朝鮮を建国し、初代国王の座に就いたイ・ソンゲ。イ・バンウォンは、イ・ソンゲが末息子で庶子の幼いバンソクを世子に冊封しようとしていることに激しく抗議する。ソノは王宮では礼節をわきまえてほしいと忠告するが、バンウォンは一向に意に介さない。一方、フィはナム・ジョンに人質に取られたヨンを守るため、ソノの命令に従ってバンウォンの弱点を探り始める。そんな中、ヒジェは脱走者の死亡者名簿でフィの名を確認し、灯籠を流して魂を弔うが…。

町で思わずヨンに声をかけ、名前を呼んだフィ。これを知ったソノは、兄のことを忘れさせることがヨンのためになると告げ、フィを町に呼び出す。フィはヨンに会うために身なりを整えて町へと向かうが、ソノはフィを見るなり人を殺し歩く悪党だと言い放ってヨンとの仲を引き裂く。そんな中、梨花楼に開国功臣チョン・サジョンが訪れ、酒に酔ってファウォルに暴力をふるう。ヒジェは躊躇して動けないキョルの剣を代わりに抜き、サジョンを斬ろうとするが…。

梨花楼に乗り込み、チョン・サジョンを殺害したフィ。ヒジェはフィとの再会に涙を流すが、冷たく突き放される。ヒジェはフィを守るためにサジョンの遺体を片付けて暗殺事件を隠蔽し、黒幕はバンウォンだと推測。そんな中、バンウォンが梨花楼を訪れ、刺客を送ったのは自分だと明かす。ヒジェはフィの居所を突き止め、自分の髪飾りが弓に巻かれていることに気づいて彼を抱き締める。そんな２人の姿を目撃したソノは、酒で気を紛らわせようとするが…。

フィはソノの計画に従ってイ・バンウォンの武器庫を襲撃。フィの計略と事情を知ったチドとムンボク、チョン・ボムも死を覚悟で協力を申し出る。一方、バンウォンはソノが重臣の私兵を解散させていると知り、王宮の宴に乗り込む。ソノはその場で私兵を廃止すべきだと進言するが、イ・ソンゲの言葉を遮ったために怒りを買う。そんな中、フィはバンウォンの懐に入るべく、偶然を装って王族の狩り場へ。テリョンとチョンガは無礼なフィを斬ろうとするが…。

イ・バンウォンの屋敷に連行され、絶体絶命の危機に陥ったフィ。ソノはフィの元に駆けつけ、チョン・サジョン暗殺の黒幕を白状すれば生かしてやると告げる。バンウォンはソノの問いをはね付けたフィを見逃し、自分に近づいた理由を尋ねる。一方ソノは計画通りバンウォンの武器庫に踏み込むが、武器はフィによって司憲府に移されたあとだった。バンウォンは自分の窮地を救ってソノを陥れたフィの魂胆を疑い、仲間を人質に取って誰の差し金か問いただすが…。

フィの予定外の行動によって、ソノは王族を脅した罪で罷免され、投獄される。ヨンは憤慨したナム・ジョンによって、理由もわからぬまま物置に閉じ込められてしまう。バンウォンはフィとチドら仲間たちが先発隊の生き残りであることを確認して私兵に加え、圃隠を殺した橋にフィを連れて行く。フィは自分の剣で王にしてみせるとバンウォンに宣言。その一方で、密書によって知った内容を矢文でイ・ソンゲに送り、ナム・ジョンに揺さぶりをかけるが…。

ナム・ジョンは屋敷の前で密書の内容が記された貼り紙を見て驚愕。ソノもまた、ナム家が破滅の危機にさらされていることを悟る。ナム・ジョンに詰問されたフィはイ・バンウォンに命じられたと答えるが、その頃バンウォンもフィの行方を追っていた。フィは自分を心配する仲間たちに計画通りだと告げ、密書の証人であるカンゲを捕らえに行く。フィの後を追ってやってきたヒジェは、カンゲこそが母を殺した男だと気づき、復讐を遂げようとするが…。

バンウォンに捕らわれたフィは、自分の狙いはナム・ジョンだと答え、王はバンウォンよりナム・ジョンを選ぶはずだと断言。フィの言葉通り、イ・ソンゲはバンソクの世子冊封を急ぎ、私兵の解体を命じてバンウォンを都から追い出そうとする。そんな中、フィは祝宴を開いたナム・ジョンの屋敷に再び密書の内容を貼り付け、時を見て王に原本を見せるとバンウォンに告げる。不安に駆られたナム・ジョンはフィを呼び出し、バンウォンの殺害を指示するが…。

ソヨン高校のＳＮＳに“２年３組のハナが好きだ”という匿名の書き込みがアップされる。一体誰がその書き込みをしたのか、ド・ハナと仲間たちはその正体を知ろうと興味津々になる。

校内でド・ハナに関する奇妙なうわさが広まり、うわさを耳にしたド・ハナは思い悩んでしまう。そんな時、下校途中のハナにハ・ミンが声をかけてくる。ハナは意味深長な表情でミンに話を切り出すが…。

