グァンイルとシウォルが結婚したことを知ったユウォルは、安アパートに引きこもって荒んだ生活を送っていた。そんなある日、ユウォルは道でひったくりに襲われた金貸しのジェボクを助ける。ジェボクはユウォルをチョン道士の元に連れて行き…。一方、シウォルは産気づいて病院に運ばれ、無事に男児を出産する。ウォルチョンは１カ月も早産で生まれた男児がグァンイルの子であるとは信じられず、DNA親子鑑定をしろとテジュンに指示するが…。

シウォルはウォルチョンにある条件を提示し、息子ジミンのDNA親子鑑定を実施することに同意する。酒で不安を紛らわせていたグァンイルは、ウォルチョンから赤ん坊は自分の息子に間違いないと聞かされて安心し、大喜びする。そんな中、ユウォルはチョン道士の助言に従って、ジェボクと共にソウルに戻る。シウォルが子供を産んだことを知ったユウォルは密かに彼女の元に向かい、グァンイルと幸せそうに暮らす姿に再び心をかき乱されるが…。

ユウォルとばったり再会したドクシルは恩知らずだと腹を立てるが、彼がジェボクの命を救ったという偶然を知って驚く。チョン道士の元に戻って静かに暮らしたいと望んでいたユウォルだが、やがてジェボクに金を借りて株を始め、新たな人生を始めようと決意する。そんな中、テジュンはシウォルの提案を受け入れ、スッキが所有するヤンジグループのデパートとホテルを手放すと宣言。スッキは大暴れし、一家で本家への出入りを禁じられるが…。

ユウォルはジェボクの協力によって新たな身分証を手に入れ、オ・テヤンという人物に生まれ変わる。テヤンは株式投資で成功を続け、ジェボクとドクシルも彼に薦められた株を買って大金を手にする。ところが１年後、テヤンはベンチャー企業への投資で大損害を被り、アメリカに発つ。一方、ヤンジェグループのデパートとホテルを買収したテソングループの令嬢ジウンは、元婚約者グァンイルへの復讐のためにミンジェと結婚することを決めるが…。

テヤンがアメリカから帰国する。ジェボクがテヤンの結婚相手を探していると知ったミランは、娘のドクシルと結婚させたいと考え、ごちそうを作ってテヤンをもてなす。テヤンはウォルチョンの一家が購入しようとしていた隣家をあえて新居に選び、親しげなシウォルとグァンイルを見ながら、復讐の決意を新たにする。一方、ウォルチョンはIMF危機で失ったヤンジ建設の買収をグァンイルに任せ、ジウンはグァンイルに協力を申し出るが…。

隣人のテヤンに挨拶されたシウォルは、ユウォルに瓜二つの彼を見て仰天。その後、シウォルとグァンイルは引っ越しパーティーに招かれ、ミンジェ、ジウン夫妻と共にテヤンの家を訪問する。グァンイルやミンジェは投資会社サンホールディングスの代表であるテヤンに近づこうと必死になり、興味津々で成功の秘訣を尋ねる。シウォルは胃腸の調子が悪いと言って席を外すが、テヤンから昔ユウォルが作ってくれたキャベツのジュースを渡されて…。

小銭の合計額はいくらかという宿題を解くため、グァンイルに協力を求めたジミン。シウォルはお金を手に入れてサンホールディングスの株を買いたいと話すジミンの話を聞いて、複雑な心境になるが、テヤンが実はユウォルなのではないかという期待を捨てられず…。グァンイルは祖母の見舞いに行けというテジュンに嘘をつき、母ジョンヒと共に実父の墓参りへ。スッキはジョンヒとグァンイルが農場を訪れる理由が気になり、２人を尾行するが…。

実父の墓参りに行ったことをテジュンに明かしたグァンイル。会話を盗み聞きしたスッキは二人が実の親子ではないという衝撃の事実を夫のジェヨンやミンジェ夫婦に知らせ、なぜ今まで黙っていたのかとジョンヒを問い質す。そんな中、シウォルとグァンイルは、初めて息子のジミンを連れてテジュンの母の見舞いに行くが…。テヤンはヤンジグループへの復讐のため、グァンイルが買収しようとしているヤンジ建設に投資をしようと決意して…。

