韓国ドラマ 「ルル姫」完全攻略ガイド〜完璧な王子と結ばれる方法
- 結婚式を前にしたジェギョンから、ヒスは相談をもちかけられます。彼女は恋人がいるから、親の決めた政略結婚はどうしてもしたくない。彼の待つイギリスに発つというのです。花嫁のフリをさせられたヒスは、ワケも分からず結婚式場から逃げ出しました。地下駐車場に出るとヒスは一台の車に激突。一瞬気を失うと追っ手はすぐそこに。とっさにその男の車に乗り込み難を逃れますが、花婿は友人が花嫁を奪い去ったと誤解して、大騒ぎに。
- ヒスはジェギョンの恋人に会うことになりました。家を訪ねると、なんと出てきたのはウジン。ジェギョンは結婚をフイにしてまでウジンを信じていたのに、ウジンは「ストーカー女にウンザリ」という返事。親友が遊ばれたと知ってヒスは激怒、ウジンを尾行します。ある女性と会っている現場に乗り込み、ウジンに恋人のように振る舞いますが、その女性は全く平気な顔。彼女は投資家で、ウジンの会社への投資の話をしている最中でした。
- ヒスのせいで大事な契約がダメになったと言われ、ヒスはウジンに呼び出されては、工事現場やゴルフ場に駆けつけるハメに。とうとうキャディ姿でいるところをコ会長に見つかり、ヒスは外出禁止を命ぜられます。落ち込むヒスを、チャノが救います。自分の誕生パーティに、ヒスも出席して欲しいとコ会長に頼んでくれたのでした。チャノはウジンにヒスについてあれこれ相談。当日、テーブルを囲んだのはチャノとヒス、そしてウジンでした。
- チャノより先に牛島にやってきたヒスとウジンは、その晩、嵐に遭います。逃げ込んだ小屋に閉じこめられてしまうと、ヒスの様子がおかしいことにウジンは気がつきます。ヒスは幼い時に義兄ソンに閉じこめられたトラウマがあり、極端に闇や狭いところを怖れていました。今も眠る時は灯りは消せないほど。ウジンはヒスの気をなんとか落ち着けようと、話をし続けました。いつしかヒスは、ウジンの肩に寄り添って寝息を立てていました。
- ヒスは同時に2つの愛に出会います。プレイボーイのウジンと、弟のようなチャノ。ウジンは数々の女性を相手にしてだけあって、言葉に魅力があり令嬢ヒスを工事現場に呼んだり、キャディさえさせます。いざとなればヒスを真心でトラウマから救う。そのタイミングの読み方は絶妙です。だけどライバルが多くて、今後の苦労は必至。一方チャノはヒスを励ます役。コ会長にヒスの外出禁止を解くよう自分の誕生日を理由に頼んだり、性格の悪いソンに抵抗してくれます。彼の難点は、ずっと姉弟として過ごしてきたので、恋人になるには切り替えは難しそう。
- “ルル姫”とは、気高くで美しく、性格はおっとりした、おとぎ話に出てくるようなお姫さまのこと。ヒスは現代の姫“セレブ”として、毎回ファッションでも夢の世界を見せてくれます。あるパーティのシーンでは、約1億3000万ウォンのダイヤのイヤリング、約1億5000万ウォンの時計を身につけています。(ぜひ、見つけ出して下さい!)セレブのドラマということで、毎回、有名ブランドからの衣装やアクセサリーの提供の申し出が殺到。キム・ジョンウンがその中からヒスにあったものをひとつひとつ丁寧に選び出し、キャラクターを作り上げていきました。
- ヒスのキャラクターとおとぎ話のようなストーリーが気に入って、キム・ジョンウンはドラマの企画段階から、このドラマに参加しています。「キレイで可愛らしいヒスがウジンと出会って、隠れていた冒険心が現れてくる」そんなところが気に入っているそう。「ルル姫」と並び、彼女の代表作で思い出されるのが「パリの恋人」。「パリの恋人」のテヨンは何も持たないけれど、小さなことに幸せを感じる人。「ルル姫」のヒスは多くのものを持っているけれど、足りないものが大きすぎて、実は何も持っていないのも同じ。「でも二人の共通点は、純粋な魂の持ち主」と彼女は分析しています。
- ヒスをいじめる義兄ソン役は、映画『猟奇的な彼女』や2003年制作の「恋人」のイ・スンウ。彼は今回の悪役のために7キロ減量し、シャープな印象を作りました。一番効果が出たのは目つき。 周囲から睨まないでくれと言われ本人は満足気だったそう。ウジンをサポートしたり、裏切ったりと忙しい投資家キム・ユミ役は、チョン・ソヨン。チョン・ジュノとの共演は、映画『俺も行く』に続き今回が2回目。理知的なイメージで「ファッション70's」や「王と私」とトレンディドラマから時代劇まで活躍しています。大学で日本文学を専攻し日本語が得意とのこと。