死を覚悟したユ会長がリタに伝えたかったこと、それは金庫に隠されていたICレコーダーに記録されていた。

チサンらは、リタに危険が及んだことを受けて、彼女の飲料水に鎮静剤が混入されていたことを突き止める。

変わり果てたヒョヌの姿を目にしたチサンは、ジェウクの家に乗り込む。ジェウクはリタの身に危険が迫っていることをほのめかし…。

紛争が続くコチェニア共和国で働くチサン。彼はヴァンパイア・ウイルスに感染した両親の間に生まれた純血のヴァンパイアだった。

少女を助けたことを母に打ち明けたチサン。そんな中、敵の一味が迫り、ついに母も殺されてしまう。

リタの手術を見かね急遽手術室に入ったチサンは、見事な手腕を見せて、その場にいた医師たちを驚かせる。

チサンは血への欲求を抑える抑制剤を服用していたが、薬がすり替えられていたことが判明。

チサンは謎の男たちに襲われ、薬剤を注射される。それは、チサンを自分の味方に引き入れたいジェウクが計画したことだったが…。

緊急肝移植を必要とする患者がテミンがん病院に移送される。脳死ドナーの肝臓を摘出するため、リタと共に大学病院へ向かったチサン。

ヒョヌは、注射の影響で化学物質に対するチサンの抵抗力が高まったことを興奮ぎみに報告。

血に対する欲求を抑えることができなくなったチサン。感覚や運動能力まで低下するようになったと聞いたヒョヌは…。

リタと共に済州島のセミナーに参加したチサン。翌日、彼はかつて野犬から少女を救った森に足を延ばすが…。

リタが済州島から戻って以来自分を避けていることが気になるチサンは、リタの親友スウンからリタの両親の死因を聞き出す。

チサンは病院を辞めることを決意し、ジェウクに打ち明ける。そんな中、悪寒を訴えていた患者ジァボクが大量出血を起こす。

ジェウクから特殊血液をもらったチサンは、自分は摂取せずにヒョヌにそれを渡す。ヒョヌはすぐに成分の分析に取りかかる。

リタの脳裏からは恐ろしい姿に変身したチサンの姿が離れず、悶々とするばかり。その頃、21A病棟では異常事態が増えていた。

かつてリタを助けた少年がチサンであったことを彼自身の口から知らされ、リタは幸せを感じる。

ギジュンの部屋でユンジュと撮った写真を見つけたギョンスクは、2人が本当に別れているのか確かめにスンジョンの自宅を訪ねる。

スジンはスンジョンに悩みを打ち明けるが、母親の心強い言葉を聞いて迷いを吹っ切る。

ギジュンとユンジュがレストランで食事をしているところに偶然鉢合わせたギョンスクは、ユンジュの顔に水をかける。

ユンジュを守るためには自分が姿を消すべきだと考えたギジュンは、会社を辞めて海外へ行くことを決意する。

ギジュンが自分には何も言わずにアフリカに向かったことを知ったギョンスクは、その場に倒れて病院に運ばれる。

ハワイから戻ったヘリンに破談の意思を告げられたソンジュンは、考え直してほしいと伝えるが、ヘリンの意思は変わらなかった。

2年後、アフリカから一時帰国したギジュンは、公園で偶然ユンジュと再会する。息子たちを不幸にしたことですっかり変わったギョンスク。

ウノの店で新メニュー品評会が開催され、審査員のソリ、テジュ、ガンシムはダルボンの豆腐ステーキを選ぶ。

ガンシムが謹慎処分を受けたことについてスンボンから問い詰められたテジュ。釈明するためスンボンの元を訪れ…。

スンボンの机から、末期ガンの患者も飲む鎮痛剤を見つけたガンジェ。自分が勤める第一病院で検査を受けるように勧めるが…。

会長に呼び出されたテジュは、ソリがガンシム発案のプロジェクトを気に入り、その間ガンシムを借りたいとの提案を受ける。

会社の広告塔であるソリの写真撮影に付き合うガンシム。ソリの嫌がらせで撮影が危ぶまれるが、必死の説得で無事再開。

チャ家で暮らすと決めたガンジェが心配なスングムたちに対し、騒ぎを収めたいスンボンは、スングムに強く当たってしまう。