韓国ドラマ 『千万回愛してます』完全攻略ガイド〜家族への愛の誓い
傾いた家計を助けるため、ウンニムは大学を休学してアルバイトに励んでいました。まもなく父の会社は倒産。同時に父も倒れ、手術が必要となります。手を尽くしても誰も頼れる人はなく、どこを叩いても金はありません。絶望していると一人の女性が、声をかけてきました。八方塞がりの中、ウンニムは重大な決断をします。
ウンニムの実母は亡くなり、父はその後、再婚しました。継母エランは連れ子のナンジョンばかり可愛がり、懐かないウンニムには愛情を持ってくれません。末っ子のウンジョンが生まれても、少しもその態度は変わりませんでした。ナンジョンもウンニムを妹というよりライバルのように見ていて、何かと張り合ってきます。
父の会社の経営が、ここのところうまくいきません。ウンニムは指折りの名門大学に通っていましたが、家計を助けるため休学して遊園地でバイトしています。たまに大学に行くと、友人たちがまぶしく見えました。男子学生からも声をかけられることがありますが、今のウンニムは恋する時間もなければ気持ちの余裕もありません。
継母エランがバイト先にまで来て、金の工面してくれと頼んできました。父の会社は危機的状態にありましたが、ついに会社は倒産。父は会社で倒れてしまいます。これからどうしたらいいか、一家は病院で途方に暮れるばかり。ウンニムは亡き母の祖母も訪ねますが、とうとうお金のことを口にすることはできませんでした。
叔母にも借金を頼みますが、ここも家を担保に借金をしていて断られます。父には腎臓移植が必要で、家族は検査を行います。ナンジョンが適合者でしたが、「身体に跡が残る」と手術を怖がって提供を拒否。そうなると、さらに大きな金が必要になります。そこに一人の女性が近寄ってきました。ウンニムに代理母の道を勧めます。
ウンニムに出会い、愛を捧げるガンホ。演じるチョン・ギョウンは、このドラマで一躍、人気者となりました。「俳優はトキメくことが大事だと思う。今、僕はトキメキを感じている」とノっていると告白。05年にモデルから俳優に転身して以来、自分と似ている役は初めて。無理せず、安心して演じられるのがいいと言っています。
ハンサムで、長身で、マナーよし。もともとはホテルマン志望だっただけに、リュ・ジンの容貌はいつでもパーフェクトです。エリートや財閥御曹司がいわば彼の当たり役で、俳優としてのキャリアは15年を越えました。しかし本人は「容貌が邪魔して、できる役柄が限られてしまう」というのが悩みの種。なんとも贅沢な悩みです。
コミカルでどこか安心感を与えてくれるキム家の長男チョルを、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のキム・ヒチョルが演じています。実は彼は先に俳優としてデビューしていて、一時は両立が難しく歌はやめて演技に専念したいとも思っていました。今やメンバーの顔を見ると胸が熱くなるほど、自分を支えてくれるグループに感謝しています。
ペク家のお祖母さま役でピンクのスーツの似合うサ・ミジャは、共演する「若手俳優らが熱心に演技する姿を見るにつけ、ほほえましく感じる」と話しています。「特にキム・ヒチョルは歌手だと思ったが、演技者として大成する可能性が十分」と大絶賛。60年代から半世紀もの間、何人もの俳優を見てきたからこその言葉でしょう。
ドラマの撮影中、保健学博士学位を受けた俳優がいました。トッポッキを売るお祖母さん役のイ・ジュシル。脱北青少年のための寄宿学校で、彼らと生活をともにしながら研究を続けてきました。研究内容と共に「年齢にも関わらず、研究に取り組む姿勢」がウォングァン大学に評価され、学位が授与されることになりました。
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