韓国ドラマ『がんばれ！クムスン』完全攻略ガイド〜泣くな！めげるな！強くなれ！クムスン
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一家を取り仕切るのは祖母。長男は亡くなり、嫁は孫娘クムスンを置いて出ていってしまったため、祖母が育てるしかありませんでした。次男は金銭問題を抱えていますが、嫁(クムスンの叔母)はしっかりもの。娘クマの教育に熱心で、教師になる日を願っています。クムスンは下宿人チョンワンに夢中で、これから先が思いやられるばかり。
真面目一本の公務員の父、世間体ばかり気にする母。ごく普通の家族ですが、長男は銀行員になったものの父の顔色ばかり見て小粒。それに反して次男は定職につかずモデルになりたいと言いだす始末。期待をかけている三男は家から離れ、大学生活をエンジョイしすぎている様子。母の心配の中心は、息子たちがどんな嫁を連れてくるか。
親一人、子一人の家庭。母ミジャはシングル・マザーで、必死に息子ジェヒを育ててきました。今や、彼女の全てをかけた息子が医者になり、ミジャ自身も美容界で成功。美容室の経営も順調で、ひと安心というところです。しかし親子の会話は少なくなり、息子がどんなことを考えているか、何を悩んでいるか母は全く知りません。
チャン博士とヨンオクは再婚どうし。2人は外国で知り合い、結婚しました。チャン博士の連れ子ウンジェと、継母のヨンオクとの仲は、なかなかうち解けません。ウンジェは父にはどこか裏切られたような気分。ヨンオクもウンジェの気持ちを理解し遠慮気味です。ウンジェは早く家を出て、好きな人と結婚したいと考えています。
チリチリパーマで赤ん坊をおぶったクムスンを、『朱蒙』のソソノと同じ女優さんが演じてるとは!! ハン・ヘジンは美人女優のイメージが強いですが、初主演ドラマ『あなたは星』でKBS演技大賞で新人賞に輝いた演技派。号泣の余り鼻水を流したり、流行遅れの服を着こなすのはお手の物。しかしこのドラマ出演中に、「次作は正反対のキャラに挑みたい。時代劇もやりたい」とホンネを明かして、その言葉の通り『朱蒙』にキャスティングされました。
クムスンの夫チョンワン役のイ・ハンは、なんとキム・ナムギルの改名前の姿。98年にKBSの『学校』でデビューしましたが、鳴かず飛ばず。舞台で経験を積んで、再びMBCの公開採用試験を受験。一番で合格しましたが、まもなく交通事故で半年入院し同期より活動が遅れました。『がんばれ！クムスン』で役を得た時は夢みたいと興奮したそうです。08年に現在の芸名に変え、『善徳女王』で大ブレイク、最も注目されている俳優です。
ヤン・ミギョンといえば、『チャングムの誓い』のハン尚宮。あまりにもそのイメージが強くなってしまったため、ハン尚宮と似た気丈で厳しい先生の役ばかり声がかかり、「もうハンサン宮ではありません！」と宣言したくてこのドラマを選んだそう。とは言うものの、チャングムのライバル女医役だったイ・セウンが、ここでは義理の娘ウンジュに。チャングムの友人モキボ女官役のチェ・ジャヘは、クムスンの従姉妹クマを演じています。
『がんばれ！クムスン』の原題は、『強くなれ！クムスン』。これは朝鮮戦争時代に誕生した歌謡曲と同名で、恋人と別れたクムスンが、試練の中でも力強く生きていくという詞が人々を力づけました。62年には歌詞の内容に合わせたストーリーで初めて映画化され、02年にはペ・ドゥナ主演の『頑張れ！グムスン』が制作されました。童顔のペ・ドゥナが、赤ん坊をおんぶする姿が衝撃的でした。舞台化もされています。
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