ウクは蒸発したと思っていた母親がドゥオン村で自分を目の敵にしてきたキム・ヒョンミだと気付き、ヒョンミの身に何が起こったのか調べ始める。女性を襲おうとして殺されたイルソクの死体を捜すため、パンソクは交番で芝居を打ち、イルソクの話を聞いたウクは民家にたどり着く。そんな中、パンソクは娘に似た人がいるとの話を聞きつけ、居場所の情報と引き換えに金を振り込むが…。

ジョンアがパンソクの家を訪ねてくる。パンソクが詐欺に遭ったことを知ったジョンアは犯人を見つけてあげると約束する。ハン会長は青空園の元副園長だったジュノの母親、チョ・ミョンスンと会い、青空園の出身者が立て続けに命を落としたことを知り…。一方、ウクが説得した夫婦は自首し、遺体が発見されたイルソクは消滅する。その頃、ウクの生存を確認したマフィアは再びウクを捜索し始める。

ウクは養護施設の行事に参加したハン会長のもとを訪れヒョンミの話を聞こうとするが、ヨナ捜索の手がかりをつかむために訪れていたジュノともども追い返される。ジョンアに頼まれ質店の店番をしていたパンソクの前に、ウクを捜すマフィアのボス、ワン・ミョンチョルが現れるが、パンソクは機転を利かせその場をしのぐ。ヒョンミはウクの名前を知りウクに名字を聞くが、ウクはチェだとうそをつく。

ワンを警察に捕まえさせたいウクは、パンソク、ジョンアを伴いワンが室長を務めるイルゴン冷凍に忍び込む。ドゥオン村では一年に一度の記憶の日でお祭り騒ぎ。ヨナはトーマスが作った気球から、ドゥオン村の近くに来ていたジュノの姿を見つけ、絶対に諦めないと心に誓う。ジョンアからウクの母親がヒョンミだと聞いたパンソクは驚き、せっかく会えたのに息子だと明かさず何もしないウクに苛立つ。

娘の手がかりも見つからず、なぜドゥオン村が見えるのか１０年経ってもわからないパンソクは苦しむ。ジュノは27年前に自宅で転倒死したというハン会長の娘が殺害されていた可能性に思い至り、同時期に失踪した刑事と家政婦も事件に巻き込まれていたと推理する。ウクはヒョンミの死がいかにもたらされたのかを知るためチェスン建設が関わる式典に潜り込み、ハン会長との接触を試みる。

ジュノはハン会長を訪ね、ナムグクたちが何者かに孫だと疑われて殺害された可能性があると話す。ヒョンミはウクが息子だと確信し、ウクが死者だと思っているヒョンミは悲しむ。ドゥオン村からの出口を探っていたヨナは、赤レンガの建物を見つける。中から聞こえるうめき声が気になったヨナはウクを連れ内部を探索し…。そんな中、一人の女性を殺したカン・ミョンジンの初公判が行われる。

トーマスがドゥオン村で悪人たちを捕まえ長年閉じ込めていたことが明らかになり、村人たちによる聴聞会が開かれる。村人はトーマスを責めるが、ヒョンミの一言でその場は収まる。落ち込むトーマスをウクは不器用ながらも励ます。ハン会長はジュノに遺言書を渡し、娘スヨンの死について詳しく調べてほしいと頼む。パンソクたちはチャン・ミが生前にDVを受けていた証拠のUSBを探すことに。

失踪課におけるジュノの先輩刑事、ペク・イルドゥはミョンジンがシリアルキラーであることを確信し、かつてカンが住んでいた町で起きた失踪事件を調べ直すことにする。ヨナはトーマスが閉じ込めていた生者の詐欺師、ファン・ドゥチョルにジュノとの橋渡しを頼む。ワンはジョンアを拉致し、ウクをおびき出す。ウクはジュノに一緒に来てくれと頼むが、ドゥチョルからの連絡を待つジュノは…。

ワンにとらわれたウクは暴行を受け、もうろうとする意識の中で幼いころハン会長の娘が殺された現場に居合わせたことを思い出す。ヨナは死んだとウクに言われたジュノだが、信じることができない。ヨナの居場所を知らせる代わりにジュノからカネをせしめたかに見えたドゥチョルは逮捕される。ドゥチョルからもらったヨナの居場所が書かれたメモには、ドゥオン村の住所が書かれていた。

