チョンドンを失いそうになって初めて、ようやく自分の気持ちに素直になれたヨウォン。ヨウォンはヨジュに、チョンドンはソナに、それぞれ再び付き合い始めたことを報告する。ヨジュの計らいでチョンドンの見舞いに訪れたヨウォンは、甲斐甲斐しく世話を焼いて帰るのだった。一方、なかなか出ていこうとしないジョンスクにますます苛立ちを募らせるジフン。さらにソナとの関係をそれとなく気にするスジに、ジフンは…。

ソナが好きだった相手がジフンだと知ったスジ。信じていた2人に裏切られたスジは強い衝撃を受ける。土地の購入を焦るジフンは、金額をさらに10億ウォン上乗せするとイルナムたちに持ちかける。その帰り、ソナに会いに行ったジフンはスジのスタジオを辞めるように言う。一方、チョンドンのことを婚家で話すと言うヨウォンに、チョンドンは大喜び。ところが、2人は偶然にも仕事中のイナムと鉢合わせてしまい…。

チョンドンとヨウォンの関係を知ったイナムは驚くが、家族には秘密にすると約束する。一方、ソナの誘いで一緒にお酒を飲むことになったヨジュ。そこにイナムも呼び出され、3人は楽しい時間を過ごす。ジフンから昔の話を聞き、ようやく態度を軟化させたスジ。ソナの退職願も受け取らず、2人はこれからも一緒に働いていくことに。ようやく覚悟を決めたヨウォンは、チョンドンのことをコンニプに話そうとするのだが…。

酒に酔った勢いで、イナムが血のつながらない弟だと話してしまったイルナムとジヨン。心に深い傷を負ったイナムは、何も言わずに家を出ていってしまう。元気のないヨウォンの様子が気にかかるチョンドン。一方、スジと一緒に産婦人科に検診を受けに行ったジフン。しかしそこで明らかになったのは衝撃の事実だった。チョンドンはジフンに頼まれ、コンニプの店に向かう。その頃コンニプは自らイナムを捜しに行こうとしていた。

道端で倒れたコンニプを助けたチョンドン。コンニプはそのまま数日入院することに。スジが不妊症だと知りジフンは妊活に専念してほしいと頼むが、スジは仕事が優先だと断る。一方、ジフンとパク社長が一緒にいるのを見たチョンドンは不審に思い問い詰めるが、かわされてしまう。事が思い通りに運ばず、深酒をしたジフンは運転代行にギュチョルを呼ぶ。酔ったジフンを家まで連れていったギュチョルは、そこでジョンスクに出会う。

ギュチョルはすぐさまジョンスクを警察に突き出そうとするも、少しずつでも金を返すから実の息子のそばにいたいと頼み込まれ、仕方なくその場を後にする。一方、チャンとイルナムが結婚していたと聞いてしまったマンソプはショックを受ける。その頃、イナムは実の両親が営んでいた民宿を手伝っていた。イナムを見つけたチョンドンは家に帰るよう説得する。ソナから話を聞いたヨジュも、イナムを連れ戻すために駆けつけるのだった。

チョンドンとヨウォンの仲睦まじい姿を偶然見かけ、2人の関係に気づいてしまったコンニプ。ジョンスクはどうにかスジに子供を作らせようとするが、それに気づいたスジは激怒する。一方、チョンドンはホ記者からドンウがハナ飲料の不正を追っていたと聞く。ジフンに1か月待ってほしいと伝えたコンニプは、その間に子供たちの動向を見定めることにする。そんなある日、ジョンスクとギュチョルが話すのを見かけたジフンは…。

ジョンスクがギュチョルに詐欺を働いたことを知ったジフン。偶然に会話を聞いたスジは、2人が親子だと知ってしまう。一方、ハナ飲料を訪れたコンニプは直接ビョンレと話し、1か月待つように言う。同じ頃、ハナ飲料に向かったイルナムはジフンにある提案をする。その帰り、チョンドンとヨウォンの親しげな様子を目撃したイルナム。チョンドンを店に呼び出したコンニプは、ヨウォンとの関係について問うのだった。

コンニプにしっかり気持ちを伝えたチョンドン。コンニプは家族の前で2人の関係を認めると宣言する。チョンドンがヨウォンと付き合い始めたと知り、不安になるジフン。そんな中、チョンドンとソナに誘われたヨウォンたちは2人の育った施設を訪れることに。ヨウォンはチョンドンが語る昔の話を聞きながら、楽しい時間を過ごす。その夜、チョンドンに連れられ小さなカフェを訪れたヨウォン。チョンドンが密かに準備していたのは…。

チョンドンのプロポーズを受け入れたヨウォン。一方、ジフンが渡した時計を返そうとしたジョンスクは、時計を持っているところをユンギョンに見られてしまい大騒ぎに。しかし、なぜかスジがジョンスクをかばったおかげで事態が収束し、ジフンはそんなスジの態度にもしやと思い始める。そして、ヤン課長から爽快ケンポナシの原料について知っていそうな人物がいると聞いたヨウォン。早速その人に会えないかと頼む。

