ダルヒャンは重臣たちの密談の場にいた謎の男女を追う。そこに突然現れた後金（こうきん）の兵士たち。ダルヒャンは攻撃され…。

ダルヒャンは、昭顕世子から後金の使節団の護衛に任命され、ひそかに「ミリョン」という謎の女を捜して連れて来るよう命じられ…。

ダルヒャンは、逃げるヨンゴルテを銃で狙うが、何者かに妨害される。一方、ユンソは昔ダルヒャンに送った手紙を…。

王命に従うダルヒャンは、後金（こうきん）の将軍ヨンゴルテをかくまっている昭顕世子と決闘になるが、やってきたユンソに…。

ついにミリョンとの再会を果たした昭顕世子（ソヒョンセジャ）。2人きりの部屋から不審な物音がして…。

重傷の昭顕世子が宮殿に担ぎ込まれる。世子を心配して看病していたユンソは、そこにいた医女が見覚えのある顔だと気づくが…。

昭顕世子（ソヒョンセジャ）の心に自分が入る隙はないとあきらめたユンソは、自分を捨ててほしいと願い出る。しかし…。

ヨンゴルテに襲われた後、首の無い遺体として発見されたダルヒャン。実は、部屋の床下に隠れていた。

キム・ジャジョムの陰謀を阻止したダルヒャンたち。1か月後、昭顕世子（ソヒョンセジャ）ら「三銃士」が都に戻ると、なんと…。

ようやく互いの気持ちを通わせることができた昭顕世子とユンソ。しかし、2人の幸せな時間は一瞬で奪われる。

目を見るとその人の死の瞬間が見える能力を持つ青年キム・テピョンは、20年前にある男に出会って以来、謎の悪夢に悩まされている。ある日、ヤクザ同士の抗争に巻き込まれて負傷した彼は、搬送先の病院でこの事件を担当する刑事ソ・ジュニョンと出会う。しかし、彼女の目を見てもなぜか死の瞬間が見えず、不思議に思うが…。

聞き込みをしようとテピョンの家を訪ねたジュニョン。テピョンは彼女から能力について尋ねられるが、詮索されないように話をはぐらかす。一方、ハナ日報はテピョンが巻き込まれた抗争を記事にしようとしていた。キャップのイ・ジュニ記者は担当刑事がジュニョンだと知り、20年前に起きたある凶悪事件を思い出すが…。

テピョンはカフェで見かけた女子高生イ・ミジンが死ぬ瞬間を予知して後を追うが、彼女を見失ってしまう。この失踪事件を担当することになったジュニョンは、カフェの監視カメラを確認。その場にいたテピョンがミジンの死を予知したことを察し、彼を問い詰める。テピョンはジュニョンに、ミジンが午前0時に死ぬと伝えるが…。

失踪中のミジンの安否を確認したジュニョンは、ミジンの母とともにジウォンに連絡。ジウォンは電話越しで泣いて謝るミジンを安心させようと呼びかけを続ける。そんな中、ジュニョンに捜査協力を求められたテピョン。ジュニョンの必死な説得で協力することを決めた彼は、ミジンが監禁されている廃工場の特徴を伝えるが…。

ミジンは無事救出され、死の運命が変わるという奇跡を初めて経験したテピョン。ジュニョンから今後も捜査に協力してほしいと頼まれた彼は、大切な人を失う恐怖に怯えてきた人生を変えようと決意する。一方、娘が搬送された病院を訪れたジュニは、20年前の事件で7番目の犠牲者が生還後、入院中に殺されたことを思い出して…。

元能力者のペク・ソンウン先生は、テピョンがこれ以上事件に深入りしないよう厳しく注意する。しかし、テピョンはジュニョンの力になろうと捜査を継続。20年前に7番目の犠牲者となった少女の写真を見た彼は、ミジンが同じ方法で殺害されるのではと不安に駆られる。そんな中、ジュニョンは病院で解剖医のク・ドギョンと出会うが…。

ミジンが病院で殺される様子を予知したテピョンは、幼い頃に児童養護施設で会った男が犯人だと捜査チームに訴えるが、まるで相手にされない。テピョンは自分の能力を証明するため、殺人事件の被害者たちの写真を見ながら次々と死因を言い当てる。ナム・ウヒョン係長はその様子を見て驚くが、捜査に協力させる事は拒否して…。

警察はミジンの病室の警備を厳重にし、警戒を強める。一方、独自に犯人のモンタージュ写真を作成していたテピョンの元に1本の電話が。その電話の相手はなんとドギョンで…。そんな中、現場から見つかった毛髪のDNAが20年前の連続殺人犯チョ・ピルトゥと一致。ジュニョンはテピョンとともにピルトゥの面会に向かうが…。

