韓国ドラマ 韓国ドラマ 「神様、お願い」完全攻略ガイド〜ただ今、放送中!「神様、お願い」通信
ドラマ「マドリードの思い出」のスペインロケに、俳優のキム・チョンハはヘアメイク担当のジャギョンも同行させていました。チョンハはラブシーンを前に、ジャギョンに演技のアドバイスを求めます。撮影が始まり、チョンハは熱い演技をして周囲を圧倒しますが、最も驚いたのは、ジャギョン。プライベートではチョンハの恋人だったからです。撮影後、2人が揃って街を歩いている姿を何人かに見られ、闘牛場でジャギョンが失神した光景も、ある人が目撃していました。
誰もが知りたい放送局の裏側
全85話!時代劇では珍しい回数ではありませんが、現代の家族や恋愛を描くドラマとしては異例の回数です。「神様、お願い」は当初は全50話が予定されていましたが、視聴率が20%を超えて60回に、30%で75回に延長されました。回を追うごとに視聴率が上昇した理由は、ニュースキャスターと人気俳優という放送局の表の顔と、ふだんは見られない裏方のメイクアップ・アーティストの仕事ぶり。そんな放送局の内側を描写しているからでしょう。
複雑な家族関係、しかし愛は確かなもの
実の母を知らず養父に育てられ、養父が再婚した継母に苦しめられるジャギョン。両親が亡くなって、妹を生んだ継母と暮らすワンモ。全く性格の異なる双子のイリとイェリ、ジャギョンの恋人チョンハはイリとイェリの叔父…。登場人物の家族関係は、一見、とても複雑です。しかしこれは社会の縮図のようなもの。意外な人どうしが知り合いだったり、反目していたり。そんな中で友情や愛を見つけ出すジャギョンに共感するファンが続出したそう。
主要な配役に、全て新人を起用
シナリオ作家のイム・ソンハンが、長年、暖めてきたストーリーだけに配役にこだわりました。親の世代を演じる俳優にハン・ヘスクやイ・ボヒらベテラン陣を揃え、主人公にはあえて新人をキャスティング。ジャギョン役のユン・ジョンヒは元ミス・コリアの京畿道代表で、ワンモ役のイ・テグンとともに本格的なドラマ出演は初めて。チョンハ役のチョ・ヨヌはドラマ「オールイン」で日本のヤクザを演じましたが、主要な役はここで掴みました。
番組内で、特別なファンサービス
回を追うごとに、熱烈な「神様、お願い」ファンが生まれてきました。それに応えるためにテレビ局が考えたのが、ファンの名前をドラマの中に登場させること。毎回、セリフの中で2、3名の名前が主役たちの友人としてあげられています。ある回では、過去にお見合いをした相手として10名以上のファンの名前が呼ばれました。選ばれたのは、番組サイトに熱心に投稿してくる人たち。新しいかたちのファンサービスとして注目されています。