ジュノはドゥオン村の丘を訪れる。ジュノの来訪を喜ぶヨナだったが、ウクと会話をしながら隣の自分にまるで気付かないジュノの様子から、みずからの死を悟り、同時にウクが生者だと知る。そばで２人の会話を聞いていたヒョンミは、ウクが生きていることに安堵する。チャン・ミの願いでDVの証拠を警察に渡せずにいたパンソクだったが…。パンソクはドゥオン村の存在をジョンアに打ち明ける。

ウクとジュノはハン会長からスヨンの日記を託される。ウクとドゥチョルの証言が一致しても、ヨナの死を受け入れられないジュノは、結婚式を挙げるはずだった日、ドゥオン村の丘でヨナが隣にいることも知らぬまま慟哭する。パンソクはドゥオン村の人々の情報を書き込んだノートをジョンアの店に持ち込み、捜索を手伝ってもらうことにする。危険なことに飛び込もうとするウクをヒョンミは心配する。

ウクは連続殺人を指示した黒幕がハン会長の側近だと考え、自分がハン会長の孫を演じることで黒幕の本性をあぶり出そうとする。会長室に隠しカメラを設置すると、そこには金庫の中の遺言状を確認する側近たちの姿が映っていた。一方、殺人事件の証拠品からカンのDNAが検出され、カンはイルドゥの話術により意図せず事件への関与をほのめかす。ヒョンジの失踪現場に残っていたリュックからも新たなDNAが検出され…。

チェスン建設の臨時株主総会で孫を見つけたと報告しウクを紹介するハン会長。孫が見つからない場合財産を受け取る予定だったイ専務は焦りを見せる。そんな中、株主総会に姿を見せなかったハン・サンギル専務が遺体で発見される。現場の状況が自殺を示す中、自殺に見せかけた他殺を疑ったジュノはひそかに調べを進める。一方、ヒョンジのリュックから検出されたDNAは服役中のカンと一致し…。

カンは警察に移送され聴取を受ける。その様子を別室でパンソクが見守る中、カンは１枚の写真に反応するが中々口を割らない。一方、ウクがハン会長の孫ではないと感じたイ専務は、会長を郊外の別荘に連れ出し心臓発作に見せかけて殺そうとする。ウクが別荘に到着すると会長は頭から血を流していて、会長の娘スヨンを殺したことを追いつめられたイ専務はウクに襲いかかる。

ウクは体調不良を装い入院したイ専務からヒョンミがなぜ殺されたのかを聞き、激しく動揺する。早く自分を発見して欲しいと願うヨナはジュノに会いたいとウクに伝え、二人を会わせたウクは、ヨナの言葉を伝える。そして、ワンの部下たちがヨナを海に遺棄していたことを知ったジュノは、海洋警察の協力を得て大がかりな捜索を開始する。一方、ヒョンジの唯一の手がかりだったカンが自殺してしまい、パンソクは途方にくれる。

ヨナの葬儀に訪れたハン会長は、ジュノがヨナに贈ったネックレスを見て、自分の孫が誰だったかを悟る。ジュノは母親から実は幼い頃に施設から引き取られた養子で、実母が別に居た話を聞かされて動揺する。一方、ドゥオン村の付近でカンに殺された複数人の遺骨が発見され、その直後に、パンソクは今まで見えていた村が見えなくなってしまう。そして、パンソクとウクはドゥオン村と自分たちの関係を知るのだった…。

地方のある店で見習い社長として働くことになったチャ・テヒョンとチョ・インソン。店の中に入ってみると想像していたよりも店が大きく、いろいろな物が売っていることに驚く。うまくやれるのか不安になる２人だが、翌日からの営業のために準備を始める。店の中には食事ができるスペースがあり、インソンが調理を担当する。そこで出す予定のズワイガニラーメンを試しに作ってみる。果たしてどんなラーメンが出来上がるのか。

初日の昼食の営業が始まると、すぐにテーブルが埋まってしまう。注文が次々に入る中、さまざまな問題が発生して２人の見習い社長はパニックに。時間はかかったが、何とか２人で協力してカニラーメンを作ってお客さんに提供。お客さんからおいしいと言ってもらえて安心するインソン。昼食の営業を終え、２人は夕食の営業の準備に取りかかる。夜はお酒を飲みに来る人が多いそうだが、どんなお客さんが訪れるのか？

営業２日目、店を手伝うためにパク・ボヨンがやって来た。バイトの経験があり、よく気が利くボヨンは、お会計や接客など何でも上手にこなす。昼頃に常連客のおばあさんたちが来店する。しかし歯が悪いおばあさんたちに出せるつまみがなくて、テヒョンは頭を悩ませる。夕食の営業が始まり、ヤマメの養魚場を運営している夫婦が来店する。ヤマメなら軟らかくて食べやすいので、テヒョンはメニューに加えようかと考えるが…

