韓国ドラマ 「サマービーチ!海辺へ行こう」攻略ガイド〜ようこそ! 海岸の小さな宿(ソラ荘)便り
あるコーチとケンカしたばっかりに、ソラは友人から渡された航空券を無くしてしまいます。そのコーチ、水泳の指導に向いてないとかでクビになり、スポーツセンターに辞表を提出して来たところだったよう。とはいえ航空券は無いし、お祖父ちゃんが倒れたという知らせも入ってきたもんで、ソラは涙を飲んでソラ荘に戻りました。いつになったら留学できるだろう…落ち込むソラが食堂でバイトをしていると、ある日、見覚えのある顔が!
テプンを厳しくしごき、時には励ましてくれるレスキューの仲間。イケメンで個性的な俳優たちが演じています。絶対笑わないクールな救助隊長のキム・ヒョクを演じるのは、パク・ジェフン。彼は『ロッキーホラーショー』などの舞台に立つミュージカル俳優で、最近、元レスリング選手と結婚したばかり。その隊長を尊敬するパク・ジェヒョン役には、「私の息遣い」のキム・ジョンウク。甘い笑顔で人気上昇中。またテプンの大学の後輩のソ・ヨンジン役には、元アイドル・グループ“テサジャ”のバク・ジュンソク。昨年は映画『パズル』に主演しました。
「天国の階段」で大ブレイクしたイ・ワンの主演作として、映画『狼の誘惑』のイ・チョンアとSHINHWAのチョンジンのドラマデビュー作として、このドラマは放映前から話題が沸騰。自然と出演俳優の熱気も上がりました。特に海上救援隊員たちの厳しい訓練シーンは、実際に俳優たちが熱演。そのために負傷者が続出。隊長役のパク・ジェフンは演技に熱中する余り、肩を脱臼したのも気付かなかったそう。ソラ役のイ・チョンアは誰よりも海に飛び込むシーンが多い上、連日の徹夜撮影が重なって途中でダウン。点滴を打ちながら、演じ続けました。
親は財閥グループを率いる会長、兄は親の期待を背負っているけれど、弟は反抗的。2人は異母兄弟ながら、同じ女性を愛してしまう…韓国ドラマではポピュラーなこの設定。がこのドラマの特徴は、主人公がなるべくラクして生きたいお気楽劣等生ということ。そのくせ、いつか父に認められたいと願っています。そしてヒロインには、祖父という頼りがいのある家族がいます。釣り付きで世話好き、テプンや色々な人がこの人の魅力に引かれていきます。たっぶりした体格そのものの懐の深さ。“お祖父ちゃん”はこのドラマのもう一人の主役と言えそう。
このドラマの舞台となった東海(トンヘ)は、ソウルの東に位置する江原道にある都市。海岸は遠浅の白い砂浜と、韓国で最も水が澄んでいることで知られています。海辺は夏になると、ハンピアリゾートのような高級ホテルや、ソラ荘のような小さな宿や民宿の他、オートキャンプ場が海水浴客でにぎわいます。古代にはこの海岸線にクジラが多く生息していたことから、鯨化石博物館も建てられました。ソウルからは自動車で3時間半、飛行機で1時間ほど。昼間ソウルで会議をしていたテプンが、夜には東海のビーチでソラとデートするのも十分可能ですね。