テヤンはミランに食堂を閉めて自分とジェボクの食事の世話をしてほしいと提案。ドクシルとテヤンを結婚させたいミランは、喜んでテヤンの家に引っ越す。そんな中、テヤンはシウォルから食事に招待される。ジョンヒはテヤンが自分の昔の恋人にそっくりだというスッキの言葉を思い出す。テヤンはシウォルに正体を見破られまいと無理にカニ料理を食べ、アレルギーに苦しむ。スッキとジェヨンはテジュンとジョンヒを離婚させようと企むが…。

シウォルはテヤンに話があると伝え、死んだ知り合いに似ていると明かす。テヤンは過去のことは忘れて、今の相手を大切にすべきだと冷たく言い放つ。そんな中、テジュンはグァンイルのためにやむを得ず裏金を作ったと家族に話すが、ウォルチョンは激怒。ジェヨンはグァンイルに両親を離婚させるべきだと告げ、シウォルも同じアドバイスをする。そんな中、テジュンの母が他界する。ウォルチョンは家族を集め、通夜に参加するなと命じるが…。

ジミンを連れてテジュンの母の通夜に向かったシウォル。テジュンは立派に喪主を務めるジミンを抱き締めて涙を流すが、シウォルはそんな彼を冷たい目で見つめる。テヤンは通夜に他の家族が来ていないことを不思議に思い、チョン道士からグァンイルはテジュンの実の息子ではないと聞かされて驚く。ウォルチョンは葬儀を終えて帰宅したテジュンに親権は諦めてジョンヒと離婚しろと告げる。グァンイルは泥酔したテジュンの元に向かうが…。

急用のできた父グァンイルの代わりに、テヤンの家で映画を楽しんだジミン。シウォルはテヤンが投資をしてくれることになったとグァンイルから聞き、複雑な心境になる。ウォルチョンはテジュンの代わりにグァンイルを会長の座に就かせると発表し、スッキの一家は意気消沈する。テジュンは泥酔したテジュンが、自分は実の父親だと口にしたことが気にかかるが…。そんな中、ミンジェはテヤンにヤンジ建設への投資を撤回してほしいと頼んで…。

密かにDNA鑑定を依頼したグァンイルは自分がテジュンの実子であることを知り、会長の座には就かないとテジュンに宣言。一方、ミランは朝食の席で誰とも結婚する気がないというテヤンを責め、ドクシルはそんな母に向かって大声を上げる。ドクシルを連れてカフェに向かったテヤンは、ミランには捨てた息子がいるという秘密を聞かされて驚く。そんな中、テヤンはグァンイルに呼び出され、ヤンジ建設の買収から手を引きたいと告げられて…。

テジュンはシウォルを呼び出し、家族に出生の秘密を話すというグァンイルを止めてくれと頼む。ジミンにも危険が及ぶという言葉を聞き、シウォルはテジュンに協力せざるを得なくなる。テヤンは夜道でひとり涙を流すシウォルに声をかけ、シウォルは改めて彼がユウォルに似ていると感じる。後日、それぞれ友人と酒を飲んだテヤンとシウォルは夜道で偶然出会うが…。そんな中、ミランはジミンがグァンイルの息子だと知り、自分の孫だと考えて…。

泥酔したテヤンはドクシルをシウォルと勘違いし、一夜を共にする。翌日ドクシルは戸惑うテヤンの様子を見て傷つき、一人でモーテルを出て涙する。一方、シウォルも酔って帰宅し、出生の秘密を家族に明かすなら離婚するとグァンイルに告げる。そんな中、ジョンヒは父ウォルチョンに離婚はしないと話し、会社のためにテジュンを家に呼び戻して会長に復帰させる。グァンイルはテヤンの元を訪れ、ヤンジ建設買収に向けて改めて投資を依頼するが…。

