梅蘭房の房主ヨンウォルに侮辱され、深く傷ついたトハ。その帰り道、道端で泣きわめく守護鬼神ソン内官に出会い…。

リンはパク・スジョンに助けを求めようとする。しかし、スリョンは父スジョンがリンを利用しようとしていることを知り…。

腕に傷を負ったムソクはトハに薬を塗ってもらい、どぎまぎする。そんな2人を見ながら嫉妬を感じるリン。

サダムが呼んだ火鬼のせいで、都で火事が起きる。生薬舗の中に都が吹き飛ぶほどの火薬があることを知ったトハは…。

リンがキサン君に宛てた書状を見つけたムソクは、「王様を脅かす存在になれば容赦しない」とリンに詰め寄る。

キサン君の命令で宮殿から追い出されたサダムは梅蘭房に身を寄せ、怒りに身を震わせる。

都に怨鬼を集めたのはサダムだったと知ったサンホンは、12年前の出来事をリンに語り始める。

ムソクのそばに、死んだ妹イナが度々現れるようになる。トハはサダムから姉の居場所を聞き出そうとするが…。

一人で疫神を倒しに行ったサンホン。そこへ駆け付けたリンとトハは、なぜか疫神のそばに立つイナを目撃する。

キサン君はサダムを呼び戻し、昭格署の提調に任命する。再び秘蔵庫を探しに行ったリンは…。

チョンス大妃が療養している錫光祠で疫病が発生する。ついに夜警隊として結束したリンたちは急いで駆け付けるが…。

「梅蘭房の道士はどんな願いもかなえてくれる」という噂を聞いたスリョンは、サダムに「リンの心が欲しい」と頼みに行く。

サダムは怨霊たちを龍神の元に集め、憶鬼の力を使って悪霊に変えようとしていた。

眠るリンの枕元に立ち、魔術をかける憶鬼。一方、キサン君はリンを塔建立の責任者に任命する。

鬼気に取り憑かれ、突然サンホンに斬りかかったリン。ムソクと対峙するも護符で押さえ込まれ、意識を失ってしまう。

塔の建設現場で落石事故が発生する。命の危険にさらされたキサン君は反逆者を探し出すと憤り、無実の大工たちを監禁する。

偽物のトハを見破ったサンホンは、重傷を負ってしまう。さらに、怨鬼が封印された杖がサダムの手に渡り…。

トハは悪鬼と化したヨンウォルに、姉ヨンハの魂が宿っていることに気づく。

都を去る決心をしたトハは、リンとムソクに別れを告げる。そんな中キサン君は、鬼神騒ぎを起こしたとリンを責め…。

キサン君への忠誠心を選び、夜警隊を辞めたムソク。謀反を起こし宮中を掌握したパク・スジョンは…。

リンはトハのおかげでパク・スジョンから解放される。一方、仮死状態のムソクの魂は三途の川に辿り着こうとしていた。

パク・スジョンは御宝が宮中にないことを知り、かつてチョンス大妃が療養した錫光祠へ向かう。

御宝を手に入れ、兵にリンを殺すよう命じるパク・スジョン。激しい戦いの最中、リンをかばったチョンス大妃は斬られてしまう。

龍神イムギを倒す唯一の武器“神の弓”は、サダムが手にした王室の御宝“神笛”によって打ち砕かれてしまう。

サダムに「操り人形」とののしられたキサン君は、絶望のあまり命を絶とうとする。

父が交通事故で入院することになったジンソン（チョン・イル）は、治療費のため銀行にローンの相談に行くが断られてしまう。そのうえ店の持ち主インドクから店を売りに出すと言われ、金策に走らなければならなくなる。一方、アジン（知英）は、番組企画に対しチャ・ジュヒ本部長から「いいシェフを1日で見つけられればパイロット版を作ってもよい」と難題を押し付けられ、局内で唯一の味方、放送作家のユ・ソンウンとキャスティングを始める。

アジン（知英）が企画する番組に、ゲイのシェフとウソをついて出演料を手にしようと思ったジンソン（チョン・イル）は、オーディションでその腕前を披露する。アジンは、ジンソンがゲイだとカミングアウトしたことに驚きながらもそれを信じこむ。ジンソンはチャ本部長に気に入られ見事合格、パイロット版の収録をすることになった。打ち合わせのため訪れた局の控室でジンソンは、売れっ子天才デザイナーのカン・テワン（イ・ハクジュ）と鉢合わせる・・・。

パイロット版収録に向けて準備を進めるアジン（知英）。しかし衣装を担当するチームは誰もアジンに協力してくれない。困っているアジンを見たジンソン（チョン・イル）は、テレビ局で会った生意気なデザイナーのテワン（イ・ハクジュ）のことを思い出し、アジンに起用を提案する。アジンの説得に、テワンは「ゲイの番組に協力することで、自分の服に偏見を持たれたくない」と協力を拒むが・・・。

番組収録本番、緊張して最初はうまくできなかったが、アジン（知英）の励ましもあり、本音で慰めの言葉を言ったジンソン（チョン・イル）に、みんなが驚いた。彼の言葉が見ている人たちの心に響いたからだ。撮影後、テワン（イ・ハクジュ）とともに祝杯を挙げるジンソンとアジン。帰る道すがらアジンはジンソンに「友達になりましょう」と伝えるのだった。収録に手応えを感じたアジンは、編集もすべて自分で行い、パイロット版を完成させる。

いよいよ「夜食男女」パイロット版オンエアの日。テレビ画面を食い入るように見つめるスタッフを目にしてアジン（知英）は充実感を覚える。その夜、“BISTRO”を訪れ番組を企画した思いを熱く語るアジンはジンソン（チョン・イル）から思いがけないプレゼントを渡される。そして翌日発表された視聴率も好記録をマーク、チャ本部長からレギュラー化が決まったことを告げられる喜ぶアジンだが、それには厳しい条件があった。