ドンジュは警察よりも先にハヌルに会おうとサイトに呼びかけのメッセージを投稿する。カンサンは、病院で知り合った女性に会いに出かけるが道に迷った先で過去の記憶がよみがえり気づくと湖のそばに立っていた。そのころ、ヒョンスたちは27年前の事件が発端になっているとして再捜査に乗り出すが…。

ドンジュの父親に会ったというカンサンの言葉を聞き、ドンジュは小説の中から父親に関する記述を見つける。そして、父親が亡くなった日のことを聞こうとヨンスクの元を訪ねる。一方、警察ではヒョンスがシンの殺害と27年前の事件との関連、さらにドンジュの小説どおりに事件が起きていることを訴えるが…。

助けを求める女性を後部座席に乗せたバイクを見つけ、ヨンデと一緒に倉庫の中に入ったドンジュたち。女性は暴力をふるったのは、その場に一緒にいたミョンナムではないと話す。ミョンナムと話をしていたドンジュは見ず知らずの相手から助けを懇願され困惑するが、27年前の事件に関係があると分かり…。

ドンジュはミョンナムの言っていた27年前の事件の決定的な証拠となるビデオテープを探し始める。そして、部屋に設置した防犯カメラの映像からビデオテープを探しているのは自分だけではないことを知る。一方、カンサンは27年前の事件をドンジュが自分には何も言わずに隠していることに憤るのだが…。

ドンジュは朝から訪ねてきたヒョンスに、27年前の事件が小説にリアルに描かれている理由を聞かれ適当にごまかすが、なぜウソをつくのかとさらに問われてしまう。そんな中、ドンジュのサイン会が行われる。ある中学生からメモを渡されるが、それを読んだドンジュは思わず立ち上がり…。

ヨンスクの家に空き巣が入ったことを知ったドンジュは、証拠のテープを探しにいったのだと確信する。また、記憶を取り戻したカンサンは、ヒョンスに自分の名前を教え過去を探し始める。そんな中、ビョンマンは取り調べ中のミョンナムにある十字架を見せ、その反応でミョンナムが犯人でないと分かり…。

カンサンはドンジュが全てを知りつつも隠していたと激怒し、未来に来た時と同じ方法で過去に戻ろうと走ってきた車に飛び込もうとする。止めようととっさにドンジュも飛び出し、気がつくと２人一緒にドンジュの部屋に戻っていた。真実を聞きたがるカンサンを残しドンジュはテマンの待つ店へ向い…。

ドンジュは27年前の父親のひき逃げ事故に関する資料をヨンデに依頼する。そんな中、シン監督より先に小説を書いた証拠を確認するためにミョンソクがドンジュの元を訪れる。しかし、ドンジュに証拠はなくミョンソクの疑いは深まる。一方、ヒョンスは取り調べ中のミョンナムにハヌルのモンタージュを見せ…。

約束の時間にハヌルに会いに行ったドンジュは、カンサンが自分の元にいることを明かす。そして、カンサンと一緒にどこか逃げるよう提案するが、逆にハヌルは邪魔をするなとドンジュに警告する。一方、ソピョン湖で遺体が見つかる。そこでハヌルの学生証も見つかりヒョンスたちは驚愕するが…。

ドンジュはヨンデからの連絡で、27年前の父親のひき逃げ事故の記録がないことを知る。ヨンデは当時担当だった所長から所轄の刑事が資料を持っていったことを聞き出す。一方、ヒョンスたちはピョン議員を召喚する証拠映像の入手にこぎつけるが、ビョンマンは署内にピョンのスパイの存在を疑い…。

カンサンはソピョン湖の遺体が十字架の入れ墨の男に殺されたとドンジュに話す。さらに、その十字架がカンサンがいた保育園のものと同じだと明かす。ドンジュは、２人でその男とビデオテープを探そうとカンサンに提案し、保育園のサイトを確認し始めるが、急にカンサンが黙り込み怒りに震え…。