辞めた前チーム長に会いに行ったヨウォンは、ドンウの死を伝え、ハナ飲料の真実を明かすため協力を仰ぐ。一方、仕事を辞めて出ていったジョンスク。2人が親子だと知っていたことを明かしたスジは、ジフンを労わる。経理チームの倉庫なら何か見つかるかもしれないと聞いたヨウォンは、こっそりと忍び込む。ヤン課長の話で事情を知ったチョンドンは急いで倉庫へ向かうが、先に倉庫にやってきたのはジフンだった。

チョンドンの機転でなんとかその場を乗りきることができたヨウォン。チョンドンはヨウォンに協力を申し出る。ジョンスクを追い出したことをジフンが後悔しているのではと案じるスジだが、ジフンはハッキリしない。一方、イルナムが条件付きでハナ飲料に就職させてもらったことを知ったコンニプは怒り、すぐに辞めるよう叱る。そしてジフンに会ったチョンドンは、爽快ケンポナシのデータを見せてもらえないか直談判する。

イナムの告白を受け入れ、付き合うことになったヨジュ。ジフンのことが気がかりなスジは、密かに人を雇ってジョンスクを捜させる。一方、すっかり沈み込んだコンニプを見て我慢ならなくなったチャンは、イルナムを呼び出して叱る。ドンウの手帳からUSBを見つけたヨウォンは、最初に情報提供したのがテヨン社のパク社長であることを知る。同じ頃、チャンとのことをコンニプに打ち明ける決意をしたイルナムだったが…。

チャンから事情を聴いたコンニプは、ひとり悩んでいたチャンのことを気遣う。家族の前でイルナムとチャンの関係を話したコンニプは、これからはチャンも家族として接するように言う。テヨン社を訪ねたチョンドンはそれとなくパク社長を問い詰めるが、はぐらかされてしまう。ジフンから話を聞いたビョンレは、ある提案をする。それぞれに苦労を抱え生活している家族を見て悩んだコンニプは、ヨウォンを部屋に呼び…。

ヨジュからイナムとの関係について相談されたソナは、あることを思いつく。ボラムにチョンドンとのことを話したヨウォンは、ボラムを連れてチョンドンの家へ行くことに。ソナも交え、楽しい時間を過ごす。その日、コンニプから土地を売ると聞き一家は大喜び。ヨウォンから話を聞いたビョンレたちも喜ぶ。しかし、突然会社にやってきたパク社長から契約を切ると言われてしまったジフン。ヨウォンは2人が話すのを偶然聞いてしまう。

急に気が変わったと言い、契約を断ったヨウォンに驚く一同。後継者になりたいなら何としてでもヨウォンを説得しろとビョンレに叱りつけられたジフンは、ヨウォンがドンウの死について何か気づいたのではないかと不安になる。一方、スジはジフンのために密かにジョンスクの居場所を突き止め、両親に2人の関係をばらさない約束で家に連れ戻す。そしてジフンの元を訪れたヨウォンは、ドンウの死について切り出すのだった…。

ヨウォンから「ドンウの死にハナ飲料とジフンが関わっているかもしれない」と聞いたチョンドンは驚く。パク社長から口止め料に10億ウォン払うよう詰め寄られ、ビョンレとの板挟みで悩むジフン。パク社長と話しているのをヨウォンに聞かれたことを知ったジフンは、急いで監視カメラの映像を削除させた。事故の再調査を求めるヨウォンだが、なかなかうまくいきそうにない。そんな中、予想だにしていないかった人物から連絡が。

以前ヨウォンが訪れたカフェが閉店しているのを見たチョンドンは、ドンウについて何か知らないかと店長に尋ねる。パク社長がケンポナシの輸入台帳をドンウに渡していたことを知ったチョンドン。パク社長から事故のいきさつを聞いたチョンドンとヨウォンは、あまりの内容にショックを隠せない。ヨウォンからドンウの死にハナ飲料が関わっていると聞いたイルナム。さらに、チャンから2人の間に息子がいることを知らされたイルナムは…。

チャンとチュオンのため、あくせくと働きだしたイルナム。一方、ヨウォンが自分のせいで土地を売らないのではないかと思ったスジは呼び出して話をするが、ヨウォンは詳しい話をせずにその場を後にする。一方、ジョンスクの件で一緒に公証役場に行ったチョンドン。偶然それを見かけたジフンは、ジョンスクが騙した相手がヨウォンの父親だったことを知る。輸入台帳を探しにこっそりジフンのオフィスに忍び込んだヨウォンだったが…。

ビョンレはチョンドンたちの育った施設への支援打ち切りまでほのめかし、ヨウォンに圧力をかける。ヨウォンから話を聞いたチョンドンは、ドライブレコーダーを預かることに。ギュチョルが隠していた証書を見つけたヨジュは、怒りに任せてジョンスクの元へ。ヨジュからジョンスクとジフンが親子だと聞かされたヨウォンは驚く。なかなか説得に応じないヨウォンにしびれを切らしたジフン。駐車場にいたヨウォンに一台の車が迫る。

