ジュヨンと一緒に暮らすと決めたクムビは、フィチョルとカンヒと最後の夜を過ごす。理解に苦しみながらも、クムビを信じて送り出すフィチョルとカンヒだったが…。

クムビは理科の実験中に手が痙攣してしまい、シルラになにかの病気だということを知られる。そんな中、ジュヨンはバーテンダーの旧友から大金を要求され…。

クムビの病状を知るためにカンヒを訪ねるジュヨン。パク医師からニーマン・ピック病の現状を聞かされ、取り乱すジュヨンを見て心配になるカンヒ。

クムビの純粋さに触れるうちにフィチョルへの復讐心が薄れていったチスは、フィチョルがジョンウォンの元へ復讐に向かうのを止める。

フィチョルとカンヒはクムビの治療法をパク医師に尋ねるが、現実的な返答に戸惑う。一方、ジュヨンはソンガプから南米へ行かないかという提案を受けていた。

ホ医師はカンヒにクムビの病の進行を遅らせる治療として、脊髄腔への注射を勧めるが、激しい副作用が伴うこともあるとパク医師は反対する。

頑固で心を開かないウンスのために、クムビはフィチョルたちと一緒に演劇をしようと提案する。

カンヒとフィチョルは家で小さな結婚式を上げる。しかし、徐々に出来なくなってしまうことが増えてきたクムビは、ストレスで癇癪（かんしゃく）を起こす。

クムビの記憶障害が予想よりも早く進行してしまう。そんなクムビの姿を見て心を痛めるフィチョルは、クムビを思い出の場所に連れて行く。

群山でヤクザの経理を任されているキム・ソンニョン。脱税の腕前は超一流で検察や国税庁にも見抜けない。

見事、ＴＱグループ経理課長に採用されたソンニョン。意気揚々と初出勤するソンニョンだが、同僚の反応は冷たい。

突っ込んできた飲酒運転の車から偶然イ課長の妻スジンを助け、大けがを負ったソンニョン。示談に応じないという運転手にソンニョンは…。

ドクポ興行の二重帳簿のことで逮捕されたソンニョン。ところがソンニョンを待っていたのはソ理事だった。

中国との取引交渉が暗礁に乗り上げピンチのＴＱ。中国側は条件としてＴＱ宅配の調査と実査準備チームのメンバーにソンニョンを指名する。

労組委員長に間違われて拉致されたソンニョン。３億ウォンでデモを解散させるという合意書に拇印を強要される。

ソ理事の差し金で逮捕されたソンニョンだが、韓国一の弁護団によって不起訴に。悔しがるソ理事。ソンニョンは弁護を頼んだのがハギョンと聞いてびっくりする。

会社と全面対決する姿勢を見せるソンニョン。その頃、ＴＱ宅配ではリストラが進行し、経理部のウォン・ギオクの父もその対象になっていた。

理事会でTQ宅配を再建すると宣言したソンニョン。ユソンから１億ウォンの小切手を渡されては断れない。

再建に失敗したら経理部が解体されると知り、動揺する部員たち。イ主任はこの仕事を断るようチュ部長に掛け合うが、むしろ説得され…。

報告会の失敗で経理部の解体が決まり、部員たちはその日のうちに別の部署に配属される。ソ理事を訪ねたソンニョンは膝をついて経理部を元通りにしてほしいと頼むが…。

裏金の証拠で再建案と経理部復活を果たしたソンニョンはユソンにもらった手付金を皆に分ける。そんな時、ソ理事がＴＱリテールの社長になると知ったソンニョンは…。

ソ理事の行く手を阻むと大口を叩くソンニョン。だが、ソ理事はＴＱリテールの給与未払問題を１週間で解決すると強気に出る。

ソンニョンはソ理事が理事会に出席できないよう画策する。さらに次の手としてＴＱコンビニのアルバイトたちを団結させ、訴訟を起こさせる。

ソンニョンの命が会長に狙われていると知り、放っておけず助けるソ理事。ソンニョンはむしろ会長に復讐の炎を燃やす。

会社側と監査チームが会食する場へ調査課長の委任状を持って現れたソンニョン。一方、ハギョンはイ課長が持っていた鍵の合う場所を見つけていた。

イ課長の残した資料によって会社を追い込んだソンニョン。検察の家宅捜索が行われ、ガウンも検察庁へ復帰する。

拉致されたソ理事をパク係長と一緒に助け出したソンニョンは検察庁の前で待っていたマスコミに拉致の事実を暴露する。

ソ理事とソンニョンは会長に告発状を突きつける。だが検察はある人物の指示ですべてもみ消してしまう。

ついに会長の逮捕状が出る。ソンニョンとソ理事はアメリカに高飛びしようとしていた会長を出国直前に捕まえる。

大学に忘れ物を取りに戻ったジェイは、偶然ボクジュを見かける。ジュニョンはボクジュをかばおうとするが…。