テピョンとジュニョンがピルトゥの面会に行っている間、病院ではミジンが死亡。テピョンから犯人のモンタージュ写真を渡されたジュニョンは、その顔がドギョンとそっくりであることに衝撃を受ける。その後、2人はミジンが殺害された病院でドギョンと対面。テピョンは20年ぶりにドギョンが屋上から自殺する場面を読み取るが…。

かつて、ピルトゥの息子ヒョヌは殺人事件の容疑者として逮捕された父のせいで、壮絶な人生を歩んだ。母に捨てられて児童養護施設“希望園”に辿り着いた彼は、そこで事件の担当刑事の娘ジュニョンに出会う。同じ頃、ペク先生とともに希望園を訪れたテピョンは、ヒョヌと初めて対面。テピョンは彼の死の瞬間を予知するが…。

ペク先生から、ジュニョンの死を見ることができない理由を聞いたテピョン。自分のせいでジュニョンが死ぬことを知り、彼女を救うためにドギョンを説得しようと考える。ジュニョンはドギョンの自宅を家宅捜索するが、ミジンを殺害した証拠は見つからない。一方、ナム係長はドギョンがピルトゥの息子ヒョヌではないかと疑うが…。

ドギョンに会いに行ったテピョンは、彼のジュニョンへの強い執着を改めて知り、不安に駆られる。一方、パク記者からの電話で、ミジンの手の爪からピルトゥのDNAが発見されたことを知り驚くジュニ。彼の携帯電話を取り上げたジウォンは、ピルトゥがミジンを殺した犯人であるというパク記者の話を聞いてしまい…。

ピルトゥが娘を殺した犯人だと思い込んだジウォンは、病院で彼を殺害。ジュニは急いで現場に駆けつけるが、ジウォンはその場で逮捕されてしまう。テピョンはジュニョンに、ドギョンがピルトゥの息子だと知っていたことを明かす。一方、父ピルトゥの遺体を司法解剖することになったドギョンは、解剖室で密かに涙を流すが…。

ピルトゥの冤罪を認め、ドギョンに自白を促そうと画策するナム係長。ジュニョンたちはナム係長がドギョンに謝罪する様子を隠しカメラで見守るが、カメラがバレてしまい計画は失敗に終わる。一方、ドギョンの家に監視カメラを仕掛けたテピョン。その後、テピョンは自分が死ぬ場面で目にしたペンダントをジュニョンに贈るが…。

ドギョンの家に忍び込んだテピョンは、地下室に連続殺人事件の真犯人キム・ヒョンスが監禁されていることを知る。しかし、そのときドギョンが帰宅。テピョンは慌てて家から脱出するが、ジュニョンが彼の家に入る様子を見て、盗聴器で様子を窺う。一方、ナム係長はヒョヌが本物のドギョンを殺害したのではないかと疑うが…。

ジュニは娘ミジンの写真に写り込んだドギョンの姿を発見。病院の医師にドギョンのことを尋ね、彼が事件当日逮捕されて、証拠不十分で釈放されたことを知る。一方、テピョンはドギョンによってどこかに移されたヒョンスの居場所を探す。そんな中、ペク先生は、テピョンがなぜジュニョンの死だけ見えないかを彼女に告げるが…。

電気の点検業者を装いテピョンの家を訪問したドギョンは、家に一人でいたペク先生を殺害。海辺でジュニョンに想いを伝え、幸せな時間を過ごしていたテピョンは、イ秘書からの電話でペク先生の死を知り大きなショックを受ける。ペク先生の遺書が発見されるも死因が自殺とは信じられず、真相を突き止めようとするが…。

テピョンから、児童養護施設に入った自分を支援していたのはペク先生だったと聞かされたドギョンは、取り返しのつかないことをしてしまったと後悔する。そんな中、ドギョンに遭遇したジュニは隙をついて彼を襲おうとするが、反撃されてしまう。ドギョンの自宅地下に監禁されたジュニはそこである人物と対面して…。

ペク先生を殺したドギョンを捕らえるため、アドバイザーとして捜査班に加わったテピョン。署内でジュニの写真や捜査員の顔を見たテピョンは、ドギョンが仕掛けた爆弾によってジュニョン以外の全員が命を落とす未来を目にする。一方、ヒョンスの口から20年前の真実を聞いたジュニは、後悔と怒りの念に駆られるが…。

冤罪を生んだ責任を取ってナム係長は辞職し、強力1チームには新しくヤン・ジュイル係長が就任。ナム係長はピルトゥの遺骨が収められている納骨堂を訪れる。一方、ドギョンの家の周りにはマスコミが張り込みを始める。そんな中、父親のお墓に向かったジュニョン。ドギョンもマスコミの目を掻い潜り、同じ場所に向かうが…。