フォルトゥナのヘギョンからテマンの弱みとなるデータを渡されたドンジュだったが、27年前の真実を突き止めることが先決と考える。一方、ビョンマンたちはチョン・ドゥヒョンの殺害現場を偽装した人物とシン監督を殺害した人物が同一と目するが、そこにミョンナムが関わっていたのではと考え…。

ドンジュは、ビデオテープは父親が持っていたのではないかとカンサンに話す。そして、カンサンの記憶から父親が作った木工の車にテープが隠されていたのではないかと当たりを付けて捜し始める。一方、ヒョンスたちはミョンナムの店の近くに止めてあった車の中から意識のないミョンナムを見つけ…。

ドンジュはヒョンスに27年前の殺人現場を映したビデオテープの存在を明かし、父親の死との関連を話す。ヒョンスはカンサンの能力に疑いを抱きながらも、その力を借りてミョンナムの自殺未遂事件の解決を図ろうとする。ドンジュは、カンサンを案じ危険な目に遭わせられないと反対するが…。

意識のないミョンナムからいろいろな場面が見えてしまい動揺したカンサンだったが、ミョンナムに関することだけをヒョンスに報告する。一方、27年前の事件がテマンと関係していると悟ったミョンソクは、ドンジュに小説の後編を出そうと持ち掛ける。さらに、ドンジュに新しい腕時計を渡すが…。

ピョン議員を拉致したハヌルは、手荒に脅しをかけて自白するよう仕向けその様子を録画する。ヒョンスから連絡を受けたドンジュは、そのことをカンサンに悟られないよう気遣うがカンサンはハヌルについて真実を知りたいとドンジュを促す。一方、テマンたちはハヌルが録画した自白の映像を受け取り…。

ビョンマンは、事情聴取に来ていたピョン議員に自白の映像を証拠として尋問する。さらに、拉致犯人がハヌルでなかったか問い詰めるが、ピョン議員はシラを切る。結局、上からの指示で尋問の途中で釈放することになってしまう。警察署を出たピョン議員は、テマンに呼び出されフォルトゥナへ向かうが…。

カンサンは、ついにハヌルと再会を果たす。しかし、カンサンに危険が及ぶことを案じるハヌルから二度と来るなと言われる。一方、ドンジュもビデオテープを見つける。さらに、そこには父からドンジュに宛てた手紙も隠されていた。ドンジュはヨンデと共にビデオテープの映像を確認するが…。

テマンに話を聞きに行ったビョンマンたちは、ハヌルのねらいを確信する。さらに、ヒョンスはミョンナムとハヌルが知り合いではないかと疑う。一方、ドンジュはカンサンからハヌルに会ったことを聞き驚く。居場所を話さないカンサンだったが、ドンジュもまたハヌルが捕まらないことを祈っていた。

ビデオテープをニュース番組に持ち込んだドンジュは、27年前の事件の真相を明らかにすると同時に、他人の作品を自分の名前で出版してしまったことを告白する。ヒョンスたちがテマンを逮捕しようとしたやさき、テマンは自ら警察署に出頭してくるが事件に関することは記憶にないとばかり話し…。

テマンは最後までシラを切りとおし取り調べを勝手に切り上げてしまう。そんな中、フォルトゥナのヘギョンが出頭し27年前に目撃した事実を証言する。さらに、ヒョンスたちにテマンの裏帳簿のUSBを渡す。テマンは謝罪と会長職からの辞任を発表し、代わりをミョンソクが務めることになり…。

チョニョン空の聖殿に現れたカンサンは、アン・ヒョンムクに怒りを爆発させるがドンジュの声で我に返り再び消えてしまう。ドンジュはヨンデの話から、カンサンが消える直前に訪ねてきた人物の正体に当たりを付ける。一方、警察の捜査もハヌルに近づきつつあり、ドンジュは連絡をしてきたハヌルに逃亡を勧めるが…。

