス行きを思いとどまり、最後の望みをかけて抗がん剤治療を始める。

手術に向かうミレに、ヨルは１輪の花を渡してプロポーズする。涙を流しながら手術室へと消えていくミレ。

ある殺人事件と酷似している事件が発生し、特殊犯罪捜査チームのジアン刑事たちが現場へ駆けつけると、そこには１人の男が立っていた。

刑務所に収監されているサイコパスのイ・ジュニョンは、刑務官の前で喉を切る。脈がないことを確認した刑務官は慌てて救急車でジュニョンを運ぶが…。

ヒョンの推測で第３の殺人を未然に防ぐことができたジアン。現場で捕まえた男はヤン・スンフンという財閥家の御曹司だったが…。

ヒョンが中国に逮捕協力を要請し、中国でヤンが捕まったことで警察は大騒ぎとなる。自宅に会いに行くというジアンにヒョンは…。

ヒョンと現場に忍び込んだジアンは、ウニョクとミョンウに見つかってしまう。ヒョンの隠れているクローゼットにミョンウが近づくと…。

パク・ヨンチョルが無実の罪で刑務所に入り、家族の敵をとるために息子テヨンは次々と殺人を犯した。

人が死んでいると警察に通報したジョンハ。現場に駆けつけた刑事たちにジョンハは自分が殺したと自白する。

家で暴漢に襲われたジアンだが、忘れ物を届けに来たチョン弁護士に助けられる。ヒョンはカードとの類似性に着目し…。

物流会社の経理係を殺した犯人をヒョンは問い詰める。だが、犯人は電話の指示に従っただけで、黒幕は知らないという。

ジアンとウニョクは、ヒョンがプロファイリングした結果を元に、１人目の被害者の恋人宅を訪れる。

拉致されていたジアンは無事に救出され、二度とヒョンに会えなくなることが怖かったと告白する。

チョン弁護士が弟のミンであることを知ったヒョン。捨てられたと勘違いしているミンが、誰かを捨てた人間を、ヒョンに重ねあわせ殺してきたことに気付く。

ヒョンの父親に恨みを持っている犯人は、ヒョンを苦しませるためにヒョンの大事な人を狙うはずーー。そう考えたヒョンは…。

ジアンの誕生日に届いた地図のプレゼント。警察官を動員して山の中を捜索すると、恐れていたとおり遺骨が見つかる。