ドクシルとばったり会ったシウォルは、テヤンの昔の恋人がユン・シウォルという名前だと聞き、テヤンがユウォルであると確信。テヤンが記憶を失ったふりをしていたことを知り、衝撃を受けつつも無事生きていたことを喜ぶ。一方、ジミンは再びテヤンの家を訪れ、忙しい父グァンイルの代わりに野外学習に連れて行ってほしいと頼む。そんな中、テジュンは孫のジミンと一緒にいるミランを見かけ、彼女が隣家に住んでいることに危機感を抱くが…。

ジミンの野外学習を手伝うため、一緒に農場を訪れたテヤン。チョン道士は２人が一緒にいるところを見かけて驚く。ジョンヒに用事を頼まれて農場を訪れたシウォルは、ジミン、テヤンと共に家族のように昼食を取り、思わず涙ぐんでしまう。一方、グァンイルもまた農場を訪れ、投資の件についてテヤンと話をする。ところが、テヤンがグァンイルから受け取った資料を密かにテソングループに流したことにより、ヤンジ建設の買収に問題が生じて…。

テヤンはグァンイルが作成した提案書を見て投資を決断し、グァンイルは無事にヤンジ建設の買収に成功する。一方、シウォルはテヤンが自分に復讐しようとしているのだと思い当たり、テヤンにヤンジグループに投資した理由を尋ねる。ドクシルはカフェで向き合う２人を見て、テヤンが探していた昔の恋人がシウォルであることを確信する。そんな中、スッキは嫁のジウンがテソングループ会長と秘書の間に生まれた婚外子だという事実を知って…。

産婦人科で妊娠５週目と診断されたドクシルはショックを受け、あてもなく町をさまよう。テヤンはドクシルがかつて自分を助けてくれた川にいると直感して彼女の元に駆け付け、ヤンジェグループへの復讐を決意した理由を明かす。そんな中、テジュンはグァンイルを会長に就任させるべく、物流会社の買収を計画。一方、スッキとジェヨンは出生の秘密を隠していたジウンを許せず、ミンジェに離婚を命じる。ジウンは家を出ていこうとするが…。

ドクシルから妊娠したと告白され、思い悩むテヤン。ドクシルは子供を口実に結婚を迫るようなことはしないときっぱり話す。そんな中、スッキはウォンチョル宅での朝食の席にもジウンを連れて行かず他人扱いするが、ジウンは一族の前に現れてミンジェの子を妊娠したと発表。これを聞いたミンジェは、離婚はしないと家族に宣言する。一方、シウォルはテヤンが自分に復讐心を抱いていると察し、今後はジミンに会わないでほしいと告げるが…。

家族と仲睦まじく過ごすシウォルを目にしたテヤンは、ドクシルにプロポーズをする。ドクシルは悩んだ末、女手一つで自分を育ててくれたミランのことを思ってテヤンの申し出を受け入れる。一方、ジウンは妊娠を理由に我が物顔でふるまうようになり、ミンジェは母スッキの嫌がらせから妻を守る。そんな中、シウォルはジョンヒから第二子を作れと催促される。グァンイルはこのところずっと浮かない顔をしているシウォルのことが気になるが…。

シウォルはテヤンと結婚することをドクシルに聞かされてショックを受け、思わずテヤンを“ユウォル”と呼んで、すべてを打ち明けようとする。ところが、２人の間に漂う妙な空気を察したジウンが割って入り、テヤンは去ってしまう。一方、ドクシルはテヤンがシウォルを忘れられずにいることに腹を立て、そうではないと証明してみせろと言い放つ。そんな中、シウォルはグァンイルに第二子を作らない理由を問い質され、別れようと告げるが…。