カンサンはハヌルと一緒に暮らすことにしたことをドンジュに伝え、ドンジュは急なことに驚きつつもカンサンと共に喜ぶ。一方、ヒョンスたちはついにチョニョン保育園の捜査令状を手に入れる。さらに、ヒョンスは27年間ハヌルが別人になり替わっていたのではないかという考えをビョンマンに伝え…。

スルビがホテルを脱出したことで、クムファグループは危機に直面していた。ミンジュンはスルビを捜そうとするが、スルビを物として扱う父親と対立してしまう。一方、スグァンがミョンソンという偽名を使って働く市場を訪れたスルビだったが、そこでトラブルばかり起こす。見かねたスグァンはスルビを追いやるが、結局行く当てもなく戻ってきてしまう。挙げ句の果てには借金取りにまで捕まり、売り飛ばされそうになるのだが…

どうにか借金取りから逃れることに成功したスルビとスグァン。参考人として警察署に連れていかれるが、スルビには身分証もなければ、記憶を失ったふりをしていてどこから来たのかも分からない。しかたなくスルビを連れて帰るスグァンだが、スルビの不思議な言動に疑問を抱くようになる。そこでスグァンは、初めてスルビと会ったクムファホテルへ向かうことに。そこでスルビの行方を追う捜索チームに見つかったスグァンは窮地に陥る。しかしミンジュンと再会し…

スルビの存在を隠し通せないと思ったミンジュンは、婚約者であるジャンギョンに別れを告げる。ところが、ジャンギョンが偶然スグァンの姿を目撃したことで、スグァンが生きていることが知れ渡ってしまう。一方、スグァンの役に立ちたいスルビは店を手伝うことに。張り切るスルビだが、同業者に目を付けられ騒ぎを起こしてしまう事態に。堪忍袋の緒が切れ相手の店に乗り込むスルビだが、ひょんなことから別のトラブルに巻き込まれてしまい…

スルビが組織から追われていると知ったワン室長は、追っ手を遠ざけるためにスルビは釜山にいるとうそをつく。しかしタイミング悪く、スルビとスグァンも釜山へ向かっていた。そんな中、サムジュンは病院にいる父親に会いに行きスルビが逃げたことを告げる。父親の言葉を聞いたことで、サムジュンはスルビを捜すことをやめ、ミスに対する態度も変える。しかしそれを知ったミンジュンは反発し、絶対にスルビを見つけると言い放つ。

スグァンに危険が迫っていると感じたスルビは、記憶をたぐり寄せ居場所を見つける。しかし、デシクに捕まりスグァンと共に監禁されてしまう。この全てを計画していたのは、スルビの能力を知りたがっていたドンシクだった。どうにか脱出した２人だが、スグァンはスルビに不思議な力があると確信するように。そんな中、スルビのネックレスを奪ったデシクが異様な姿で市場に現れる。市場の人々もスルビの不思議な力に気付き始め…

ミンジュンを尾行したジャンギョンは、ついにスルビの存在に気付く。スルビについて問い詰めるジャンギョンだが、ミンジュンは何も答えない。一方、スグァンを訪ねてきたコは、スルビのネックレスを見て驚きを隠せずにいた。思いが通じ合い幸せな日々を過ごしていたスルビとスグァン。スルビへのプロポーズを計画するスグァンだったが、母の死とスルビの能力に関係があると気付き、クムファホテルへ乗り込み…

ワン室長にお金を借り、スグァンの家を出ようとするスルビ。しかしデシクの提案に乗り、占い店で能力を使いお金を稼ぐことにする。それを知ったスグァンは激怒し、とうとうスルビはクムファホテルに帰ることを決心する。しかしサムジュンはスルビが戻ることを許さず、ミンジュンと対立することに。更にスルビの母は娘のことを忘れており、外の世界へ飛び出したことを後悔したスルビは涙を流す。そんな中、スグァンはスルビと一緒に行った教会でのことを思い出す。