ヨ・ボラムの彼氏が浮気していたという事実を知った２人のハナとギヒョンは、彼氏に仕返しする方法を考える。そして、傷ついたボラムを慰めるためにみんなで一緒に秘密の計画を実行する。

試験期間が始まり、試験勉強をしていたド・ハナの前にハ・ミンが現れる。ド・ハナに勉強を教えてくれるハ・ミンだったが、いつの間にかそれが愛の告白に変わり、唇が近づいてくる。

校内でもトップクラスの成績を維持している優等生のキム・ハナだが、試験で致命的なミスをしてしまう。みんなが試験の結果について話している中、自分の答案を確認したキム・ハナは…

校内スポーツ大会に向けて、チャ・ギヒョンはバスケットボールのチーム名簿にナム・シウの名前をこっそり載せる。その事実を知ったシウは、ギヒョンを訪ねてきて怒りをあらわにし、殴り合い寸前に。

いつも学校に遅刻するド・ハナのために、無遅刻で真面目なナム・シウは一緒に登校することをハナに提案する。だが約束の時間を過ぎてもハナは現れず、シウの心配は膨らんでいく。

ド・ハナとヨ・ボラムと一緒にいるにもかかわらず、理由もなく疎外感を持ってしまうキム・ハナ。キム・ハナと２人の間に誤解が生じる出来事が繰り返し起きて、感情の溝が深まってしまう。

誤解が原因でド・ハナとキム・ハナの関係がぎくしゃくしてしまい、ヨ・ボラムは２人の仲を取り持とうと努力する。しかし状況は悪くなる一方で、結局ボラムは２人の前で涙を見せる。

ソヨン高校でスポーツ大会が開かれる日。ヨ・ボラムは３年生の先輩から好感を持たれ、チャ・ギヒョンはボラムと先輩の仲に嫉妬する。ハ・ミンとナム・シウも、ド・ハナをめぐって妙な神経戦を繰り広げる。

ド・ハナに対して積極的にスキンシップを図るハ・ミンが、気になってしかたないナム・シウ。ついに限界に達したシウは、ド・ハナの頭をなでたハ・ミンの手を振り払い、意味深な言葉を投げかける。

ハ・ミンの誕生日プレゼントを買いに行く日、コンビニでアルバイトをしている“お兄さん”の正体を偶然知ったド・ハナ。お兄さんに以前言われたことを思い出し、誰が自分のことを好きなのか気がつく。

ド・ハナの前に見知らぬ男子生徒が現れ、ハナに気軽に話しかける姿を見て、不機嫌さを隠しきれないナム・シウ。ド・ハナもシウと２人きりになると、シウに好かれていることをなぜか意識してしまう。

久しぶりに家族で外食をすることになったハ・ミン。楽しいはずの食事の席で、ミンは両親と言い争いになる。仲間たちと野外キャンプをすることにしたキム・ハナは、母親からの電話に出ることを避ける。

寝てしまったナム・シウの携帯電話に知らない女性から電話がかかってきて、ド・ハナはシウと彼女の関係を怪しむ。キム・ハナとハ・ミンはお互いの弱点を突くような激しい言い合いをしてしまう。

ナム・シウは夜中に女性から着信があったことに対する誤解を解くためにド・ハナのもとを訪ねようとするが、ド・ハナとハ・ミンが道端で親しげに話をしている姿を遠くから見つけてしまい、歩みを止める。

ハ・ミンは悩んだ末に、片思いしている相手に自分の気持ちを告白することにする。ド・ハナはナム・シウに会うためにシウの家の前まで行くが、そこへなぜか意外な相手がやってきて、声をかけられる。

同じ塾に通っていた友人と偶然会ったド・ハナ。キム・ハナの中学時代を知るその友人は、みんながいる前でキム・ハナの過去を暴露してしまう。自分の過去を知る人間と再会し、キム・ハナは動揺を隠せない。

キム・ハナがウソをついていたことが明らかになり、ド・ハナとキム・ハナとヨ・ボラムの３人の仲は急によそよそしくなってしまう。３人の様子が変なことに気づいた生徒たちは、妙な噂を立て始める。

キム・ハナは試験期間中に大切なノートをなくしてしまい、ジンクスを気にするあまり、試験結果が惨敗に終わる。そんな中、クラスの生徒たちは、キム・ハナのノートを盗んだ犯人はド・ハナではないかと言いだす。

ド・ハナとの仲が険悪なままのキム・ハナは、みんなの前でひどい言葉を浴びせてド・ハナを傷つけてしまう。友達だと思っていたキム・ハナに裏切られたと感じたド・ハナは、キム・ハナの過去を暴露する。

大げんかをして以来、何日か学校を休んでいるキム・ハナのことが心配になるド・ハナとヨ・ボラム。２人でキム・ハナの自宅を訪ねることにする。しかし、キム・ハナの自宅の住所を２人とも知らず…。