テヤンはドクシルとの間に子供ができたことをシウォルに告げ、もうこの世にキム・ユウォルはいないと冷たく言い放つ。シウォルは傷ついて涙を流し、２人の会話を密かにそばで聞いていたドクシルはテヤンをけしかけたことを後悔する。シウォルはショックのあまり道端で倒れ、グァンイルは慌てて病院に駆けつける。ジミンを守るため、シウォルはグァンイルに第二子を作ろうと伝えるが…。そんな中、テヤンとドクシルの結婚式が行われて…。

シウォルの妊娠を知り、すぐさま家族に報告したグァンイル。二人目の孫を心待ちにしていたウォルチョンも大喜びするが、スッキの家族はおもしろくない。一方、新婚旅行から帰国後、ドクシルは生まれてくる子供のために復讐はもう止めてほしいとテヤンに頼む。テヤンはドクシルの願いを受け入れたふりをするが、ヤンジグループへの復讐心を捨てられずにいた。そんな中、ドクシルと共に産婦人科を訪れたテヤンは、シウォルを見かけるが…。

ニューヨークに移住したテヤンは、時代の流れをつかんでリーマン・ショックによる打撃を事前に回避。その後、ヤンジグループへの復讐を遂げるために、ドクシルと娘のセッピョルを連れて帰国する。一方、世界的な経済危機の中で多額の負債を抱えたヤンジグループは危機に立たされ、グァンイルはプットオプションの満期が迫ってきたことに不安を抱く。テジュンはテヤンが帰国したと知り、ヤンジ建設を再び売却しろとグァンイルに指示するが…。

帰国したテヤンはジミンと再会し、娘のセッピョルを紹介。ジミンは幸せな家庭を築きたいというテヤンの夢が叶ったことを喜ぶが、シウォルはテヤンの話はしないでほしいとジミンに告げる。そんな中、テヤンは自分が育った児童養護施設を後援していたシンミ食品の経営が思わしくないと知り、会社を救いたいと考える。一方、テジュンとグァンイルは土地開発を目的にシンミ食品の買収を計画。シウォルが買収の実務を担当することになるが…。

シウォルはテヤンがシンミ食品に投資することを知って腹を立て、テヤンと争うことを決意。グァンイルはことあるごとにサンホールディングスによる妨害が入ることを不審に思い、テヤンの過去に関する調査を部下に指示。2002年以前の記録がまるで残っていないと知ったグァンイルは、いっそうテヤンを怪しむ。一方、トクシルは産みの母を探す気はないというテヤンの代わりに、彼が育った児童養護施設を訪れて手掛かりを探そうとするが…。

テヤンの言葉に傷つき、思わず彼を平手打ちしたシウォル。テヤンはヤンジグループに嫁いだシウォルを死ぬまで恨むと宣言する。そんな中、テヤンとユウォルが似ているという話を聞いたテジュンは、ユウォルの履歴書の写真を確認して驚き、テヤンの過去について密かに調査を進める。一方、テヤンはヤンジグループが強引にシンミ食品を買収しようとする理由を探るべく、ハン代表にある提案をする。これに腹を立てたシウォルはテヤンに会うが…。

グァンイルはテヤンの正体を疑問に思い、ヤンジグループに何の恨みがあるのかと問い質す。テヤンはやられた分はやり返すと答えるが、グァンイルにはその言葉の意味がわからない。テヤンはヤンジグループの目的が土地開発だと気づくが、シウォルを信じてシンミ食品を譲ることを決める。そんな中、テジュンはミランを脅してテヤンの歯ブラシを入手し、ジョンヒとのDNA鑑定を依頼するが…。一方、ウォルチョンはテヤンを自宅に呼び出して…。

テヤンはウォルチョンの言葉に傷つき、自分が育った児童養護施設を訪れて後援を申し出る。壁に飾られていた写真を見たテヤンは、シウォルがここでボランティア活動をしていたことを知る。テジュンはテヤンを呼び出して正体を知っていると告げ、殺す気はなかったと話して復讐を諦めろと忠告。テヤンは正体を暴露されても構わないと挑発的に告げ、テジュンを苛立たせる。そんな中、テヤンの実母を探していたドクシルは衝撃的な話を聞くが…。