営業３日目のバイトとして、ユン・ギョンホとキム・ジェファがやって来た。２人に店を任せて、社長たちは新メニューのためにヤマメとオムクを仕入れに出かける。バイトの２人はラーメンを作って出したり、バスの乗車券を販売したりと慣れない仕事に一生懸命取り組む。仕入れから帰ってきた社長たちは夕食の営業のためにヤマメの塩焼きとオムクスープの準備を始める。果たして新メニューに対するお客さんたちの反応は？

３日目の営業を無事に終えて帰ったジェファ。ギョンホは泊まって４日目まで残り、まき割りや商品の補充や洗い物などをてきぱきとこなす。仕事が一段落したところでギョンホが帰り、店には社長２人だけになる。昼食の営業を終えて、保健所にはり治療を受けに行く社長たち。クロと散歩をしながら店に戻り、夕食の営業の準備を始める。営業が始まり忙しくしていると新しいバイトのシン・スンファンがやって来る。

営業５日目、インソンはパク・ビョンウンとナム・ジュヒョクと共に食材を手に入れるため海へ。新メニューに使うカレイが欲しいのだが、この日は天気が悪く波も高いためなかなか釣れない。店にインソンがいないのでスンファンが昼食の営業の料理を担当することに。チャパグリやカニラーメンなどを手際よく作っていく。果たしてインソンたちは新鮮な魚を釣ってお客さんたちに刺身を振る舞うことができるのだろうか？

夕食の営業が始まり、釣ってきたカレイを使ってビョンウンが水刺身と背越しを作る。お客さんたちにおいしいと言ってもらえて安心するビョンウン。ジュヒョクは料理の提供やお会計でミスをしてしまうが、すぐに対処して事なきを得る。それぞれが一生懸命働き、５日目の営業も無事に終了。社長とバイトたちは楽しく夕飯を食べる。ビョンウンとスンファンは帰っていったが、ジュヒョクは次の日もバイトをしていくことになる。

営業６日目になり、プロゴルファーのパク・インビとその夫のナム・ギヒョプ、インビの妹のイナが店にやって来た。サルエビなど、たくさんの海産物を差し入れで持ってきたインビたち。それを見たテヒョンとインソンは夕食の営業で売ろうと言いだす。サルエビは、生エビ４尾と蒸しエビ４尾をセットにして９千ウォンで売ることに。夕食の営業が始まり、早速サルエビの注文が入る。お客さんたちに満足してもらえるのだろうか？

営業７日目、昼食の営業のためにインビたちは、アワビがゆやタイ式豚肉のバジル炒め丼を用意。どちらのメニューもお客さんに満足してもらえて安心する。営業８日目になると、バイトとしてユン・シユンとドン・ヒョンベがやって来る。ヒョンベはみんなで着るつもりで防寒ベストを持ってきたのだが、それを見たインソンが店で売ろうと言いだす。そしてテヒョンとインソンは外出してしまい、バイト２人だけで店番をすることになる。

営業９日目になり、バイトとしてチョ・ボアがやって来た。３人は朝ごはんを隣の食堂に食べに行き、店に戻ってからは雪が積もってきたため雪かきをすることに。昼食の営業が始まり、この日もたくさんのお客さんが来店する。ボアはインソンの調理を手伝ったり、お会計をしたりとてきぱきと働く。テヒョンは栄養ドリンクを間違った値段で売ってしまう。何人かに倍の値段で売ってしまったのだが、無事全員に返金できるのだろうか？

ついに迎えた営業最終日。テヒョンとインソンはいつものように営業の準備をしながら、お客さんたちに感謝の気持ちを込めてサインを書き始める。ボアが作った朝ごはんを食べてから外出する３人。凍った川の上を歩いたりして原川里の冬を満喫する。店に戻って営業を始めると、食事をしにやって来る常連客たち。彼らと心温まる楽しい時間を過ごしたあと、テヒョンとインソンが後片づけをしていると最後のお客さんが来店する。

ゴヌは再びチョン先生に呼ばれ仲間に加わる。捜査チームはゴヌの残した手がかりを元にテインの監禁場所を割り出す。

チョン先生の一味はホログラムコードを狙ってテジンビルに侵入するが、ゴヌは作戦どおりGPS付きの偽のUSBメモリーに差し替えることに成功する。

チョン先生をおとりにしたゴースト逮捕作戦が国情院主導で行われる。だが、事前に作戦を知っていたゴーストは狙撃手を手配し、チョン先生を射殺する。