ジュウォンに協力することを決意したイヌは、チャン・マンの指揮権を奪い王宮に攻め入る準備を始める。

ジャジョムの意見に耳を貸した仁祖の決定に失望した貞明公主は、仁祖を訪ね最後の機会を逃したと話す…。

王の子孫が生まれたことに仁祖は大いに喜んだが、一方で、国境地帯では襲撃団が現れ捕虜を逃がすという事件が続き…。

密かに訪ねてきた世子嬪の頼みもあり、昭顕世子に後金との件から手を引いてはと提案する貞明公主だが…。

仁祖の信頼を失った昭顕世子はいよいよ苦境に立たされる。鳳林大君は兄である昭顕世子のため、ジュソンのもとに助けを求める。

王宮では重臣たちが破竹の勢いで南下する清軍を避けて江華島へ避難するよう進言するが、仁祖は最後まで戦うことを宣言。

仁祖の反対を押し切って人質として出向こうとする昭顕世子だが、ジュウォンは世子に交渉をしている隙を突いて…。

清の人質となっていた昭顕世子と鳳林大君は、８年後にようやく朝鮮への帰国を許される。

ヒョンイクの治療の甲斐があって意識が戻った仁祖は、ジャジョムのウソの報告により昭顕世子が清と内通していると疑い…。

貞明公主は苦境に立たされた昭顕世子を救うため、ジュソンから賄賂を受け取っていた重臣らの名簿を街に張り、世論を動かそうと試みる。

王から全権を譲り受けたジャジョムはジュソンを釈放し、崇善君を世子に据えようと目論む。

世子となった鳳林大君は早速、ジュソンとジャジョムを追い詰めにかかる。焦ったジャジョムとヨジョンは…。

お互いに裏切り合い、共倒れしたジュソンとジャジョム。仁祖に無実を訴えたヨジョンも義禁府に捕らわれる。

貞明公主は、仁祖による王としての最後の選択に不安を覚えるが、ジャジョムと尚膳から仁祖の本心を聞かされて驚く。

仁祖の命令によりキム・リュやヨジョンが捕まるなか、王宮を抜け出したジュソンは、清の助けを得て権力を奪還しようとしていた。

清の問責団が朝鮮へやってくるが、孝宗の北伐計画が事実か調査するためであった。また問責団には、皇帝の忠僕オボイが同行していた。

刑の執行前日、牢を訪ねた貞明公主に、ジャジョムは「我々が死んでもまた同じような人間が現れる」と忠告するが…。

小学生のソンミは周りの子たちに化け物と言われ、いじめられていた。ソンミの目には魔物が見えるのだった。

不幸が移ると、みんなからのけ者にされていた子供の頃のソンミ。そんなソンミを、いつか守ってくれる者が現れると慰めてくれるのは祖母だけだった。

ソンミは血を流して自らを危険にさらし、悟空の名を呼ぶ。悪鬼がソンミを襲おうとするが、そこに悟空が現れる。

ハンジュが還魂屍に殺されるかもしれないと聞いたソンミは、彼を助けてほしいと悟空に頼む。だが悟空はソンミ以外の人間は助けないと断る。

魔王は1930年代の記録映像を博物館に寄付し、功績を認められて大統領勲章を授与されることになる。

三蔵の血を飲まされた魔王には三蔵を食べたい欲求が生まれてしまう。必死でこらえているのだが、悟空はそれを見て面白がる。

風邪をひいたという悟空のために沙悟浄は高麗人参スープを作ってあげる。風邪などひく体ではないはずだと言う魔王に、悟空の症状は風邪に間違いないとプジャは言い切る。

魔王の家でジョナサンとソンミは再会する。ジョナサンはソンミをモデルにした映画を撮ると言う。

悪鬼を捕まえるため、ウエディングドレスに身を包みバージンロードを歩くソンミ。ドキドキしながら歩くが…。

子供の魂を本に閉じ込める悪鬼である書店の店主は、ソンミに頼まれて子供の頃のソンミを本の中に閉じ込める。

幼いソンミを無事に取り戻した大人のソンミ。三蔵の能力も戻り、ソンミは緊箍児を再び作動させて一件落着する。

プジャの死体を埋めた２人の男を悟空は殺そうとする。そんな悟空をソンミが止め悲痛の叫びを上げると、悟空の心臓は締めつけられて血を吐いてしまう。

阿斯女は王にした男に裏切られて婚礼を挙げられず、悟空と婚礼を挙げたいと言う。悟空の魂を操ったと思っていた阿斯女だが、それは悟空の人形だった。