チュオンからの電話に偶然出てしまったジヨン。子供の声だと聞いたコンニプは疑問に思う。その頃、スジの身には異変が起きていた。チャンから帰国のための費用がないと聞いたイルナムは家族から金を借りようとするが、いつものことかと相手にされない。そこでイルナムはついつい息子がいると話してしまうのだった。ヤン課長からの連絡で、ヨウォンが轢かれそうになった原因がジフンにあると確信したチョンドンは…。

家族の前でチュオンのことを話したイルナムとチャン。コンニプはチュオンを連れてくるよう言う。ヨウォンはイルナムを気遣い、輸入台帳のことを打ち明ける。一方、イナムは運営権を譲り受ける形でヨジュと配達事務所をやっていくことになった。ビョンレからのプレッシャーもあり、再びヨウォンに揺さぶりをかけるジフン。そんな中、チョンドンの元にドライブレコーダーの復元を頼んでいた知り合いからの連絡が入るのだが…。

ドライブレコーダーの映像だけはなんとか復元することに成功し、中を確認するとドンウの事故は明らかに後続車の悪質な運転によって誘発されたものだということが分かった。映像を見て、その車がジフンのものではないかと疑うチョンドン。テヨン社に向かったヨウォンとチョンドンは、そこで監視カメラの映像を発見する。それを見て、ドンウの車を追ったのがジフンだと確信する2人。するとそこにジフンが現れて…。

監視カメラの映像を見せて問い詰めるチョンドンとヨウォンだが、しらを切るジフン。チョンドンは自分の移植手術とドンウの事故が同じ日だったことを知る。ビョンレとジフンの会話を偶然立ち聞きしたスジは、会社の経営が危ういのかと心配になる。そんな中、パク社長が出国すると聞いたチョンドンたちは驚く。こっそりジフンの部屋にカメラを仕掛けていたイルナムは、ジフンが金庫を開けるのを見て慌ててハナ飲料へ向かうが…。

涙ながらに訴えるヨウォンだが、パク社長は耳を貸さない。警察署に駆けつけたチョンドンとヨウォンに対し、ジフンは示談にする条件として土地売買の話を持ち出す。不正の証拠を隠し持っていたことをビョンレに知られたジフンは、言われるがままに証拠を燃やしてしまう。一方、スジはジフンの子供を妊娠していた。諦めかけていたヨウォンだが、ひょんなことからドンウのペンに事故当時の録音データが残っていたことを知る。

会社のためにドンウを見殺しにしたことが知られてしまったジフン。ヨウォンを説得して土地を売らせようとするビョンレは、頑ななヨウォンの態度に何か考えがあるようで…。　一方、スジの妊娠を知ったチョンドンは、少しだけジフンに時間を与えてはどうかとヨウォンに提案する。ビョンレはジフンを連れてコンニプの店に向かい、ドンウの死を謝罪させる。大金を渡して土地の売却を迫るビョンレに、コンニプは怒りを堪えられない。

明らかになったドンウの死の事実に、一家は驚きや怒り、悲しみを隠しきれない。ジフンは全ての責任をとって自首することになる。周囲に妊娠を明かしたスジと旅行に出かけたジフンは、束の間の幸せな時間を過ごすのだった。そんな中、心臓移植者の追悼行事が開かれる。ヨウォンはコンニプの付き添いで参加するが、そこになぜかチョンドンたちも現れた。自分の手術と同じ日にドンウが臓器提供をしたと知ったチョンドンは…。

ドンウの死で自分が生き永らえたことを知ってしまったチョンドン。ジフンから自首することを打ち明けられたスジは、どうにかしてそれを止めさせようとする。話を聞いたヨジュはジフンの家まで押しかけ、罪を償うよう責め立てる。ジフンが死なせた相手がヨウォンの夫だと聞いたスジは、ひどくショックを受ける。罪を認めようとしないビョンレの態度に、少しずつ失望していくチョンドン。そんな中、スジに呼び出されたヨウォン。

自分と子供のためにジフンを許してほしいと頼むスジの身勝手さに呆れるヨウォン。一方、チャンは息子のチュオンを連れて再び韓国にやってきた。新しい家族が増え、家の中は久々に明るい雰囲気を取り戻す。ジフンはビョンレの言いつけに背き、マスコミの前で罪を認めて自首した。その頃チョンドンはドンウの納骨堂を訪れていた。チョンドンにあまり会えていないことが心配なヨウォンは、ソナに会いに行く。ソナは突然泣き出して…。

ドンウの心臓がチョンドンに移植されたと聞き、呆然とするヨウォン。マルスクが設置していた盗聴器の中身を聞いてしまったスジは、ビョンレの罪を知る。一方、ヨウォンから食事に招かれたチョンドンは店の前まで行くものの、どうしても入ることができない。自分がヨウォンを苦しめるのではないかと心配するチョンドン。ジフンと離婚させようと企むビョンレに反発するスジは、盗聴器をチョンドンに預けるのだが…。