火器都監に戻り必死に数珠を捜すファイの前に、突如ゲシが現れ、光海君が呼んでいると告げる。

ホ・ギュンは、イヌの知り合いがなくした数珠と、慶運宮の門番がゲシに報告していた数珠が同じものだと気づく。

約束の日、ファイが慶運宮を訪ねるも仁穆大妃は何者かの書状を受け取り、出かけた後だった。

イヌに正体を知られた貞明公主は、謀反の濡れ衣を着せられた仁穆大妃を救いに行こうとするが…。

光海君の前に女の姿で現れたファイは、母を救うため、正体を明かし、取引を持ちかける。

ジュウォンは貞明公主をかばって刺客に斬られるが、一命をとりとめる。貞明公主は、この件を自分の力で解決したいと光海君に伝え…。

貞明公主は、火器都監の火薬もろとも光海君を吹き飛ばすのがホ・ギュンの本当の計画だと知り、火薬倉庫へ向かい爆発を止めようとする。

光海君は、イヌがジュソンを告発したことをほのめかす。一方、爆発を止めて負傷した貞明公主は、光海君の計らいで御医から治療を受ける。

光海君は、またしても貞明公主の毒殺を企てたゲシを捕らえ、王宮から追放する。

貞明公主は光海君を訪ね、硫黄職人として火器都監に残って国に尽くすと告げる。間もなくして後金が明を攻撃し…。

ジュウォンは後金や明の戦況に関する情報を得るため奔走していた。ジャギョンから倭国の商人イダチが朝鮮に来ていると聞き…。

光海君は民の前で事実を説明しようと決心するが、ジュソンは、綾陽君がどこまで使えるか見極めるため、金を使って民を動かす。

周囲の反対を押し切り、戦地に赴くことを決めた貞明公主。ジュウォンは貞明公主を守り抜くと光海君に約束する。

貞明公主はジュウォンを捜しに行くが、光海君が王座をかけて火器都監の職人と兵を守るための王命を下したことを知ってしまう。

戦地では、ジュウォンの全軍で鳥銃部隊を援護するという戦術が功を奏し、勝利を収める。

明の大敗を聞いた綾陽君は、反乱の準備を進めようとしていた。しかし貞明公主が、綾陽君の操り人形にはならないと宣言したため…。

光海君は朝鮮兵の捕虜を取り戻すため、後金と和親関係を結び、要請に応じることを宣言。

光海君にイヌとの縁談を許可してほしいと頼む貞明公主。自分のために公主を犠牲にしたくないという光海君だが…。

後金への返書を伝令に託した光海君は、公主とカン家の縁談は許さぬと宣言し、ジュソンを謀反の罪で捕らえる。

綾陽君たちは反乱を起こす。イヌの手引きで王宮の正門を突破し便殿に攻め入るも、玉座に光海君の姿はなかった。

即位した仁祖は、光海君の勢力を一掃するため、光海君が王座をかけて守った火器都監の人々を後金と内通した罪で捕らえてしまう。

仁祖は、度重なる謀反の密告に悩まされていた。しかし、この密告騒動はジャジョムが政敵を一掃し…。

ジャジョムの助言で仁祖は直接民の声を聞くための場を設ける。そこで貞明公主の土地を耕す者は租税を免除するという話を耳にし…。

貞明公主は、仁祖に脅されながらも国を守るためチェ・ミョンギルやイ・ウォニクなど、着々と味方を増やしていた。

ジュウォンは貞明公主の無実を証明するためヨンブたちをイ・グァルの屋敷へ侵入させ、王の密命を受けたという証拠の品を探させる。

ウンソルとオクチュを救うため、呪いの件は自分の罪だと認めてしまった貞明公主。仁祖はついに貞明の口から謝罪の言葉を聞く。

ジュウォンはイヌのおかげで無事、イ・グァルとヨジョンが交わした書簡を手に入れることができたため…。

貞明公主とジュウォンの婚礼の日がやってくる。ジャジョムとヨジョンを捨てる決断をした仁祖は婚礼に出席しようとするが…。

鳥銃部隊を使って反乱軍を阻止するしかないと進言された仁祖だが、光海君の配下だった別造庁の人々と貞明公主を信じ切れずにいた。

イ・グァルが仁穆大妃やジュウォンたちの命を盾に従わせようとしたため、貞明公主は反乱軍と戦うことを決意する。